「子どもの名前」に込めた思い、教えてください! 街の人に聞きました

「子どもの名前」に込めた思い、教えてください! 街の人に聞きました

「子どもの名前」に込めた思い、教えてください! 街の人に聞きました

東京の声とシンクロするTOKYO FMの番組「シンクロのシティ」。ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、さまざまな人々に声をかけ、ひとつのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーと共に考えるのはパーソナリティの堀内貴之。
今回のテーマは「我が子の名前、いま思うと……?」でした。キラキラネームと呼ばれる読み方が難しい名前が流行りましたが、今は「子」や「太郎」をつける古風な名前が流行しているそうです。どんな名前も親からもらった大切なものですが、実際つけた後に、その名に対して親たちはどんなふうに感じているのでしょうか?


※写真はイメージです



テーマ「我が子の名前、いま思うと…?」

【錦糸町で出会った53歳の男性】
――お子さんのお名前は?
「真帆」って言います。大学3年生です。私が趣味でヨットに乗っていたんです。追い風でまっすぐ走ってくれるようにという思いで、女房の思いは全く聞かずに私の一存で決めました。それなりにまっすぐ育ってくれてると思います。沖縄でなぎなたに出会って、それからその部活に打ち込んで、今でもずっとやってます。朝6時半から朝練だってジャージを着て、どう考えても女子大生とは思えないような格好で部活に行っています(笑)。練習はイヤだイヤだと言いながらも毎日行ってますし、裸足になるので足の裏もマメだらけで。女子大生の足の裏とは到底思えない。でも、ひとつのことに一生懸命取り組むことはいいことかなと思って、口も出さずに見ています。

――名前を決めたときのことを思い返すことはありますか?
事あるごとに思い出しますし、その名前をつけて良かったなと思います。本人もイヤがってないし、シンプルな名前で良かったんじゃないかなと思います。

――成人した真帆さんに、いま名前をつけるとしたら?
同じ名前をつけると思います。思いは、ずっと普遍ですからね。

【上野で会った71歳のお母さんと41歳の娘さん】
――娘さんのお名前は?
母:「貴子」です。字をみてもらってつけたんですけど、気が強くてきつい感じの名前らしいんですよ(笑)。弱虫とか泣き虫とかそういう感じじゃなくて、おてんばですね。全然じっとしてなくてねえ、ちっちゃいときは。しっかりしてていい子だなあと思ってたんですけど、ちょっと大人になってから山あり谷ありで(笑)。

――名前をつけるときは、どういうところを考えて?
母:やっぱり将来的に健康で、幸せになって頑張っていってほしいというつもりで。呼び方も明るい感じの名前にしたいと思いました。

――貴子さんというお名前は、ご自身ではどうですか?
娘:好きです。とっても好きです。文字自体とても気に入っています。人に説明をするときに、私は「貴重品の貴に、子どもの子です」という言い方をするんですね。そのときに必ず「私は貴重な子」だって、キラキラした自分を思いながら(笑)。

――いま名前をつけるとしても、貴子さんとつけますか?
母:ええ(笑)。貴子でいいです。良い名前だと思ってます。

【庚申塚で出会った50代の女性】
――お子さんはいらっしゃいますか?
男の子が2人います。

――上のお子さんのお名前は?
「瑞希」って言います。男の子ですけど。響き重視なんですけど、夫がカズオ、私がナオミで、そこから一文字ずつとってミズキです。瑞々しいの“瑞”を辞書で調べていたら神社の垣根の意味とあって「縁起が良い!」って一発で決めて。“希”は希望の希を当てはめました!

――そこからあっという間の20年間、いまの息子さんはどんな人ですか?
繊細なのかな。男の子だからたくましいほうがいいけど、名前にピッタリな感じに育ってます(笑)。優しいですね! 心配になっちゃうくらい。

――ちなみに弟さんは?
タツヤって言います。上の子とは名前のつけ方が全然違うんですよ(笑)。下の子はほら、上の子で忙しかったからあんまり余裕がなくて。良い響きなら!って名前を決めて(笑)。上の子は、お腹にいるときに時間がたっぷりあったのでいろいろ名前を考えちゃったけど(笑)。

【巣鴨で出会った70歳の男性】
娘の名前は「優花」です。当時、字は違うんだけど、この名前が流行っていたみたいでね、娘のお婆ちゃんがつけてくれた。

――名前をつけたかったという思いは?
年寄りがいると親の顔を立てたほうが無難だしね(笑)。また、年寄りの知恵もあるだろうからさ! 名は体を表してるかもしれないね。親思いの娘で、孫も生まれたから今も行ったり来たりしてますよ!

――息子さんのお名前は?
「修一」って言います。これはね、私の母が「修一郎」ってつけようとしたんです。でも修一郎っていうのは、これからのグローバルな時代には名前がちょっと長い、と。それで郎を取って「修一」と短くしたんです。サラリーマンになりましたが、素直で堅実な考えを持ってますよ。

【巣鴨で出会った60代の女性】
38歳の娘は平仮名で「みどり」って言います。名づけたのは主人なんですが、たまたま信号待ちをしていて信号が緑になったんで、「あ! みどりって面白いかもしれない」って(笑)。私に相談もなく(笑)。まあ、みどりちゃんってカワイイからいいかってなりましたけど、本人は由来を知りません(笑)。

――そこから38年、いまはどんな女性に?
仕事はバリバリやっていますが、そのぶんキツくなっちゃったのかな(笑)。緑のように爽やかに綺麗に育ってほしかったんだけど、ちょっと違うかな(笑)。本当はお嫁に行ってほしいんですけど(笑)。

【この名前があって、この人生がある】
堀内貴之は「大人になってから聞く自分の名前の由来や、親がどんな思いでつけたかという話。時を経て繋がる心、いいですよね。僕は親から、当時強かった力士の貴乃花からとったと言われました(笑)。普段あんまり名前のことを考えたりしないけど、この名前があってこの人生があるのかなって思い返すのもいいかもしれませんね」とコメント。自分の名前が愛おしく感じる、そんな放送となりました。

<番組概要>
番組名:シンクロのシティ
放送日時:毎週月〜木曜15:00〜16:50
パーソナリティ:堀内貴之、MIO
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/city/

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