岸博幸氏が警鐘「働き方改革は“大人版ゆとり教育”」

高橋みなみラジオに岸博幸さんが登場 働き方改革は「『大人版・ゆとり教育』に近い」

記事まとめ

  • TOKYO FM番組「高橋みなみの『これから、何する?』」、1日の放送に岸博幸さんが登場
  • 働き方改革関連法について、岸さんは「『大人版・ゆとり教育』に近い」と話した
  • また相次ぐ商品の値上げについて「ある意味では当たり前のこと」とも見解を述べた

岸博幸氏が警鐘「働き方改革は“大人版ゆとり教育”」

岸博幸氏が警鐘「働き方改革は“大人版ゆとり教育”」

岸博幸氏が警鐘「働き方改革は“大人版ゆとり教育”」

高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。4月1日(月)の生放送は、慶應義塾大学大学院教授の岸博幸さんが登場。これからの働き方や物価の変化について教わりました。



この日、新元号「令和(れいわ)」が発表され、平成も残り1ヵ月となりました。新年度もスタートし、4月からは働き方にも変化が。いよいよ「働き方改革関連法」の一部が施行されます。

働き方改革関連法について、岸さんは「ひと言でいうと、残業して休暇も取らず、ずっと企業で働くというスタイルを変えること」と説明します。具体的には、労働者は年次有給休暇を年5日以上取得することが義務付けられ、残業時間の上限時間も厳しくなり、違反すると罰金が科せられます。

残業時間は月45時間が上限。特別な事情がある場合でも、月100時間未満と定められました。こうした制限には「決められた時間に成果を出す」という、労働者の生産性を上げようとする狙いがあると言います。

しかし、働き方改革として最初に残業規制をおこなったことに、警鐘を鳴らす岸さん。
「結局、増えた自由時間をどう活用するかが大事。この時間を使っていかに知識やスキルを上げるかを考えないと、逆にマイナスになる。ただ“遊ぶ時間が増えた!”と喜んでいるようでは厳しい。この働き方改革は『大人版・ゆとり教育』に近いところがある。働く側の意識がすごく大事です」との見解を示しました。

働き方改革と時を同じくして、4月からはさまざまな商品が値上がりします。一部の調味料や清涼飲料などが6〜10%値上げするほか、即席麺やアイスなども5〜6月以降に順次値上げされます。

この相次ぐ値上げの理由について、原材料の値上がりとともに、過去20年はデフレで何もなかったその反動だと言います。「デフレが終わりつつあるなか、ある意味では当たり前のことがようやく起き出した」とのこと。

一方で、岸さんは労働者の収入全体が大きく増えているわけではないことを問題視。「給料の上がり方はそこまで高くない。さらに10月には消費税増税もある。多くの方は生活が大変になるかも。そこは用心深く対応してほしい」と注意喚起していました。


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【番組概要】
番組名:高橋みなみの「これから、何する?」
放送日時:毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ:高橋みなみ
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/korenani
番組SNS:
LINE=@korenani
Twitter=@KoreNaniTFM
Instagram=korenanitfm

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