GRANRODEO・KISHOW「ヘンテコだし、幅広いし、面白い!」最新アルバム『Question』をセルフ解説!

ロックユニット“GRANRODEO”のボーカル・KISHOW(谷山紀章)とギタリスト・e-ZUKA(飯塚昌明)がパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「GRANRODEOのまだまだハートに火をつけて」。3月22日(火)は、番組放送翌日にリリースとなったGRANRODEO最新アルバム『Question』収録曲を1曲ずつセルフ解説しました。


(左から)KISHOW、e-ZUKA



◆2曲目「Question Time」

KISHOW:このアルバムの1曲目は「FAQ」というインストゥルメンタルから始まって、2曲目が「Question Time」です。とても面白い曲ですよね。今までのGRANRODEOの毛色にはなかったものかなぁ。

e-ZUKA:ボカロPが作りそうな曲。YOASOBIさんとか、Adoさんとかね。最近、流行っているような感じを取り入れてみました。だから早くライブでやりたいですね、ギターを弾いていても楽しいんですよ。

◆3曲目「時計回りのトルク」

KISHOW:これは、すごくカッチョいい曲だと思いますね。笑いの要素一切ナシの真面目な……シャレが通じない曲です(笑)。系譜でいうと「背徳の鼓動」とかと被るんですけど。

e-ZUKA:(キーの)低いところから、高いところまで。(主題歌になった映画「文豪ストレイドッグス BEAST」劇中での)善と悪、明と暗、白と黒、ジキルとハイドの2役みたいな。二重人格的な曲になります。

◆4曲目「カミモホトケモ」

KISHOW:アニメ「最遊記」シリーズは、もう5年前になるか。2回目のタイアップになりますが、(1回目の)「move on! イバラミチ」もすごく好きだったけど、「カミモホトケモ」もとてもいい。e-ZUKAさんも兼ねてから「売れそうな曲」って言っていたけど、僕もすごくそう思っていました。好きですね。ただ、(ライブで)歌ってみて、歌いづらいことに初めて気付きました(笑)。

◆5曲目「恋はハチャメチャ」

KISHOW:なんでしょうね……温泉地とかで、ディナーショーみたいなことをやらせてもらえるんだったら歌いたい。(歌詞は)僕もそろそろ中年なんで“中高年以後の恋愛”みたいな……うん(笑)。実際はスタジオで録ってるんですが、本当にスナックで歌っている気分でした。

e-ZUKA:(曲の)最後は、フェードアウトして音がだんだん小さくなっていくんですよ。で、きーやん(KISHOW)がずっと「ペペロンチーノ!」とか「ベサメムーチョ!」とか言ってる。ベサメムーチョなんて“たくさんキスして”っていう意味ですからね(笑)。ちなみに、僕が唯一知ってるスペイン語が「cenicero, por favor(セニセロ ポルファボール)!」なんですけど、“灰皿をください”っていう意味です(笑)。

◆6曲目「Scorn」

KISHOW:GRANRODEO史上、最高音を使っているのかなぁ。2番の“♪嘲り蔑み(あざけりさげすみ)”っていうところが高いですね(笑)。シャウトでそのキーは出していたかもしれないけど、歌でそのキーを使うのは、たぶん初めてじゃないかな? 本当に「ケンシロウかよ!」って(笑)。

サンタナばりのラテンロック「恋はハチャメチャ」から、強烈なヘヴィメタルカラーの「Scorn」へのギャップも「Question」の聴きどころだとKISHOWは言います。

KISHOW:面白いよね。「どんなバンドだ!?」っていう(笑)。インタビューでも、「『Question』はどういうアルバムですか?」って聞かれときに、「今までGRANRODEOが培ってきた音楽の“振り幅の広さ”が出てるんじゃないか」って再三言っているんですけど、まさに5曲目、6曲目のことですね(笑)。

◆7曲目「思い通りじゃなくても」

KISHOW:この曲は、今の(コロナ禍の)ご時世にふさわしい曲なので、アルバムに入れないわけがないなと。メロディとかも本当にシンプルでいい曲ですね。

e-ZUKA:これはね、本当に一発録り的な感じでした。ギター(のトラックをもう)1本重ねているんですけども、もう全員でドラム、ベース、ギターを演奏しました。普通はパートごとにブースを分けてアンプを鳴らしているんですけど、この曲は(ブースの)扉を開けて、全部(音が)被った状態で2回録って、2回目を採用しました。そういうロックンロールな感じが出ているんじゃないかなと思います。

