「マイクロソフト製品すべてを扱う唯一の日本人」エバンジェリスト西脇資哲が指南! いま“知ってもらいたい製品”とは?

笹川友里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DIGITAL VORN Future Pix」。この番組では、デジタルシーンのフロントランナーをゲストに迎え、私たちを待ち受ける未来の社会について話を伺っていきます。4月2日(土)の放送は、日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員・エバンジェリストの西脇資哲(にしわき・もとあき)さんをゲストに迎え、お届けしました。


西脇資哲さん


◆もっと知ってほしいマイクロソフトの製品

西脇さんは、岐阜県の小さなシステム会社でプログラマーとしてモニター画面に向き合う日々を過ごしつつ、プレゼン技術の研究に尽力。1996年に日本オラクル株式会社に入社し、プロダクトマーケティング業務を経験。その後、IT業界屈指のプレゼンターとして頭角を現します。2009年にマイクロソフト株式会社(現・日本マイクロソフト株式会社)に入社後、マイクロソフト製品すべてを扱う唯一の日本人エバンジェリストとして活躍。2014年より業務執行役員に就任し、手腕を発揮しています。

肩書きである“エバンジェリスト(伝導者)”とは「人にものを伝える仕事」と西脇さん。そして、人に伝えたことによって「その物事が広がっていかなければいけない」と語ります。

また、“マイクロソフト製品すべてを扱う唯一の日本人エバンジェリスト”として活躍していますが、「マイクロソフトの製品はカウントできないぐらいある」と笑います。例えば、「Minecraft(マインクラフト)」や「Microsoft Flight Simulator(マイクロソフト フライト シミュレーター)」といったゲームをはじめ、さまざまなサービスを“B to C(Business to Consumer)”で展開しています。

一方で“B to B(Business to Business)”の製品も数多く存在します。例えば、飛行機に搭乗する際のチェックイン機やコンビニエンスストアのレジ、新幹線の予約窓口でオペレーターが操作している機器などは「すべてマイクロソフトのWindowsで動いている」と強調。「仕事を支えている部分や、裏方に回って社会や経済を支えている製品が、実はものすごく多い」と声を大にします。

そうした数ある製品のなかで、西脇さんが「もっと知ってもらいたい」と力を込めたのは、セキュリティ関連のサービス。「もっと使っていただければ、安心・安全になるのに、と思う。セキュリティ面は、意識が低いと“ま、いっか”と先延ばしにしてしまい、何か起きてしまってから“まずい……”と気付く事例が多い。そうなる前にということで、さまざまなサービスを提供しているので、もっと知ってほしい」と力説します。

◆長引くコロナ禍で、ビデオ会議ツールが躍進

次に、長引くコロナ禍によるユーザーの変化について尋ねると、リモートワークの需要が増えたことによって「ビデオ会議のサービスは、とんでもないぐらいに(利用者数が)向上し、ご指示をいただいている」と実感を語ります。

ビデオ会議といえば、「Zoom」などのツールが多くの人に知られていますが、マイクロソフトでは「Microsoft Teams(チームズ)」を展開。「全世界では、毎日1億数千万人がアクセスするぐらいになっているので、企業向けビデオ会議ソリューションとしては、デファクトスタンダード(事実上の標準)になっていると思う」と胸を張ります。

さらには、「『Zoom』やそのほかのサービスを使っても全然大丈夫なんですけど、やはり生産性を高めたり、仕事を上手に、かつ効率的に進めるためには、企業のシステムと統合されていないといけないので、我々のほうが(企業さまに)たくさんご指名いただくことが多い」と強みを語りました。

◆コミュニケーション能力を向上するコツ

西脇さんは、日本マイクロソフトの業務執行役員だけでなく、日本デジタルトランスフォーメーション推進協会やITビジネスコミュニケーション協会といった団体で、ITを世に広めるための活動やエアモビリティ(空飛ぶクルマ)を日本に広めるための活動、さらには、京都大学 iPS細胞研究所のコミュニケーションアドバイザーを務めるなど、幅広い分野で活躍しています。

エバンジェリストとして、より多くの人にものを伝えるためにも「相手とのコミュニケーションの質を上げて仲間に引き寄せなければならないので、“相手の懐に入るにはどうすればいいか”を常に意識している」と話します。

パーソナリティ笹川がコミュニケーション能力を向上するコツを問うと、西脇さんは「双方向のコミュニケーション」と回答。「コミュニケーションは双方向でなければならない。(自分が話したことについて)相手から反応をもらわなければならないので、相手が反応しやすくなるように、こっちから持っていかなければいけない」と補足します。

また、4月は新学期・新生活のシーズン。新たな人と出会う機会の多い人たちに向けて、「“自分のことをもっと知ってほしい”“もっと相手に伝えたい”という一心でアピールすると向こうからの反応をもらいづらいので、『相手側(の立場)に立ってください』ということを常に言っている」とのアドバイスも。

最後に、コロナ禍において働き方や生活様式が大きく変容し、身体的・精神的・社会的に良好な状態を意味する“well-being(ウェルビーイング)”という概念が叫ばれるなか、「より心地よく生きて、より人生を豊かにするためにITを活用してほしい。この2年間で人生の目標や豊かさ、幸せ、健康などについて見つめ直すことができたので、ここにITを使おうと。マイクロソフト、そしてIT業界は、そのために何ができるかということを考え始めているので、(今後の展開に)期待していただきたい」と前を向いていました。

次回4月9日(土)の放送は、医療ヘルスケアテックの株式会社ミナカラ ファウンダー 取締役の喜納信也(きな・しんや)さんをゲストに迎えてお届けします。ミナカラのサービスや薬局、医療のDXの現状と未来についてなど、貴重な話が聴けるかも!? どうぞお楽しみに!

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聴取期限 2022年4月10日(日) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:DIGITAL VORN Future Pix
放送日時:毎週土曜 20:00〜20:30
パーソナリティ:笹川友里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/podcasts/futurepix/

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