“小さな命”を守るために…今、あなたができることとは?

“小さな命”を守るために…今、あなたができることとは?

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秋元才加とJOYがパーソナリティを務め、生活に身近な情報や政府の取り組みをわかりやすく伝えるTOKYO FMの番組「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」。10月26日(土)の放送では、厚生労働省 子ども家庭局 家庭福祉課 虐待防止対策推進室長の柴田拓己さんに、「小さな命を守る、児童虐待防止対策」をテーマに話を伺いました。


秋元才加、JOY



痛ましい虐待事案が繰り返されないよう、これまでも児童の虐待防止対策強化を図ってきました。しかし、心中以外の何らかの虐待により死亡した子どもの数は、2004年から横ばいの状態が続いており、2017年度は52人。心中を含めると65人もの尊い命が失われているのが現状です。

また、2018年度に児童相談所が相談を受けて対応した件数は、過去最高のおよそ16万件。その内容で最も割合が多かったのは、「心理的な虐待」と柴田さん。「言葉で脅かしたり、無視したり、兄弟や姉妹の間で著しく差別的な扱いをするなど、子どもの心を酷く傷つける行為や、子どもの目の前での配偶者への暴力。あるいはDVなども心理的な虐待にあたる」と言います。

そして次に多いのが、殴る、蹴る、叩く、やけどを負わせるなどの身体的な暴力。こうした虐待は、「全て児童虐待に当たりますが、なかには“しつけ”という名目で行う人がいる」と指摘します。“しつけ”と“虐待”との線引きが曖昧なうえに、“しつけ”と称する虐待がおこなわれている状況を踏まえ、今年3月に児童虐待防止対策の抜本的強化が決定。6月には児童福祉法等の改正法が成立しました。

改正された内容は多岐にわたっていますが、ポイントの1つは「体罰禁止規定の創設」と柴田さん。これは、しつけに際して体罰を禁止するもので「今後、体罰などによらない子育ての推進のための、ガイドラインを作っていきたい」と話します。

一方、児童相談所は人手不足などの理由から、児童虐待が疑われる事案が発生した際の対応に課題も。そこで、児童相談所の体制を強化するため、2022年度までに児童福祉司を約2,000人、児童心理司を約800人増員予定です。これにより、子どもの安全を確保するための初期対応を迅速、且つ的確におこなうことを目指します。

さらに、児童相談所全国共通ダイヤル「189番(いちはやく)」の通話料を、12月から無料化する予定だそう。ちなみに、児童相談所が虐待について対応した件数のうち、近隣や知人などからの通告がもとになったのは13%。それだけに、「無料化することで、地域の方がより電話しやすくなればと期待している」と語り、「少しでもおかしいなと思ったら、躊躇せずに相談してほしい。相談は匿名でできますし、相談いただいた方の名前などは決して明かしません」と補足します。

最後に、柴田さんは「児童相談所全国共通ダイヤル『189番』は、児童虐待だけでなく、予期せぬ妊娠や、出産、子育てに関する悩みや不安など、子どもに関する相談に幅広く対応しています。育児や生活に悩んで、イライラして、気づかないうちに子どもを虐待してしまうこともあります。「そうなる前に『189番(いちはやく)』にお電話ください」と呼びかけていました。

JOYは、「児童虐待防止の法律が改正されることで、少しでも減ってほしい」と期待を込めつつ、目黒女児虐待事件の判決を引き合いに「もっと刑を重くすべきだと思うし、そのあたりも変わっていってほしい」と話すと、秋元も「私ももう少し厳しくすべきだと思う」と同意していました。


(左から)秋元才加、JOY、柴田拓己さん




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聴取期限 2019年11月3日(日・祝) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:秋元才加とJOYのWeekly Japan!!
放送日時:毎週土曜11:00〜11:25
パーソナリティ:秋元才加、JOY
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/japan/


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