「この発明がなければ、その後のいろんな名曲が生まれていない」GRANRODEO・e-ZUKAがポリスのギターテクニックを解説

ロックユニット“GRANRODEO”のボーカル・KISHOW(谷山紀章)とギタリスト・e-ZUKA(飯塚昌明)がパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「GRANRODEOのまだまだハートに火をつけて」。11月23日(火・祝)の放送は、放送日当日にデビューから丸16年を迎え、17年目に突入したGRANRODEOが、「勤労感謝の日」にちなんで“ねぎらい”をテーマにお気に入りの楽曲をセレクトしました。


(左から)KISHOW、e-ZUKA



【KISHOWが選ぶ“ねぎらい”を感じる1曲:「やわらかな夜」(orange pekoe)】

KISHOWがセレクトしたのは、20代後半に聴いていたという男女ユニット・orange pekoe(オレンジ・ペコー)の楽曲です。

KISHOW:僕はちょっと“柔らかい気持ちになって欲しい”というか。家に疲れて帰ってきて、自分なり他人でもいいですが、「まぁまぁ……(ゆっくり休んで)」っていう。暖炉があって、温かいホットミルクとかスープを飲んで、そこで一緒にこの曲を聴く。2002年ぐらいだったと思うんですけど、その頃によく聴いていた曲です。orange pekoeのライブにも一度だけ足を運んだことがあって、とてもいいライブだった思い出があります。

――ここで、「やわらかな夜」(orange pekoe)をオンエア。

KISHOW:本当に“やわらかな夜”ですね。

e-ZUKA:いいですね!

KISHOW:よく聴いてたなぁ。(Vo.ナガシマトモコさんの)声が無理してなくていい。こういう曲を歌うときって、(自分だったら)もっとクセをつけたくなるけど、改めて聴くと、とても自然に歌われているなって。何もストレスがなくていいですね。これはいいチョイスだったかもしれない。

e-ZUKA:いいねぇ。(GRANRODEOでも)こういう曲を作ろうよ(笑)。

KISHOW:ハハハハ。それは、ヅカさんの気分次第ですよ(笑)。

【e-ZUKAが選ぶ“ねぎらい”を感じる1曲:「Every Breath You Take」(ポリス)】

e-ZUKAは、GRANRODEOの活動歴が16年になったということから、当時16歳だった1983年に聴いて衝撃を受けたポリスの曲を選びました。

e-ZUKA:『Synchronicity』っていうアルバムが出たんですよ。

KISHOW:83年なんですね。

e-ZUKA:そう、83年。ポリスがすごく好きだったんです。アンディ・サマーズ(Gt.)のギターすべてが革新的で、白人がレゲエのエッセンスを取り入れていて、目新しかったのもあるんですけど、アンディ・サマーズのギター自体がすごく新しかったんですよ。

KISHOW:ほうほう。

e-ZUKA:空間系と言いますかね。例えば、普通に……(ギターでコードを弾いて)Bmというコードがあったとして、アンディ・サマーズは(同じコードで跳ねたカッティングで弾いて)こういう感じのかっこいい弾き方をする。

KISHOW:あぁー、ポリスっぽい!

さらにe-ZUKAは、ポリスの大ヒット曲「Message In A Bottle(邦題:孤独のメッセージ)」のイントロを例に、コードをアルペジオにしたときに“9th”の音を付け加えて弾く“add9thコード”を多用したことが「ポリスっぽさになっている」と紹介します。

e-ZUKA:これからかけたい曲は「Every Breath You Take(邦題:見つめていたい)」なんだけど、この曲は“循環コード”といって、昔のオールディーズとかでもよくある……。

と、ギターで“C-Am-F-G”のコード進行を弾くe-ZUKA。すると、次第に「Stand by Me」のイントロのようになり……。

e-ZUKA:“♪When the night”……って(笑)

KISHOW:あぁまぁ、そっちにいくね(笑)。

e-ZUKA:これをアルペジオで弾いても、普通だったら……。

ギターで、C-Am-F-Gの循環コードをスタンダードなアルペジオで弾くe-ZUKA。

e-ZUKA:だけどポリスは(9thの音を加えてアルペジオを弾きながら)add9thが入る。この発明がなければ、その後のいろんな名曲が生まれていないんですよ。

KISHOW:そうなんだ。

e-ZUKA:だって、普通のコードが、これ(add9thコードを入れる)だけでかっこよくなっちゃうんだもん。

――ここで、「Every Breath You Take」(ポリス)オンエア。

e-ZUKA:うーん、やっぱりすごいですね。

KISHOW:そうね〜。

ちなみに、e-ZUKAがセレクトした「Every Breath You Take」の歌詞について、こんなエピソードも!

e-ZUKA:(邦題が)「見つめていたい」だから、「お前をずっと見てるよ」って、僕がKISHOWに宛てて言っているような、そんなニュアンスもあるのかなと思って。

KISHOW:そんなことをよく言えますね(笑)。

e-ZUKA:それで、(歌詞の)和訳を……。

KISHOW:あぁ(和訳を)見たんですね、どうでした?

e-ZUKA:スティング(ポリスのBa./Vo.)が離婚するときの歌だった。

KISHOW:バカヤロー(笑)!

e-ZUKA:ハハハハ(笑)!

KISHOW:俺たちは解散しねーぞ(笑)。

e-ZUKA:だから、離婚しないように気をつけないと(笑)。

KISHOW:そうね(笑)。

e-ZUKA:しかもこの曲って、結婚式でよく歌われているらしいです(笑)。なので、気をつけてください。

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聴取期限 2021年12月1日(水)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:GRANRODEOのまだまだハートに火をつけて
パーソナリティ:GRANRODEO(KISHOW、e-ZUKA)
放送日時:火曜21:00〜21:30
番組Webサイト:http://mv-sp.gsj.bz/view.page/menu/program/gr/mada2/top

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