元ラグビー日本代表・廣瀬佳司が語るプレースキックの“マナー”とは?

元ラグビー日本代表・廣瀬佳司が語るプレースキックの“マナー”とは?

元ラグビー日本代表・廣瀬佳司が語るプレースキックの“マナー”とは?

藤木直人、伊藤友里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMの番組「TOYOTA Athlete Beat」。8月3日(土)の放送では、元ラグビー日本代表で、今年9月に行われるラグビーワールドカップ2019でアンバサダーを務める廣瀬佳司さんをお迎えしました。

写真はイメージです



大阪府出身の廣瀬さんは1973年生まれの46歳。小学2年生のときにラグビーを始め、京都産業大学3年の1994年、アジア選手権兼ラグビーワールドカップ予選の韓国戦で日本代表デビュー。そして、1995年ラグビーワールドカップ南アフリカ大会に出場し、以降3大会連続出場を果たしました。

日本代表での通算422得点は、五郎丸歩選手(現ヤマハ発動機)に次ぐ歴代2位。トップリーグではトヨタ自動車に所属し、2004年から2年連続得点王に輝く活躍ぶりを見せましたが、2007年に現役を引退しました。

◆ラグビー観戦初心者、3つのポイント
藤木:ラグビーをまだ知らないというリスナーに向けて、どういうスポーツなのか教えていただけますか?

廣瀬:単純に体のぶつかり合いだとか、ボールを持って走っている選手のスピード、スペースにボールを動かすスキルやスピードなどを見てもらえればいいんじゃないかなと思います。

藤木:前にパスしちゃいけない、などのルールがありますよね。

廣瀬:キーワードが3つあるとすれば、ラグビーはまずボールの争奪から始まります。ボールを取ったらアタックとディフェンスが分かれます。アタックはトライを目指して前に行くんですけど、ボールを後ろにしかパスできないというのがポイント。あとは、倒されたらボールを離さないといけない。この3つがわかっていれば、観ていてなんとなくわかってくると思います。

藤木:ラグビーは、プレースキックもありますよね?

廣瀬:唯一の個人プレーですね。

藤木:廣瀬さんはプレースキックを担当されていましたけど、トライした後に蹴ることもできるし、ペナルティのときに選ぶこともできるんですよね?

廣瀬:そうですね。トライの後は2点、ペナルティ後の場合は3点ですね。

藤木:やはり緊張するものなんですか?

廣瀬:ラグビーの良いところなんですけど、プレースキックのときだけキッカーにリスペクトしようということで、観客は声援でプレッシャーをかけることをせず、敵も味方もシーンとなるんです。

藤木:じゃあ、ワールドカップでもプレースキックのときには静かにしなきゃいけないんですね。

廣瀬:それがラグビーのマナーなんです。

◆アジアのラグビー発展のために
藤木:2021年にはプロリーグを?

廣瀬:まだ細かいところは発表されていませんけど、今年日本でラグビーワールドカップがあるので、これを契機にラグビーの認知度をもっと上げていきたいと思っています。

今までラグビーワールドカップは、ラグビーの伝統国でしかやらなかったものが、初めてアジアで開催されるので。アジアのラグビーをどんどん発展させていくためには、日本のトップリーグが世界と肩を並べるようなリーグにならなければいけないということで。それにはやはり“プロ化ではないか?”というのが今の流れですね。Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)やB.LEAGUE(国内男子プロバスケットボールリーグ)が成功した例もありますので、これからどうなっていくのか僕も楽しみです。

藤木:廣瀬さんがラグビーから得たもの、そしてラグビーの最大の魅力とは?

廣瀬:ラグビーでよく言われる“One for All,All for One”を本当に体現しているスポーツで。チームスポーツの色が濃くて、1人がサボったり、ビビったりすると、それが周りの14人にわかっちゃうんですよね。だから、みんなの信頼を失いたくないために体を張るとか、誰かのミスをみんなでカバーするとか、そういうものを学びました。そこが“One for All,All for One”の精神の一番良いところですね。

<番組概要>
番組名:TOYOTA Athlete Beat
放送日時:毎週土曜 10:00〜10:50
パーソナリティ:藤木直人、伊藤友里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/

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