2001年以前の“瓦屋根”は要注意!? 「台風」がくる前に確認しておくべきポイントは?

手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「防災FRONT LINE」。4月16日(土)の放送では、「台風シーズンがくる前の、家の瓦対策」について取り上げました。


※写真はイメージです



台風シーズンは7月〜10月ですが、4月15日(金)に小笠原諸島に接近した台風1号のように、4月でも日本に接近したり上陸する台風が発生する可能性があるため、今からでも台風に備える心構えを持つことが大切です。

瓦屋根の住宅は、地震だけでなく台風でも被害が出る恐れがあります。記憶に新しいのは、2019年に千葉県を中心に大きな被害が出た「令和元年房総半島台風(=2019年台風15号)」です。千葉県内だけで、全壊426戸、半壊4,486戸、一部損壊76,319戸もの家屋が被害に遭い、国土交通省によると、その約8 割が瓦屋根だったという調査結果も出ています。

この台風での被害を踏まえて、2022年1月から新築の建物で瓦を使用する際には“すべての瓦を固定する”ということが義務化されました。

今までの瓦屋根は、1つおきや部分的に釘やビスなどを使って固定していたため、固定されていない瓦が地震や台風などの強風で飛ばされたり、落下したりすることで二次被害につながる懸念がありました。そこで原則として、すべての瓦をねじや釘でしっかり固定して、ズレやゆるみのないようにすることが義務付けられたのです。

しかし、これは原則として新築の建物が対象なので、2001年より前に建てられた瓦屋根の建物で、2001年以降に屋根の修繕がされていなかったり、瓦のずれや浮き上がりなどで著しく破損している場合には、一度専門家に相談しましょう。

瓦屋根にお住まいの方で“うちは大丈夫だろうか?”と不安に思われた方は、台風シーズン前に瓦屋根の耐風診断を受けたり、耐風改修工事をおこなうのも1つの手段です。国土交通省では、2021年から「住宅・建築物安全ストック形成事業」をおこなっています。この事業は、人口が集中している地区や地域防災計画などで公共団体が指定する地区を対象に、瓦屋根の耐風診断と耐風改修工事に補助金を出しています。

詳しくは、お住いの地域、区市町村に確認してみてください。

<番組概要>
番組名:防災FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25〜8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/bousai/

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