現役力士と一緒に「どすこいゴミ拾い」!? 江の島海岸でおこなわれているユニークな活動とは?

高根枝里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「サステナ*デイズ」。“子どものあした 大人のきょう”をテーマに、子どもたちが安心して暮らせる未来のために、「SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)」の考えを軸にした“新しい毎日”を提案します。

10月28日(木)の放送は、番組で制作した絵本「みんなのうみ」と、神奈川県・江の島のNPO法人「海さくら」のゴミ拾い活動を紹介しました。

番組で制作した絵本「みんなのうみ」を紹介するパーソナリティの高根枝里



「サステナ*デイズ」では、2015年9月に国連サミットで採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」の“17の目標”に真摯に取り組む、さまざまな企業の事業活動を応援するとともに、社会変革のアクションをサポートしながら、私たちが等身大でできるさりげないサステナブル生活のヒントを探っていきます。

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番組では、2020年から「子どもたちと一緒に安心してくらせる未来を絵本にしよう!」というキャッチコピーのもと、「SDGs絵本プロジェクト『みんなのうみ』」企画を進行してきました。「SDGs」の14番目の目標である「海の豊かさを守ろう」をテーマに、子どもたちが大好きな“海”を大切にする気持ちを絵に描いてもらい、応募で集まった絵から1冊の絵本を作成していく企画です。

このプロジェクトを通して、“SDGをもっと身近に感じてほしい”という番組の思いに賛同した日本製紙クレシア株式会社の協力のもと、1冊の絵本になりました。

高根:子どもたち一人ひとりの海の表現方法がまったく違うので、いろんな海を見ることができます。すごく素敵な絵本になっていると思います。

【「TOKYO FM『サステナ*デイズ』SDGs絵本プロジェクトsupported by 日本製紙クレシア」特設サイト】
入賞作品のギャラリー:https://www.tfm.co.jp/sustaina/minnanoumi/

――そんな“海”にまつわる絵本を制作した当番組では、毎月、海が大好きな子どもたちの声をお届けしています。今回、取材にご協力いただいたのは、「目指せ! 日本一楽しいゴミ拾い」をモットーに、 神奈川・江の島で16 年間、毎月ゴミ拾いの活動を続けているNPO 法人「海さくら」です。

高根:「海さくら」のWebサイトを拝見したのですが、本当に楽しそうです。ダンスをしながらゴミ拾いをしたり、参加者のファッションスナップが載っていたり。一番気になったのは「どすこいビーチクリーン」。現役のお相撲さんを招待して、ビーチをきれいにしたのちに安全な土俵をみんなで作って、お相撲さんと子どもたちによる相撲体験などを実施しているそうです。一体、どんな活動なのでしょうか?

――今回は、「海さくら」のゴミ拾いに5年にわたって毎回参加している、小学4年生のおとはちゃんとお母さんに、「江の島に流れついているゴミ」について伺いました。

■おとはちゃん(小学校4年生)
タバコがいっぱいありました。他にはプラスチックのかけらとか、ガラスとか、注射器の針とかが落ちていました。ゴミ拾いをするようになってから、いろんな学校のお友達ができて、インスタ(Instagram)などで情報をもらったりして環境の勉強ができています。拾ったゴミを(インスタに)アップしたりすると「いいね」がいっぱいきました。「どすこいビーチクリーン」では、お相撲さんが来てくれて、お相撲さんに抱っこしてもらいました。

■おとはちゃんのお母さん
ゴミ拾いに参加するうちに知り合いやお友達が増えて、今では毎月楽しみなイベントです。犬を飼っているので、犬のお散歩がてらゴミを拾ったり、「海さくら」での活動を通して、良いきっかけをいただいて、良い体験もたくさんさせていただいて本当に感謝しています。コロナになってからは、マスクやウエットティッシュなどのゴミがすごく増えました。マスクのゴムに海の生き物が絡まってしまうこともあると思うので(それが心配です)。

高根:おとはちゃん、お母さんありがとうございます。小学4年のおとはちゃんは、インスタに拾ったゴミの画像をアップしているとのことで、お友達との楽しいやり取りのなかで、真実をシェアしているのはすごいですね。子どもの頃からこのような体験をしていると、大人になったときに、すごく広い視野で物事を捉えられるんだろうな、なんて思いました。

――続いて、「海さくら」代表・古澤純一郎さんに「ゴミ拾いイベント」への思いを伺いました。

古澤:私たちは、月に1回を基本としたゴミ拾いをおこなっています。去年のコロナ禍では、2ヵ月連続で朝のゴミ拾いをおこなっていきました。とにかく江の島がまだまだ汚いので、江の島の海をきれいにするために、私たちにできることをしています。

ちなみに、“海のゴミ”というと「海に落ちたゴミ」「海に遊びに来た人が置いていったゴミ」と思われがちですが、7割〜8割が川や街からやってくるんです。そうなると、やはり街の人たちにも知ってほしいことがたくさんあるので、「楽しい」をテーマにゴミ拾いをおこなっています。

たとえば、お相撲さんを海岸にお呼びして、お子さんとお相撲さんが一緒に遊ぶ「どすこいビーチクリーン」や、音楽が鳴っている間はひたすらダンスをして、音楽が止まるとゴミを拾う「ダンスdeゴミ拾い」など、すごくシンプルですが、体を動かして元気になるようなイベントをおこなっています。

高根:古澤さん、ありがとうございます。なんてクリエイティブなゴミ拾いなんでしょう! 一定のルールを設けると、楽しくなるのかもしれないですね。

江の島の「海さくら」では、「目指せ! 日本一楽しいゴミ拾い」をモットーに体験・体感を大切にしたさまざまな活動をおこなっています。詳しくは公式Webサイトをご確認ください。

??この日の放送は音声アーカイブ「AuDee(オーディー)」でも配信中です。

<番組概要>
番組名:サステナ*デイズ
放送日時:毎週木曜 11:30〜13:00
パーソナリティ:高根枝里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/sustaina/

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