「日本の方々の姿勢は…」“日本語歌唱”に挑戦した「上を向いて歩こう」収録秘話、セバスチャン・イザンバールが明かす


セバスチャン・イザンバールさん、住吉美紀



住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。“プロフェッショナルの素顔に迫る”をテーマに、各界で活躍されている素敵な方々をゲストに迎えて話を伺うコーナー「Blue Ocean Professional supported by あきゅらいず」。

9月26日(月)のゲストは、多国籍ボーカルグループ「IL DIVO(イル・ディーヴォ)」のフランス人メンバー、セバスチャン・イザンバールさん。5年ぶりのソロアルバム『FROM SEB WITH LOVE(フロム・セブ・ウィズ・ラヴ)』を9月28日(水)にリリースするセバスチャンさんが、同作に込めた思いを語りました。

セバスチャン・イザンバールさん



イル・ディーヴォは2004年、4人組ボーカルグループとしてイギリスでデビュー。メンバーはアメリカ、フランス、スイス、スペイン出身という、国際色豊かな4人で構成されています。これまでのアルバムトータルセールスは全世界で2,600万枚以上を記録し、ワールド・ツアーも4回にわたって実施。また、来日公演も頻繁におこなっています。

住吉:昨日9月25日(日)に日本に着いたそうです。楽しいことは、すでにされましたか?

セバスチャン:プロモーションの仕事をして少し散歩をして、美容院でヘアカットをしましたね。日本の髪の毛の切り方がすごく好きで、日本に来たら美容院に行こうと思っていました。そのあとはファミリーマートでご飯を買いました。

住吉:すごく素敵な髪型です! イル・ディーヴォとしては、今年の3月に4年ぶり7回目の来日公演をされています。実は、このコンサートは2021年12月に新型コロナウイルスで亡くなられた(スペイン出身の)メンバー、カルロス・マリンさんへの追悼を込めた特別なコンサートだったんですよね。セバスチャンさんの音楽キャリアのなかでも、カルロスさんが亡くなったことはすごく大きなターニングポイントになったと伺っています。

セバスチャン:18年ほど友人だったカルロスを亡くして本当につらかったけれど、同時に命は当たり前にあるものじゃないし、毎日が大事で、朝目覚められることがどんなに幸せなことかを実感することができました。

日本でも(東日本大震災では)津波がありましたし、自分はマリブの家を山火事でなくしてしまった経験があります。人生というのは、いつも挑戦を投げかけてくるし、つらいことも多いけれど、歌で元気をずっと届けたい気持ちです。

9月28日(水)にリリースするアルバムでは(坂本九さんの楽曲)「上を向いて歩こう」を収めました。日本の方々はいつも僕のインスピレーションになっていて、「つらくても必ず前を向いて歩こう」というその姿勢は、自分にとってインスパイアされる源です。

セバスチャン・イザンバールさん



◆「上を向いて歩こう」カバーに込めた思い

住吉:セバスチャンさんは5年ぶりのニューアルバム『フロム・セブ・ウィズ・ラヴ』を完成されました。どんなアルバムにしたいという思いがありましたか?

セバスチャン:来年50歳になるので、「自分を象徴するアルバムを作ろう」という思いが出発点でした。その意味でも、少しジャジーな要素を入れました。みんなも踊って歌えるような曲を入れたいと思いましたし、世界で大変なことが起きている時期なので喜び、笑い、ダンス、そしてクリスマスにも楽しめる要素をお届けしたい、という思いを全部詰め込んでいます。

住吉:このソロアルバムは、いろいろな曲が入っているカバーアルバムとなっています。今日の番組では「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」をかけようと思いますが、実は日本語で歌っていらっしゃるんですよね。練習は、いっぱいしましたか?

セバスチャン:幸いなことにレコード会社が発音の面でもいろいろ手伝ってくれて、作曲をされた中村八大(なかむら・はちだい)さんの息子さん・中村力丸(なかむら・りきまる)さんから、歌詞の内容がどういう意味かを記した手紙を受け取ることができました。その意味を込めて(心から)歌いましたが、日本語は聞くほど簡単には発音できないと思いましたね。

住吉:すごく日本語がおきれいでした。ネイティブが聞いても気持ちがいいですし、一緒に歌いたくなる、誘い込む歌い方ですよね。

セバスチャン:美紀さんはいいセールスパーソンですね(笑)。みんなが知っている曲だから難しかったのですが、「一緒に歌ってほしい」という思いがありました。

住吉:普段から日本語は勉強されているのですか?

セバスチャン:いいえ。ライブで日本に来るたびに一生懸命、耳で聞いて覚えています。

住吉:2023年1月末には、コンサートで来日予定があるそうですが、改めて今回のアルバムは、本当にバリエーションに富んだカバーアルバムですよね。

エディット・ピアフの「LA VIE EN ROSE (ラ・ヴィ・アン・ローズ)」(バラ色の人生)、ブルーノ・マーズの「UPTOWN FUNK(アップタウン・ファンク)」などもカバーされていて、面白いセクレションだと感じました。どうやって選曲をされたのでしょうか?

セバスチャン:「ラ・ヴィ・アン・ローズ」は、フランスのルーツを入れたくて選びました。他にもクラシックナンバーでみんなが好きな「LET’S FALL IN LOVE(レッツ・フォール・イン・ラヴ)」や、「HAVE I TOLD YOU LATELY(ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー)」、「SORRY SEEMS TO BE THE HARDEST WORD(悲しみのバラード)」などを入れました。

オリジナル曲の「I DO(アイ・ドゥ)」は、プロポーズ曲です。実際にニューヨークで彼女にプロポーズをしたんですよ。アイススケートリンクでスケートをしながら、彼女に「この曲をヘッドフォンで聴いて」と聴いてもらったのがこの曲です。膝をついて指輪を差し出したのですが、指輪が小さすぎて2人で笑ってしまいました(笑)。

住吉:答えはイエスだったのでしょうか?

セバスチャン:はい。幸運でした。

住吉:おめでとうございます!

セバスチャン:ツアーでとびまわっているのでウエディングをいつにするかはまだ決められていないのですが、いずれ小さな結婚式を挙げたいです。

住吉:人生には悲しいこともありますが、嬉しいこともたくさんありますよね。

セバスチャン:そうですね。教訓や苦しみをたくさん投げかけてくるけれども、そのままにせず力に変え、何かを学び取ることが大事です。そこから知恵が生まれますし、やっぱり人生は楽しまないとね。

住吉:セバスチャンさんの来日イベントをお伝えします。9月28日(水)がHMV&BOOKS SHIBUYA、29日(木)に池袋・サンシャインシティの噴水広場でリリース記念イベントがあります。10月もイベントがあるそうですね?

セバスチャン:千葉でイベントをする予定ですので、詳細はホームページやSNSをご覧ください。ファンの方や新しく僕を知ってくれた方々と会うのを楽しみにしています。

セバスチャン・イザンバールさん



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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/
特設サイト:https://www.tfm.co.jp/bo/aky/

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