「令和は明るい時代じゃない」専門家が“お祭りムード”に苦言

「令和は明るい時代じゃない」専門家が“お祭りムード”に苦言

「令和は明るい時代じゃない」専門家が“お祭りムード”に苦言

高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。4月15日(月)の生放送は、ジャーナリストの鈴木哲夫さんが登場。「平成最後の気になるニュース」を深掘りしました。



テーマは、「都政」「選挙」「国会運営」などについて。
1つ目は、14日(日)から後半戦が始まった「統一地方選挙」。4年に1度のこの選挙は、全国の政令指定都市以外の市と東京の特別区で、97の市区長選挙と314の市と区の議員選挙が告示されました。

前半戦は、自民党支持層が割れる保守分裂選挙となりました。その理由について鈴木さんは、「長く安倍内閣一強が続き、野党がだらしなくなり敵がいなくなった。内輪のケンカが始まって、知事選は分裂選挙が多くなった」と話します。

加えて、投票率は低下。鈴木さんによると、自民党の内輪もめに無党派層が冷めて、政治不信が生まれていることが原因だとか。「政治家たちがしっかりと対立軸を作っていかなければダメになる」と国民の政治離れが進む可能性を指摘しました。

2つ目は「東京都政」について。来年、東京オリンピック・パラリンピックの開催を控える東京ですが、小池百合子東京都知事の動向があまり聞こえてきません。

その理由は、「選挙前、当選直後は『小池さんが何か新しいことをやってくれる』という期待があった。しかし公約は果たせず、さらに総選挙で希望の党の失敗があり、一気に求心力を失った」と分析。
そして、「最近は、取材をしていても最初のころの勢いがない。自民党に近付く動きをするなど、変に現実路線。初志貫徹してほしい。妥協すると都民の心は離れていく」と苦言を呈しました。

3つ目は「三権分立が崩れていること」。日本国憲法では国会、内閣、裁判所の3つの独立した機関が相互に抑制し合うことで、権力の濫用を防ぎ、国民の権利と自由を保障しています。

しかしこの三権分立が、昨年から機能不全に陥っていると鈴木さんは言います。「森友・加計問題や統計不正問題など、トラブルは行政府(内閣)で起きている。ところが、本来監視すべき立法府(国会)が機能せず、行政の中で勝手にカタをつけている。行政が国会をなめている。国会がチェック機能を果たさないと、行政が好き放題にやる変な国になっていく」と意見しました。

最後に「令和は明るい時代じゃない」と警鐘を鳴らします。少子高齢化がさらに進行することから、「若い世代を中心にして、社会保障をどう作るかなど、本当に興味を持たなくてはいけない。『厳しい時代が訪れる』と言う政治家のほうが信用できる」と、令和の“お祭りムード”にクギを刺していました。


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聴取期限 2019年4月23日(火) AM 4:59 まで

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【番組概要】
番組名:高橋みなみの「これから、何する?」
放送日時:毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ:高橋みなみ
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/korenani
番組SNS:
LINE=@korenani
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Instagram=korenanitfm

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