7月にテレビ朝日を定年退職!玉川徹が“入社当時”を振り返る「テレ朝は4位だったんです」「ブッキングもなかなか難しかった」

山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。8月30日(水)の放送は、元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹(たまかわ・とおる)さんをゲストに迎え、お送りしました。


(左から)玉川徹さん、パーソナリティの山崎怜奈



◆玉川徹が“胸が熱くなった出来事”

玉川さんは1989年にテレビ朝日に入社し、さまざまな番組を担当してきましたが、今年7月31日付で同社を定年退職されました。

フリーになって約1ヵ月が経ちますが、まずは退職前と何か変化があったかを聞いてみると「ほとんど変わりがないんですよ」との回答が。というのも、定年前に担当していたのは「羽鳥慎一モーニングショー」のみで、フリーになってからも同番組にレギュラーコメンテーターとして出演しているから。

また、実際に定年を迎えて、「子どもの頃は、定年と聞くと花束をもらって拍手で送り出されて帰る、そんな寂しくて悲しいイメージだったんですけど、幸いなことに僕の場合はそういうことがなかった」と玉川さん。

というのも、退職してしばらく経ったタイミングで熱くなる出来事があったと言います。それは「羽鳥慎一モーニングショー」の出演者をはじめとする関係者が開いてくれた“定年を祝う会”。

詳細を知らずにお店に行くと、祝う会に参加した全員が玉川さんの顔と“60歳”の文字がプリントされたTシャツを着用しており、しかも、玉川さん用に還暦を祝った赤いTシャツも準備するほどのこだわりようで、「胸が熱くなっちゃって……わざわざTシャツも作ってくれて“なんて幸せなんだろう”と思いました」と感激したことを明かします。

◆定年を迎えられた僕はすごく幸せ

続いて、テレビ朝日に入社する経緯を伺うことに。大学生時代に農学部を専攻していた玉川さんは、もともと「テレビ局」という進路はまったく考えていなかったそう。そんなときに、友人から「NHKに就職が決まった」と聞いて、突如テレビ業界に興味を持ったと言います。

その後、NHKを志望する人が集まるセミナーでNHKの方々と知り合い、何度か面会したところ「面接までいけば(玉川さんを)採用します」とスカウトされたそう。ただ、面接を受けるためには、筆記試験を通過することが条件で、自信満々で試験を受けたところ、結果はまさかの不合格……。

友人から「面接の参考になるから民放も受けたほうがいい」と助言を受けていた玉川さんは、当時は京都府在住だったため、エントリーシートの郵送が唯一OKだったテレビ朝日にだけアプローチ。NHKに落ちた玉川さんは“もう後がない”と奮起した結果、無事にテレビ朝日の内定をもらい、それから定年まで勤務し続けました。

そんな玉川さんに“局員時代に印象に残っていること”を尋ねると、「僕は、テレビ朝日がどんな会社なのかをきちんと調べもせずに入ったんですけど、当時はバブルでフジテレビ最盛期。TBSや日テレも強くて、テレビ朝日は4位だったんです。だから、4位の放送局だとブッキングとかもなかなか難しかったんですけど、そこに燃えて、いまや(テレビ朝日が)1位・2位を争うぐらいに成長しました。そうした形で定年を迎えられた僕はすごく幸せだと思います」と振り返っていました。

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8月30日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年9月7日(木) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/

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