秋元康が語る「夢を追うために必要なこと」

秋元康が語る「夢を追うために必要なこと」

秋元康が語る「夢を追うために必要なこと」

秋元康さんが、12月10日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。パーソナリティのとーやま校長、あしざわ教頭とともに、「夢のために高校を辞めても大丈夫だと思いますか?」という男子リスナーの相談に乗りました。



このリスナーは現在高校2年生の17歳。小1の頃から漫画家を目指しているといいます。ですがテストや宿題で絵を描く時間がとれず、今から専門学校に転校したほうがいいのかと悩んでいます。



とーやま校長:このことは、親には相談してるの?

リスナー:親にも相談したんですけど聞いてもらえなくて。それで喧嘩しちゃって家出をしたりもして。今は実家近くのお祖母ちゃんの家で暮らしてます。

とーやま校長:じゃあ、最近は親とは顔も合わせてないんだ?

リスナー:顔も合わせてないですし、声も聞いてないですね

とーやま校長:不安は不安なんだよな?

リスナー:そうですね。夢のために学校とかを振り切っちゃって、「もし失敗したらその先どうなっちゃうんだろう」と。今のまま学校に通って安定した道を選んだほうがいいのかな、っていう不安ですね。

とーやま校長:秋元先生、いかがですか?

秋元:別に安定した道を進む必要もないし、人生は一度きりだからやりたいことをやったほうがいいとは思うんだけども……。
これは僕の経験なんですけど、僕は大学付属高校だったんで高校から大学へそのまま行きましたけど、たまたまラジオに投稿したのがきっかけで高校2年で放送作家になったんですね。高校3年のときには、もうレギュラー番組を7本持ってたんですよ。
だから大学の授業にはほとんど出ないで放送作家の仕事をしていたんですが、今考えると「急がなくても良かったな」と思うの。そのときにしかできないことをやったほうがいいんじゃないかな、という気がする。もちろん「漫画が描きたい!」って気持ちもわかるけど、高校生のそのときにしかできないこと、そのときにしか見ることができないもの……そういうものをやっていったほうが、のちに漫画を描く上でその経験がいっぱい使えるようになる気がするんだよね。そう思わない? どう?

リスナー:そうですね……。

秋元:今は時間を全部使って漫画を描きたい気持ちがあるかもしれないけど、高校2年でしょ? もっと他の色んなものを見たり色んなことをしたほうが、漫画家になるためにもいい気がするけどな。

とーやま校長:今、秋元先生からの言葉を聞いて、率直にどういうことを感じた?

リスナー:今、学校に行けなくて後悔することも多々あったので、「急がなくてもいいのかな」とはやっぱり思いますね。

秋元:夢は絶対に諦めないほうがいいよ。それは別に安定するために高校に行くんじゃなくて、夢に行くまでにもっと遠回りをしたほうがいいんだよね。そうすると、足腰の筋肉が付くじゃない? だから、『できるだけ遠回りして夢を追いかけなさい』ってことじゃないかな。

リスナー:……なるほど。

秋元:高校2年でやりたいことがあるなんて、すごくラッキーだと思うんだよね。普通はなかなか見つからないよね。それはすごく素敵なことだと思うから、それは全力で行けばいいと思うけども。そのために“高校を辞めなきゃいけない”とか、“安定した道を捨てなきゃいけない”とか、そんなに頑張っちゃう必要はないと思う。「高校に行かなくちゃいけない!」と言っているのではなくて、もっと色々見たほうがいいと思うな。

とーやま校長:うん……今、この場でこれからを決めるってわけでもないから。秋元先生の言葉をいただいて、受け取ったままの気持ちでいいと思うし。また明日になったら、また何か違うものが見えてくるかもしれない。それで決めていけばいいんじゃないかな?

リスナー:そうですね。

あしざわ教頭:「高校=安定」って決めつけなくていいんじゃない?

秋元:そうね。“高校を辞めたから漫画が描ける”とか、“高校を辞めたから時間ができる”ってことでもないと思うんだよね。だから、もっとエネルギーを蓄えて突っ走ったほうがいいような気がするけどな。

とーやま校長:あとは、親とも距離ができちゃってるから。

リスナー:そうですね。もう深い溝が……。

秋元:でもね、親は最終的には“自分の子供の笑う顔”を想像するんだって。だから、どんなに揉めようが何しようが、自分の子供が笑った顔に近づくにはどうしたらいいかを考える。きっと最後は漫画家になることを許してくれると思うし、やりたいと思っていることを「頑張れ」って言ってくれると思うよ。ただ、“どれだけ真剣か”をもっと話したほうがいい。でも結論を急ごうとすると、親は「もっと考えなさい」って言っちゃうと思うんだよね。

とーやま校長:今の正直な気持ちを聞かせてくれる?

リスナー:そうですね。もちろん夢も追いたいし、学校も居心地がいいし、親のところにも帰りたいし。もっと視野を広く持たないといけないかな、と思います。



この日の放送で、秋元康さんが企画・監修する新たなプロジェクト「きみのこえがききたい。」が発表されました。番組と秋元さんがタッグを組み、ラジオドラマの主人公を発掘していきます。詳細は当プロジェクトの特設サイト(https://www.tfm.co.jp/lock/kimikoe/)でご確認ください。


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聴取期限 2018年12月18日(火)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:とーやま校長、あしざわ教頭
放送日時:月〜木曜 22:00〜23:55・金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト ⇒ http://www.tfm.co.jp/lock/

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