交通事故を未然に防ぐには? 自転車ライダーとドライバーの円滑なコミュニケーション方法

交通事故を未然に防ぐには? 自転車ライダーとドライバーの円滑なコミュニケーション方法

交通事故を未然に防ぐには? 自転車ライダーとドライバーの円滑なコミュニケーション方法

声優の野島裕史が、自転車をテーマにお届けしているTOKYO FMの番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。4月7日(日)の放送では、元プロ・ロードレーサーで、日本最大級のロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」大会ディレクターの栗村修さんと一緒に、リスナーから寄せられた質問にお答えしました。


栗村修さんと、野島(右)



★安全に車道を走るために必要な“ハンドサイン”と“会釈”
この日、紹介したリスナーの方からのお便りはこちら。

私は3年前までアメリカのメリーランド州に住んでいたのですが、アメリカでは車を運転している人にわかるように、手を使って右折・左折のサインを出しながら走っていました。日本ではあまり見たことがなく、車道を走っているロードバイクの人たちはどうやって車とコミュニケーションをとっているのか疑問に思っていました。
私は、いつも家の周りの坂を登ったり下ったりしているだけで、1人ではなかなか車道を走る勇気が出ません。日本は、アメリカに比べて道も狭いので怖いです。でも、長距離ライドはしてみたいので教えてください!(まぁれさん)

栗村:大切なご質問ですね。自転車で車道を走るというのは、交通社会のなかに身一つで出て行く行為にもなりますので、コミュニケーションが命と言っても過言ではないと思います。実は日本のサイクリストのみなさんも、手などを使ったハンドサインは頻繁におこなっています。まぁれさんが住んでいたアメリカに比べると、もともと日本人はジェスチャーが少ないですから、そういう印象を持たれたのかもしれませんね。アメリカの方は腕も長いですし、凄く目立ったんじゃないかな……と。

野島:そうかもしれないですね。

栗村:日本人は控えめなので目立たないのかもしれませんが、ハンドサインというのは凄く大事です。意識していただきたいのは、自分がドライバーになったとき、つまり、逆の立場での目線です。
自転車というのは、ドライバーから見ると速度が遅く、ときに障害物になっています。例えば、道が狭いと自転車を追い越せません。そういうときに、サイクリストが後ろにいる車の存在に気づいているか、いないかで、ドライバー側の心理というのは変わります。気づいてなさそうで塞がれていると思うと、人間ってイライラしてくるんですよね。

野島:そうですね。確かにドライバー側だと「気づいてよ……」という気持ちになります。

栗村:そんなとき、ハンドルを握ったままブレーキブラケットを握っている右手(の手のひら)を少し開いてあげる。片手運転にはならないレベルで大丈夫です。そうすると、ドライバー側は「(後ろから車がきていることに)気づいているんだ。でも、自転車で一生懸命走っていて、そこをまっすぐ走るしかない。そしたら、自分が待つしかないな」って思います。あとは、首をちょっとだけ右に向けて軽く会釈するとか。

野島:それ、僕もよくやります。

栗村:車の気配がして、後ろを見る必要はないんです。ただ、自分がちょっとせき止めているかなと思ったら、軽く首を右に向けて会釈する。安全を確保しないといけませんから、後ろを向く必要はありません。そういうちょっとしたハンドサインや、体を使ったコミュニケーションで、人の気持ちは変わります。

野島:なかなか車道に出る勇気がないということですが、このようにコミュニケーションをとれば、安全に車道を走ることができると思います。

さて、4月14日(日)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」では、サイクリングのスキルアップと、ロングライドに最適な山中湖の魅力を融合したイベント「山中湖サイクリングファンミーティング@Tokyo」(3月16日開催)の模様をお送りします。ゲストに今中大介さん(元プロロードレーサー)、福田萌子さん(モデル・サイクリスト)をお迎えした公開収録では、山中湖サイクリングの魅力をたっぷり伺いました。どうぞお楽しみに!

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聴取期限 2019年4月15日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国21局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週日曜朝5:00〜5:30(JFN各局の放送時間は番組Webサイトおよびアプリ「JFN PARK」でご確認ください)
パーソナリティ:野島裕史
番組Webサイト:http://www.jfn.jp/toj
番組公式Twitter:@TOJ_info

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