母のグラタン、ラーメン…支えてくれた「思い出の料理」は何ですか?

母のグラタン、ラーメン…支えてくれた「思い出の料理」は何ですか?

母のグラタン、ラーメン…支えてくれた「思い出の料理」は何ですか?

東京の声とシンクロするTOKYO FMの番組「シンクロのシティ」。ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、さまざまな人々に声をかけ、ひとつのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーとともに考えるのはパーソナリティの堀内貴之。2月25日(月)放送のテーマは「若い頃を支えてくれたあの一品」でした。学生時代や働き始めのひとり暮らし。お金があまりない時代、毎日支えられた「あの一品」……どんな人にもあるのではないでしょうか。今回はそんな食べ物と当時の思い出を、街の人に聞いてみました。

※写真はイメージです。



テーマ「若い頃を支えてくれたあの一品」

◆大学時代に先輩と食べた新宿のナポリタン
「大学生の頃、ちょっとお小遣いが入るとナポリタンを食べてました(笑)。ボリュームがあって、横にキャベツが添えられてて。同じ器にナポリタンとサラダが一緒に載っかってるので、それが魅力で。麺は太めですごくシンプル。ピーマンとベーコンとタマネギ。新宿駅の近くにあったお店なんですけども、今はもうないです。今は亡くなった2歳上の先輩といろんなこと話して、いろんなことを教えてもらったな、っていうのがね。将来のこととか、これからどんな職に就こうかとか、どんな人と恋愛してる?とか。あのときのナポリタンに似せて作ってみようともしました。スーパーで太麺パスタがあるとつい買ってしまって。当時の味にはなかなかできませんけど、昔の味ってやっぱり忘れられなくて」(60代/女性/主婦)

◆つらい時期を支えてくれたSEIYUのうな重
「25歳くらいのときに、『SEIYUのうな重』を買って、夜な夜な食べるのが好きだった。SEIYUのがベストだと思いますね(笑)。仕事を始めて3〜4年あたりのつらい時期だったと思います。やってもやっても前に行かない、そのうえ時間はないし上司にも焦らされるし、ほとんどやっつけ仕事になっちゃってましたね。若い頃からSEIYUのものを食べてましたので。国産のうな重で、当時は400円あればお釣りもあってベストでした! 30cmくらいの長さでね、中に入っているタレが美味しい! うなぎがなくなっても最後はタレだけでもご飯でイケるし(笑)」(52歳/男性/製造業)

◆マカロニグラタンはお母さんの味
「父を早くに亡くして、母は朝から働いて夜遅くに帰ってきてたんですけど、朝出かける前によく作ってくれてたのが、マカロニグラタンです! 学校から帰ってきて、それを温めて姉と弟3人で食べてました。私が中学生で弟が小4のときでした。ほかにはない味というか母の手作りの味に、つらいことがあっても安心しました。粉チーズじゃなくて角切りのチーズが中に入ってて、それをご飯にかけて食べたり。大きな鍋にいっぱい作ってくれました。私は今、当時の母の年齢は過ぎましたけど、今思えば大変だったんだろうなって感じますよ。なので、母を大切にしないとな!って思います」(50代/女性/公務員)

◆体力仕事の回復薬! ガッツリ系ラーメン
「東京・北区の神谷にある『ラーメン富士丸 神谷本店』のラーメンにすごく支えられましたね。すごくガッツリしたラーメン! 豚が載ってて、野菜がバーンって載ってて、ニンニクがガーンと載ってる(笑)。腹に直撃するラーメンですね。ボディブローをくらうようなラーメンです(笑)。舗装の会社で建物周りとかの仕事をしてたんですけど、真夏の日に、あまりにも狭くてクルマを入れられない坂の上まで砂利を載せた三輪車で一日中行ったり来たりしながら運んだときとかに、『今日は絶対食べるぞ!』って。胃袋とともに精神力を支えられたというところはありますね(笑)。回復薬みたいにとらえてたと思います。若い頃は楽しいこともいっぱいあるけど、つらいこともたくさんあったなって思いますね。思い出したら食べたくなっちゃった(笑)」(40代/男性/運送業)

◆仕送り生活を支えた毎日の豆腐
「私にとっては豆腐ですね。学生時代、仕送りだけで生活してたのでいつもお腹が減ってたんですけど、豆腐だけでお腹を膨らませてました。買ってきてそのまますぐに食べられますので、私にとってはこれ以上の食材はありませんでした(笑)。冬だと湯豆腐にしたり、麻婆豆腐にしたりとか。飽きたら、いろいろ味を変えて試してました。一丁50〜60円でしたね。毎日食べてたら飽きてくるんですけど、なんとか(笑)。当時は理科の教員になる勉強をしていてアルバイトをあまりやってなかったので、仕送りの中でやりくりするには食費を削るしかなかったので、そこはがんばってました。絹ごしが好きでしたね。木綿よりも絹ごしが。滑らかな舌触りがやっぱり(笑)。今でも好きで食べてます」(43歳/男性/会社員)

【蘇る思い出「食べたくなったなぁ」】
ある程度歳を重ねるとバランスの良い食事を心がけるものですが、若い頃はお金もない中「とにかくお腹いっぱいにしたい!」「好きなものを毎日食べたい!」と思いがち。そんな生活を支えてくれた思い出の一品は、どんな人も心当たりがあるようでした。話をしていくうちに次々と記憶が蘇ってきている様子が表情や口調から伺え、インタビュー後には「食べたくなったなぁ」「思い出させてくれてありがとう」という声も聞くことができました。

<番組概要>
番組名:シンクロのシティ
放送日時:毎週月〜木曜15:00〜16:50
パーソナリティ:堀内貴之
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/city/

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