“GW10連休”に専門家「日本経済だけが地盤沈下のリスク」

2019年ゴールデンウィークは最大「10連休」 日本のマーケットだけ地盤沈下のリスク

記事まとめ

  • 今年のゴールデンウィークは、皇太子さまの新天皇即位に伴い最大で10連休となる
  • 「マーケットに何が起きるのか不安」と三井住友アセットマネジメント宗正彰氏
  • 休診のケースもある医療業界への影響や、IT業界への影響も危惧している

“GW10連休”に専門家「日本経済だけが地盤沈下のリスク」

“GW10連休”に専門家「日本経済だけが地盤沈下のリスク」

“GW10連休”に専門家「日本経済だけが地盤沈下のリスク」

中西哲生がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。3月12日(火)放送の「追跡」のコーナーでは、三井住友アセットマネジメントの宗正彰さんに、今年のゴールデンウィーク(以下、GW)について、経済的観点で予測してもらいました。



皇太子さまの新天皇即位に伴い、最大で10連休となる今年のGW。日本取引所グループ(JPX)も、4月27日(土)〜5月6日(月・振休)まで10連休となります。

「初のケースで、マーケットに何が起きるのか不安」と率直な感想を口にする宗正さん。どんな業界にメリット、デメリットがあるのか。さらにはマーケットへの影響を聞かれることが多いそうです。

東京証券取引所をはじめとする取引所が10連休となるのは初だそう。しかし、海外の株式市場などは通常通り営業しているため、取引されています。
そのため、「日本が10連休の間、海外で何かが起きると、日本の投資家は日本のマーケットで投資行動が取れない」とのこと。多くの投資家はそこにリスクを感じ、「10連休に入る前に、持っている株や債権を売りに出すと見られる」と予想します。

そして、メリットが大きいと予想される業界として、旅行・観光業界を挙げます。そのほか、サービス業や小売業、さらには改元に合わせたセールや記念品発売などは「マーケティングとしては狙い目のタイミング」と話します。
加えて、今年10月からは消費増税を予定していることもあり、「駆け込み需要とタイミングが重なるので、さらに(需要が)盛り上がることが考えられる」と推測。

一方、デメリットについては「行政サービスの低下は避けられない」とコメント。また、連休中は休診のケースもある医療業界への影響に懸念を示します。さらに「ただでさえ、改元によるシステムの変更などで需要がひっ迫しているなか、これに消費増税も重なり、特にエンジニアの方は大変」とIT業界への影響も危惧していました。

また、4月末〜5月上旬は、アメリカで重要な経済指標が発表されるため、世界的なマーケットが動くタイミングでもあると解説。
日本においては、企業の前年度の決算報告は例年4月末に実施されています。これが10連休の影響で後ろ倒しとなり、さらには株主総会の実施もズレる可能性があることから、「企業の決算発表や株価に影響を与えることになる。日本のマーケットだけが、地盤沈下を起こしてしまうリスクがある」と話しました。


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聴取期限 2019年3月20日(水) AM 4:59 まで

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【番組概要】
番組名:クロノス
放送日時:毎週月〜金曜6:00〜8:55
パーソナリティ:中西哲生(月〜木)、速水健朗(金)
アシスタント:綿谷エリナ(月〜金)
番組Webサイト:http://www.jfn.co.jp/ch/

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