名言、生き様…「レゲエの神様」ボブ・マーリーの魅力とは?

名言、生き様…「レゲエの神様」ボブ・マーリーの魅力とは?

名言、生き様…「レゲエの神様」ボブ・マーリーの魅力とは?

東京の声とシンクロするTOKYO FMの番組「シンクロのシティ」。ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、さまざまな人々に声をかけ、ひとつのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーとともに考えるのはパーソナリティの堀内貴之。今回のテーマは「ボブ・マーリーから学んだこと」でした。「レゲエの神様」「魂の反逆者」「叫ぶ平和の使者」などと称されるジャマイカ出身のレゲエミュージシャン。1981年5月11日に36歳という若さで亡くなってしまいましたが、メッセージ性の高い音楽は、時代を超えても色褪せていません。今回は街のレゲエ好きの人に、魅力を語ってもらいました。


テーマ「ボブ・マーリーから学んだこと」

◆「ずっと変化し続けていた」
「1976年くらいからかな。イギリスのロックのレコードに混じって、日本にレゲエのレコードが輸入されるようになったんですよ。最初に聞いたときは、まあワケがわからないですよね。“何なんだ、これは”と。そのあと、ボブ・マーリーが日本に来ることになって、そのライブを観ました。そのときに思ったのは、ベースの音がほかの音楽に比べると全然違うと。サンプラザで観たときの、あのベースの音はすごかったですね。それまでの音楽観が覆されたというか。その次にリリック。こんな世の中じゃいかんと、我々がなんとかするんだと、我々が集まって世の中を良くしていこうという、そのメッセージにやられましたね。

その当時は反戦運動とかも多くて、みんなで世の中を良くしようという動きが盛り上がっていた時期だったので、そういうことにも影響を受けて。ボブ・マーリーの生き方が歌詞にも反映されていて。“おまえちゃんと生きろよ。レゲエが応援してるから”。これなんかは典型的なことだと思いますね。好きな歌詞ですね。身近なことを歌ってるんですけど、我々も共感できる。彼が日常を歌えば歌うほど、我々にリンクしてくるわけです。それがすごいなと思いましたね。

ボブ・マーリーの魅力は、カッコよさ。自分の生きたいように生きて、駆け抜けたというところですね。なかなかできないと思います。亡くなるまで、ずっと変化し続けてましたね。今、生きていたら、とんでもないことを、我々が想像できないことをやってたんじゃないかなと思います。(常識を)覆すような、新しいスタイルを築きあげていたかもしれないですね」(61歳/男性/レゲエ・クラブ「新宿OPEN」店長)

◆「嫌いな人なんていない」
「『LOST』っていうアメリカの有名なTVドラマがあるんですけど、そのドラマの中でボブ・マーリーの歌を歌ってる人がいるんです。『ボブ・マーリー好きなの?』って聞かれて、その人が『ボブ・マーリーを嫌いな人なんていないでしょ?』って答える。そのシーンが僕は好きでした。納得しましたね。嫌いな人がいない。それがすべてかなと。みんな価値観が違うとは思うけど、確かに彼を嫌いな人なんていないと納得できる人物だなって」(44歳/男性/クラブDJ兼ブランドオーナ兼雑貨店経営)

◆ジャマイカ訪問時に偉大さを実感
「すごいなって思うのは、声ですね! あの声だからメッセージが響くんじゃないかな。今、ボブ・マーリーの息子とかもアーティストとして活動しているんですけど、みんな声が似ていて『マーリー家すげぇな!』って感じますね。息子のダミアン・マーリーがジャマイカのほうでもアツくなっているのかなと! 僕は実際にジャマイカに行ってましたけど、今も現地の人はみんなボブ・マーリーを好きで、ジャマイカのヒーローでした! 影響力がすごい!と、彼のすごさを感じました。

子どもがいっぱいいるのは子孫を残す強さもあるけど、魅力的でカッコいいからモテるってこともあるんでしょうね。話題の絶えない人ですよね。今も生きてたら、また違ったメッセージをいろいろと残したんじゃないかなと思いますけど。息子さんたちがそれぞれの形で引き継いで、メッセージを伝えているのも素晴らしいですよね」(32歳/男性/会社員)

【単なる音楽家としてだけではない人間としての魅力】
ボブ・マーリーの祖国ジャマイカは、当時情勢が悪く、自身も二大政党の対立抗争に巻き込まれ、自宅で狙撃されて重傷を負ったこともありました。そんな中でも常に平和と愛、自由に生きることの権利を民衆に歌い続け、ジャマイカで最も有名な人物のひとりになりました。今回話をしてくれた人も熱量が高く、それでいて穏やかに優しく、ボブ・マーリーの魅力を語ってくれました。

<番組概要>
番組名:シンクロのシティ
放送日時:毎週月〜木曜15:00〜16:50
パーソナリティ:堀内貴之
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/city/

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