出会って2ヵ月で婚約、4ヵ月で結婚…小曽根真「お互いわからないまま飛び込んで…」妻・神野三鈴から教わったこととは?


小曽根真さん、住吉美紀


住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。“プロフェッショナルの素顔に迫る”をテーマに、各界で活躍されている素敵な方をゲストに迎えて話を伺うコーナー「Blue Ocean Professional supported by あきゅらいず」。

8月8日(月)のゲストは、ジャズピアニストの小曽根真さん。今回の放送では、妻で女優の神野三鈴さんとの出会いや、小曽根さんが次世代を担う音楽家を世界に紹介するプロジェクト「From Ozone Till Dawn」について話してくれました。


小曽根真さん


世界的なアーティストを輩出するアメリカの「バークリー音楽大学」ジャズ作・編曲科を、1983年に首席で卒業。同年、日本人として初めて米コロムビア/CBSレコードと契約を結び、アルバム『OZONE』で全世界デビュー。2003年には「グラミー賞」にノミネートされます。

ソロライブのみならず、世界のトッププレイヤーとの共演や、自身のビッグ・バンド「No Name Horses」を率いてのツアーなど、ジャズの最前線で活躍をし続けています。


? Kazuyoshi Shimomura(AGENCE HIRATA)


◆妻・神野三鈴さんとの出会いで変わったこと

住吉:このコーナーではゲストの方に「人生の転機」を伺っています。小曽根さんの人生の転機は何でしょうか?

小曽根:やっぱり、僕の相棒の(神野)三鈴との出会いです。

住吉:奥さまとの出会いなんですね!

小曽根:僕は子どもの頃から音楽ばかりやらせてもらっていて、デビューも早く、“順風満帆”っていう言葉が合うくらい環境に恵まれていたんです。そうすると、どうしても関心が自分に向いている人間になってしまっていたんですね。

アーティストとしては、「次に自分が何をするか」を考えるのは大事なことですけど、(三鈴さんは)音楽を使って自分は何をして、何を届けるのかっていう、“届け先”に目を向けさせてくれた。要するに「人としてまともになれ」っていうこと(を教わったん)です(笑)。

住吉:それを三鈴さんが教えてくれたんですね! そもそもお2人の出会いは?

小曽根:阪神・淡路大震災がきっかけです。僕は神戸出身(兵庫県)で、彼女は鎌倉出身(神奈川県)なんですけれど、彼女が「神戸のためにチャリティーコンサートをやろう」ということで劇場を2日間借りて、いろいろな方を集めたんです。そこに僕も呼んでもらって出会いました。

住吉:そうなんですか! じゃあお仕事での出会いだったんですね。なぜ、小曽根さんを招こうと思われたんでしょうか?

小曽根:彼女は役者なので、役者やダンサーは呼んでいたのですが、「やっぱりミュージシャンが欲しい」と思っていたみたいです。彼女のお兄さんが、たまたま神戸のFM局で仕事をしていて、「小曽根さんだったら神戸のために何でもやってくれるんじゃない?」と(三鈴さんに助言したことがきっかけで)声をかけてもらいました。

住吉:へぇ〜! そのステージをきっかけに、すぐにお互いピンときたんですか?

小曽根:そうなんです。出会って2ヵ月で婚約して、4ヵ月で結婚したんです(笑)。だからお互いわからないまま飛び込んで。本当に感謝していますよ。

住吉:えぇ〜! 小曽根さんはパワフルにバーンといくタイプだというのは表に出ているのでわかるのですが、三鈴さんも?

小曽根:彼女の言葉を借りると「全然タイプじゃないのに、“この人と結婚するんだ”って思った」と言っていました。

住吉:そうなんですね。じゃあフィーリングが合ったんですね!

◆若手アーティストを支援する新プロジェクトを始動!

住吉:そんな神野三鈴さんと新たなプロジェクトを立ち上げられたそうですね?

小曽根:昨年から準備をしてきた「From Ozone Till Dawn」というものです。「From Dusk Till Dawn(夕暮れから夜明けまで)」という言葉を、ちょっともじったんです。「Ozone」というのは「オゾン層」であり、僕の名前の英語表記「Ozone」なんです。

住吉:アルファベット表記で「Ozone(小曽根)」は、「オゾン」読みになりますね。

小曽根:特にこのコロナ禍で、若い世代の音楽家は仕事がなくて大変でした。これから世に出ていこうとしていた人たちは、出鼻をくじかれるどころか、絶望的な景色を見ていたと思います。僕もたくさんの先輩音楽家の方々から、人前で演奏するチャンスを与えていただいたんですけれど、お客さんの前で演奏しないと磨かれないんですよね。うまくなるのは(演奏の技術面の練習で)1人でもできるんですけど、音楽をお客さんに届けるという作業がすごく大事で、自分をさらけ出していくプロセスが必要なんです。

願わくば大きなステージで、「お客さんに対して自分が責任を取る」というステージを、「僕らが提供していけないか」と考えました。メンバーは10人程度と数は少ないのですが、「若手のジャズミュージシャンを世の中にご紹介していこう」というプロジェクトを立ち上げました。

住吉:私は(小曽根さんが)若い2人のピアニストと共演したステージを拝見して、本当に素晴らしいなと思いました。小曽根さんが若い方のそれぞれの良さを紹介して、それぞれのソロもあり、みんなで演奏する楽曲もあって……。“小曽根塾”のようでした。「同じ楽器同士の交流もできるんだな」って。

小曽根:聴いていただいて「素晴らしい」と思ってもらえる演奏は、みんなできるんですよ。だけど、素晴らしい感性を持ったお客さんの前で自分をさらけ出すことは、アーティストにとっては何にも代えられない、大事なものなんですよね。

これからの時代を担う若い音楽家たちに「オーディエンスとの出会いの場所を創りたい」という思いで小曽根さんが立ち上げたプロジェクト「From Ozone Till Dawn」



◆「Blue Note Tokyo」でライブ開催!

住吉:小曽根さんは8月10日(水)、11日(木・祝)に、東京・南青山のジャズクラブ「ブルーノート東京」でのライブを控えています。「From Ozone Till Dawn」のメンバーも参加されるそうですね?

小曽根:今回は2日間で、微妙にメンバーが違います。1日目、2日目でメンバーが半分くらい違うので、「From Ozone Till Dawn」のメンバーが勢ぞろいする感じですね。

住吉:同じ曲をやっても、違うものになりそうですね!
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「MAKOTO OZONE "From OZONE till Dawn in club" Part 6 "The Launch"」の公演詳細は公式サイトをご確認ください。

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聴取期限 2022年8月16日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月〜金曜9:00〜11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/
特設サイト:https://www.tfm.co.jp/bo/aky/

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