◆8曲目「セツナの愛」

KISHOW:皆さん、(同曲がタイアップしたアニメ「文豪ストレイドッグス」のなかでの)宮野真守くんが演じる太宰治と、僕が演じる中原中也の2人組・双黒の関係性が、どうやらファンの皆さんはお好きなようで。“まさに、それを歌詞できーやんは書いてくれたんじゃないのか!?”って、(原作やアニメのファンが)すごく前向きな捉え方をしてくれて。それを知って以降、僕は「その通り!」って言っているんですけど(笑)。

e-ZUKA:(イントロの)“♪オッオオッオ”っていうのを(作曲の)フックにした記憶がありますね。頭にも出てきてサビにも出てくる、みたいな。やっぱり「文豪ストレイドッグス」って“カッコよさ”“オシャレ感”があるじゃないですか。だから、ハード(ロック)のなかにもどうにかオシャレなところを入れたいなと。

◆9曲目「情熱は覚えている」

KISHOW:(シリーズを通じてタイアップを担当している)「バキ」は、もうヘヴィネス。とにかく“一発の重み!”みたいなね。それが大好きですね。PVもトップクラスに好きです。

また、ボーカリストとしては、インドらしさを意識した“メロディーを揺らす歌い方”やサビで続くハイトーンに、非常にテクニックを要求されたそうです。

e-ZUKA:「バキ」だからね、血管が浮き上がるぐらいの(キーが高くて苦しい)感じでいかないと、納得できないっていうのがある(笑)。

◆10曲目「Treasure Pleasure」

KISHOW:これも愉快なロックですね。血沸き肉躍るというか、なんかアッパー。“陰にこもって闘志を燃やす”というよりは、もう外に出て「よっしゃ、わっしょい!」「行ったれぃ!」みたいなノリ。

e-ZUKA:(格闘アニメ「バキ」シリーズの主題歌なので)力強さもありながら、遊びも入れられる感じだったので、今回はファンキーな感じでやってみました。

◆11曲目「Give me your eyes」

KISHOW:GRANRODEO流“80年代風ジャパメタ”ですね。“あんたの目玉をちょうだいよ”っていう怖いタイトルですけども(笑)。なんとなくBOWWOWさんとか、洋楽で言うとホワイトスネイクっぽさがあるのかな?

e-ZUKA:あとはジャーニーの「Separate Ways」とかね。もういいんです! 全部入れて(笑)。

KISHOW:聴きどころは最後の最後のロングトーンシャウト。もう実名で言いますけど、人見元基さんっぽくなりました。意識して歌ったら、ちょっと“ぽく”なったのですごくうれしかった(笑)。

◆12曲目「BEFORE the DAWN」

e-ZUKA:(タイトルを直訳すると“夜明け前”ですが)やっぱり“(コロナ禍が)明けなかった”っていうことですね(笑)。だから「ついに、ツアーに出れるぞ!」っていう意味を込めて、これを最後に入れたいなと思いました。“頑張ってきた甲斐があった!”みたいなことをちょっと言いたかったんですよね。

KISHOW:この曲はアウトロがとても長いのが印象的で。なんか、最後の最後が不協和音っていうか、不安な音で終わるでしょ? そこが、それ自体にクエスチョンが付いているような(イメージが)ね。“夜明け……前?”っていう(笑)。

e-ZUKA:”明け……るの?”

KISHOW:みたいな(笑)。そういうコンセプトが図らずともついてしまったね。

バラエティに富み、あらゆる音楽を横断して制作されたアルバム『Question』は、現在開催中の全国ツアーへの期待も高まる充実した内容になりました。

KISHOW:やっぱり、ヘンテコだし、幅広いし、面白いアルバムかな。本当に自信を持って、いろんな人に聴いていただきたいなと思います!

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聴取期限 2022年3月30日(水)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:GRANRODEOのまだまだハートに火をつけて
パーソナリティ:GRANRODEO(KISHOW、e-ZUKA)
放送日時:火曜21:00〜21:30
番組Webサイト:http://mv-sp.gsj.bz/view.page/menu/program/gr/mada2/top

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