「私」と「キミ」が描く無限のシチュエーション… AI「Story」、名曲の理由

「私」と「キミ」が描く無限のシチュエーション… AI「Story」、名曲の理由

「私」と「キミ」が描く無限のシチュエーション… AI「Story」、名曲の理由

やまだひさしがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「やまだひさしのラジアンリミテッドF」。6月14日(金)放送の「コバソロレコ」のコーナーでは、音楽プロデューサーのコバソロさんが「絆」をテーマに選曲しました。


コバソロさん



◆友情、恋愛、親子愛まで

やまだ:今月の選曲テーマは「絆」ですが、今週コバソロさんがセレクトした曲は?

コバソロ:AI「Story」です。



やまだ:これはもう、僕の十八番ですから。AIちゃんもこの曲も、大好きなんですよ! AIちゃんに向かって「俺のほうが『Story』うまいぞ!」って言ったことあります(笑)。そして、「いるいる、そういう人! なんか歌い上げてそう!」って軽くあしらわれました(笑)。この曲、かっこいいんだよね。

コバソロ:かっこいいですよね。大切な人への想いを描いた名曲ですね。

やまだ:この曲を選んだ具体的な理由はある?

コバソロ:この番組でもよく言わせていただいてることで、歌詞に具体的な話が出てこないんですよ。どんなシチュエーションにも当てはまることを言っている。

やまだ:だから、誰もが「Story」を自分の人生に当てはめられるんだ。

コバソロ:でも、そういう歌詞はやはりたくさんあって、個性が出しづらいんです。ただ、「Story」の場合は、一人称と二人称に《私》と《キミ》を使っています。本来「私」と「あなた」、もしくは「僕」と「君」になるようなところを、特殊な使い方をすることで、性別の垣根を曖昧にし、よりいっそう広いシチュエーションを描けるようにしているんじゃないかと。

やまだ:これまでたくさん歌ってきたのに、知らなかった! 確かに、普通は「私があなたを守る」「僕が君を守る」というふうになるけど、《私がキミを守る》になってる。違う人が言っている可能性も感じられるね。友情にもとれるし、恋愛にもとれる!

コバソロ:それこそ、親子愛でも、兄弟愛でもいい。聴き手によって、想定できるシチュエーションが多いんですよね。そして、メッセージ性が強い楽曲には、歌唱力も必要になってくるんです。強いメッセージと届ける力が釣り合わないといけないので。AIさんは、ゴスペル仕込みの歌唱力ですよね。

やまだ:AIちゃんの歌唱力だからこそ、具体的なことは書かなくても伝わる、説得力があるんだ。

コバソロ:そうですね。女性にしてはめずらしく、低い音域のこの力強さ、深さが、Aメロ、Bメロにより深みをもたせてくれるんじゃないかと。「名曲って、やっぱりうまいことできているんだなぁ」と思います。

この話の続きは、CDレコアプリで聞くことができます。アプリのダウンロード後、音声コンテンツ「コバソロレコ」からお楽しみください。

<番組概要>
番組名:やまだひさしのラジアンリミテッドF
放送日時:毎週金曜 25:00〜27:00
パーソナリティ:やまだひさし
番組Webサイト:http://www7.jfn.co.jp/f

関連記事(外部サイト)