日馬富士問題はひと事じゃない…蔓延するパワハラ体質

日馬富士問題はひと事じゃない…蔓延するパワハラ体質

日馬富士問題はひと事じゃない…蔓延するパワハラ体質

社会派ブロガー・ちきりんが水曜パーソナリティをつとめるTOKYO FMのニュース番組「TIME LINE」。11月29日(水)の放送には、スポーツライター・小林信也さんが出演。大相撲の元横綱・日馬富士が暴行問題で引退した件から、スポーツ界にある「パワハラ体質」について話してくれました。



「暴力は許されない」小林さんはそう前置きしつつ、「ただ、相撲の伝統を守ってくれていた外国から来た少年が、こういう形で痛恨の別れをしなきゃいけない。そう感じている日本人がどれだけいるんだろう」と述べます。

一方で、貴ノ岩の師匠である貴乃花親方が、暴行問題に対する日本相撲協会からの調査協力を拒否している現状を、小林さんは「(貴乃花親方は)相撲界を変えよう、日本の伝統を守ろうという想いが強い方。ただ周りに理解されずジリジリしている」と話します。
そんな貴乃花親方にとって右腕のような存在だった元大関・貴ノ浪が3年前に亡くなり、間をつないでくれる人がいなくなったことで「どんどん孤立して意地にならざるを得なくなったのでは」と分析。そして、貴乃花親方と協会をつなぐ役割を果たす存在として本来は、「一番近いのは白鵬だと思う。相撲道を極めることを必死にやってきた双璧」だと小林さんは持論を展開しました。

また今回の暴行事件について、相撲界と第三者に意識の違いがあったと小林さんは言います。ちきりんが相撲界が暴行問題を軽んじていた可能性を指摘すると、小林さんは肯定し「それは相撲だけじゃなくて、日本のスポーツ界に根強くあるパワハラ体質が背景にあると思います」と答えました。

さらには「僕も少年野球に関わっていますが、親御さんが『ウチの子は殴ってもいいですよ』と平気でおっしゃるんですよ。実際に、監督や師匠など立場をもらうと責任感から、すごく上から目線で叱るのが常態化しているんです」と話す小林さん。改めて日本のスポーツ界におけるパワハラ体質の根深さに言及しつつ、それを各自が自分の問題として受け止めてもらえたらと小林さんは話していました。

<番組概要>
番組名:TIME LINE
放送日時:毎週月〜木曜19:00〜19:52
パーソナリティ:佐々木俊尚(月)、速水健朗(火)、古谷経衡(火)、ちきりん(水)、飯田泰之(水)、小田嶋隆(木)
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/timeline/

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