国から「2,000円相当」の特典がもらえる!? いろんなメリットがある「節電プログラム」とは?

青木源太と足立梨花がパーソナリティをつとめ、暮らしに役立つ情報や気になるトピックを深掘りしていくTOKYO FMのラジオ番組「青木源太・足立梨花 Sunday Collection」(毎週日曜 7:30~7:55)。11月27日(日)の放送では、経済産業省 省エネルギー課長の稲邑拓馬(いなむら・たくま)さんに「“減らす・ずらす・切り替える”冬の省エネ・節電対策」をテーマに話を伺いました。


(左から)青木源太、稲邑拓馬さん、足立梨花



◆今年の冬、電力需給が「ひっ迫」する可能性は?

2022年3月22日(火)。東京電力エリアと東北電力エリアの電力需給がひっ迫したことを受け、政府が「電力需給ひっ迫警報」を発出、家庭や企業に節電を呼びかけました。発出された原因として、冬の寒い時期が終わり、発電所の補修点検を始める時期に入っている3月下旬にも関わらず、真冬並みの異例の寒さとなって需要が大幅に増えたこと、さらに、3月16日(水)に発生した福島県沖での地震の影響により、発電所が一部止まっていた状況が重なったことが挙げられます。

今年の冬も、政府は12月1日(木)から2023年3月末まで節電要請を出していますが、稲邑さんは「3月のときのように停電の恐れがあるようなひっ迫した状況になる可能性は低い、と今のところ想定している」と見解を示します。

しかし、そもそも日本は、石油や石炭、天然ガスなど、エネルギーの多くを輸入に頼っており、それらは限りあるエネルギー資源であるため、“省エネ”は常に心がけていきたいことです。また政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すことを宣言しており、「一人ひとりが省エネや節電に取り組んでいただきたい」と声を大にします。

そこで、今回のテーマでもある「減らす・ずらす・切り替える」を軸に、お財布にも地球環境にもやさしい省エネ・節電ライフを送るヒントを紐解いていきます。

◆「減らす」ポイント

冬の時期、家電製品のなかで1日の消費電力の割合が最も多いのは、部屋を暖めるエアコンです。次いで、冷蔵庫、給湯、照明、炊事ですが、エアコンを含む暖房器具は全体の3割以上を占めています。

エアコンにおいては、「フィルターの掃除はこまめにする」「厚手のカーテンを使用する(床まで届く長いカーテンだとなお良い)」「扇風機を併用して、暖まった空気を循環させる」などの省エネ対策ができます。

ちなみに、フィルターを月に1~2回掃除すると、年間で約990円、暖房を使用する時間を1日1時間短縮すると、年間で約1,260円の節約になるそう。また、エアコンの室外機の吹き出し口に物を置くと、冷暖房の効果が下がってしまうため「そのようなところにも注意していただければ」と補足します。

◆「ずらす」ポイント

この場合の“ずらす”は、電気を使う時間帯をずらすことです。冬になると、午後5時~9時頃にかけて家庭での電気使用量が増えます。しかも、冬は日照時間が短いため、夕方の早い時間から太陽光発電の出力も少なくなります。そのため稲邑さんは、「この時間帯の電気消費量を抑えるためにも、節電にご協力いただければ」と言います。

◆「切り替える」のポイント

3つ目は、ほかの方法に“切り替える”。例えば、「電気の消費量を減らすために、ガスや石油を使う」「消費電力の小さい機器に替える」「省エネ型製品へ買い替える」などです。

ちなみに、家電製品をはじめとする近年のエネルギー消費機器は、電気の利用効率が大幅に向上しているため、「機器を購入する際に、省エネ型の製品を選択することが家庭の省エネにつながる」と稲邑さん。例えば、冷蔵庫は10年前の製品と比べると約39%~46%、40型テレビは10年前と比べて約42%の省エネになります。ほかにも、電球をLEDランプにすると、一般電球の約86%の省エネとなります。

◆経産省の新たな取り組み「節電プログラム」とは?

さらに、経済産業省では、少しでも多くの方や企業に電気の効率的な使用に取り組んでもらうべく、小売電気事業者などが実施する「節電プログラム」への参加や登録を後押ししています。その内容は、12月31日(土)までに「節電プログラム」に参加を表明することで、国からプログラム参加特典として、家庭に2,000円相当、企業には20万円相当の特典が小売電気事業者などを通じて付与されるというもの。

節電プログラムとは、小売電気事業者などが電気利用者に対してタイムリーな節電要請をおこない、電気利用者が節電した量に応じて、電気利用料金の支払いなどに利用できるポイントなどの特典を付与する取り組みのことで、節電プログラムを実施している小売電気事業者と契約していれば参加できます。

また、「省エネポータルサイト」では、節電対策の方法や節電、省エネに関するさまざまな情報が紹介されています。稲邑さんは、「電力の需給状況は改善してきているものの、今年の冬も厳しい見通しです。無理のない範囲で節電にご協力をお願いします。また、日々の暮らしのなかで効率良くエネルギーを使う省エネにもご協力をお願いします!」と呼びかけました。

足立は、今回の話で「節電プログラム」のことを知り、「“なんてお得なプログラムがあるんだ!”と思った。これはやらないわけにはいかないですよね」と関心を寄せます。これには青木も、「参加を表明することで意識が変わりますからね」と同意。そして、「省エネ・節電対策をすることは、お財布にも地球環境にも良いことなので、このダブルのメリットがあるということを意識してやってみてほしい」と話していました。


(左から)青木源太、足立梨花



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<番組概要>
番組名:青木源太・足立梨花 Sunday Collection
放送日時:毎週日曜 7:30~7:55
パーソナリティ:青木源太、足立梨花
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/collection/

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