「子どもの絵本」を選ぶときのポイントは? “絵本のプロ”が伝授!

「子どもの絵本」を選ぶときのポイントは? “絵本のプロ”が伝授!

「子どもの絵本」を選ぶときのポイントは? “絵本のプロ”が伝授!

放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し、勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。9月15日(日)の放送では、絵本講師の内田早苗さんが登場しました。


左から内田早苗さん、高須光聖



◆“絵本講師”になるには?
高須:そもそも、絵本講師って何なんですか?

内田:絵本講師を養成しているところって、実はいろんな団体があるんですよ。私が勉強した団体は、“家庭のなかで大人が子どもに絵本を読んであげるのは、こんなにいいことなんですよ”ということを、いろんな人に話せる人を養成しましょうってところなんです。

なので、子育てのなかに絵本がどうあるべきかっていうのを勉強して、話せる人っていうのが絵本講師の役割なんです。

高須:絵本講師ってのは、どうやったらなれるんですか?

内田:養成講座は1年かけて履修します。そのなかで、1日拘束のスクーリングも6回くらい受けます。そのたびにレポート提出があるんですけれど、講座修了時に修了レポートを出せば、絵本講師になれます。

◆“幼すぎる絵本”は存在しない
高須:(ロングセラーの絵本に「はらぺこあおむし」がありますが)「はらぺこあおむし」は、そんなにうちの子は反応しませんでしたね。大人は好きですけど、意外と子どもは反応せぇへんなって記憶がありますけど。

内田:あれは“すごくたくさん食べると、お腹が痛くなる”とか“あおむしは、ああいうものを食べない”っていうのがわかっている年齢でないと、本当に楽しめない。「はらぺこあおむし」は有名すぎるから、“ファーストブック”のように早い時期に読ませることが多いでしょう?

でも、曜日の概念なども出てくるし、4〜5歳くらいになってから本当の楽しさがわかるっていう本なんですよ。

高須:あれはうちの子、全然反応しないんですよ。

内田:少し大きくなったら楽しく読めるかもしれませんね。絵本って“幼すぎる”って概念はないんですね。大人が赤ちゃん向けの絵本を読んで“おっ!”って思うものはあるのですが、やっぱり(子どもには)“早すぎる”っていうものもあるんです。

◆子どもは“音”を聴いている

内田:子どもが1冊の絵本をじーっと見られるようになるのって、なかなか難しいじゃないですか。読んでいる途中でウロウロしだしたりするんですけれど、意外と“音”を聴いているんですよ。

絵本のなかの“音”とか“言葉”って、子どもにとって気持ちのいいものが多いんですね。

高須:耳ざわりがいいんですね。

内田:そう。耳ざわりがいいとか、“耳心地”がいいって言葉を本当に使うんですけれど。なので、(聞いていないように見えても)意外と楽しんでいるんですよね。

その証拠に、“あっ、もう聞いてないんや”って思って読むのを止めると、「止めるの?」みたいな感じで(子どもが聞いてきます)。

よく、「子どもの絵本を選ぶとき、どう選んだらいいんですか?」って言われるんですけれど、もちろん見た目は大事なんですね。本屋に行くと目で選ぶので。そのあとは、ちょっと恥ずかしいんですけれど、口に出して読んでみる。

子どもはオノマトペ(擬音語・擬声語)が好きなんですけれど、「ぱぴぷぺぽ」とか「まみむめも」が上手に使われている本って、子どもが絶対に好きなんです。あとはリズムがあったり、読んでいて読み心地がいい本って、子どもにとっても聞き心地がいい本です。

高須:自分で読んでみて、大人でも読み心地のいいリズムって、子どもにとってもそうなんですね。

<番組概要>
タイトル:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00〜25:29
パーソナリティ:高須光聖
番組Webサイト:https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/

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