中村勘九郎が語る、偉大なる“父・勘三郎”の存在

丸山茂樹が中村勘九郎とトーク 勘九郎の父・勘三郎さんを思い返し「直接聞けない」

記事まとめ

  • 丸山茂樹が「英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」で中村勘九郎とトーク
  • 勘九郎の父・勘三郎さんはゴルフが大好きだったそうで、丸山とも親交があったそう
  • 勘九郎は勘三郎さんが亡くなったことに「(役のこと等)直接聞けないのは痛手」と話した

中村勘九郎が語る、偉大なる“父・勘三郎”の存在

中村勘九郎が語る、偉大なる“父・勘三郎”の存在

中村勘九郎が語る、偉大なる“父・勘三郎”の存在

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」。4月27日(土)の放送は、前回に引き続き、歌舞伎俳優の六代目中村勘九郎さんが登場しました。

六代目中村勘九郎さん(右)とパーソナリティの丸山茂樹



◆父・勘三郎の存在とは?

丸山:勘九郎さんの父・勘三郎さんはゴルフが大好きで、会ったときはいつもPGAツアーの話とかをしてくれて、すごく詳しくて。勘三郎さんが亡くなられて今年で7年になりますが、改めて父の存在はどうでしたか?

勘九郎:演じていない役がまだまだたくさんあるんですけど、父から直に教われないのが辛い。歌舞伎は伝承ですから、いくら資料が残っていても、父が役を演じてどう感じたのかとか直接聞けないのは痛手と言うか……。

丸山:勘三郎さんが演じてきた舞台の映像を観たりもするんですか?

勘九郎:もちろん観ます。今の時代、映像として残るので「下手なものを残せない」という思いから、父はいつも映像の収録日はすごくピリピリしていましたね。

丸山:勘三郎さんが亡くなって、ゴルフで言う“スイングチェック”をしてくれる師匠にあたるような人ってどなたになるんですか?

勘九郎:いないんですよ。それが本当に辛いです。

丸山:果たしてそれが正解なのかどうか、誰も言ってくれないと。

勘九郎:なので、自分自身で見極めなければならない。

丸山:となると、お客さんの反応だったり、評価って聞こえてきたりするんですか?

勘九郎:もちろん。だから僕は(公演を)映像で撮るようにしています。それを自分で観て、「違う」とか。人間がやることですから、どうしても楽なほうや違うほうに枝分かれしてしまうと、大きな幹から離れていってしまう。そうなると、今後伝えていくときに変わってしまうので。

丸山:演技だと、ゴルフみたいにバーディーが取れたとか形でわからないですもんね。

勘九郎:自分では“よくできた!”と思ってもあまり反応がなかったり、“今日は駄目だった”と思った日に反応がすごくあったりするんです。

丸山:やはりそういうときに勘三郎さんがいてくれたら、「あれはこうだぞ」と言ってくれる。それは大きいですよね。

勘九郎:弟の二代目中村七之助がいるので、お互いに話をしています。

◆父との思い出

丸山:それだけ勘三郎さんの存在は大きかったんだと思います。歌舞伎やゴルフ、人生のことなどいろいろなことを勘三郎さんから指導されてきたと思いますけど、一番印象に残っている思い出は?

勘九郎:芝居やゴルフなど、自分が好きなことだとか、熱中できるものに情熱を傾けるパワーや行動力はものすごかったです。ルーマニアのシビウという小さな街で公演したときも「ゴルフがしたい!」と言い出して。

丸山:まさかゴルフクラブは持参で行くんですか?

勘九郎:持参です。役者や僕たちにも「持って来い」って。それがシビウにはゴルフ場がなくて、みんなで調べていたらそれらしきものがあったんですけど、どうやら個人の私物で。交渉して開けてもらって、みんなでゴルフをしに行ったんですけど、面白かった。

丸山:すごい情熱ですね。アメリカ・アリゾナ州のスコッツデールのゴルフ場をホームコースにして、家まで購入されるほどゴルフが大好きだったと聞きました。アリゾナには年にどのくらい行っていたんですか?

勘九郎:2ヵ月は必ず行っていました。そのために、芝居を頑張って2ヵ月休んでゴルフに行って。

丸山:スコッツデールのゴルフ場にも一緒に?

勘九郎:やりました。アリゾナでゴルフをやっている父は神様です。大変機嫌が良くて、楽しく回りましたね(笑)。必ず毎日2ラウンドしていました。

丸山:朝から2ラウンド!?

勘九郎:とにかくゴルフが好きでしたね。

◆2019年は「『いだてん』に魂を注ぐ一年に」

丸山:芝居もゴルフもすごく真剣だったんだなと改めて感じました。勘三郎さんの偉業を背負っていくのは大変なことだと思いますけど、最後に勘三郎さんの今後の目標やチャレンジしたいことをお聞きしたいのですが。

勘九郎:とにかく今年は大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」(NHK)が一年間続きますので、脚本の宮藤官九郎さんが描いた素晴らしい作品を視聴者の皆様にどう面白く提供できるのか、魂を注ぐ一年になると思います。そして、2020年東京オリンピック・パラリンピックがあり、海外からも多くの人が来られるので、日本が誇る伝統文化の1つとして歌舞伎をしっかりと観せられるようにしたいです。

次回5月4日(土・祝)の放送は、リスナーから寄せられた質問やメッセージに丸山が答えます。お楽しみに!


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聴取期限 2019年5月5日(日・祝) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00〜7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/moving/
番組Instagram:@ movingsaturday_tfm

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