M-1でナイスアマチュア賞 16歳のこれから

M-1でナイスアマチュア賞 16歳のこれから

M-1でナイスアマチュア賞 16歳のこれから

TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」11月25日(月)の放送テーマは、『掲示板逆電』。番組の学校掲示板に寄せられた投稿から気になるものを取り上げ、直接電話を繋いで話を聞きました。その中から、16歳の男子リスナーとのやり取りを紹介します。



とーやま校長:さあ! SCHOOL OF LOCK! 本日の授業テーマは、我が校のスタンダード授業『掲示板逆電』。我が校にある誰でも自由に入ることのできるみんなの教室、そこが学校掲示板。今日も書き込みをしてくれた生徒に、いつものように電話をして話を聞いていく。あの、どんなことでもいいので……例えば学校でムカついたことでもいいし、「こんな面白いことがあったんですよ! 校長、聞いてください!!」でもいいし。家族にも先生にも友達にも言えていないようなことでもなんでもいい! では単純に話を聞いてみたい生徒がいるので、ちょっと電話してみよう。もしもし!

リスナー:もしもし!

とーやま校長:ちょっと、今日の夕方にくれた書き込みだけど……すごいね!

【リスナーの書き込み:『M-1グランプリ』の準決勝進出者が発表されましたね。僕も全国で行われるライブビューイングで見ようと思っています。今回は自分も参加したのでとても楽しみです。今年はナイスアマチュア賞をいただいたので、来年は2回戦に進めるよう頑張りたいです!】

とーやま校長:今、高1だよね? お笑いの活動はずっとやっているの?

リスナー:いや、今年からです。

とーやま校長:相方は?

リスナー:クラスで仲のいい、話していても面白い友達です。

とーやま校長:お笑いは、いつぐらいからやりたいと思っていたの?

リスナー:小さいころからお笑いは好きだったんですけど、中2ぐらいでM-1に出てみたいなというのがあって、高校生になってやってみようかな、って感じで。

とーやま校長:へぇ〜。一番好きな芸人さんは誰?

リスナー:バナナマンさんです。

とーやま校長:おわ〜! コンビ名は聞いていいの?

リスナー:大丈夫です。ボクサーパンツです。

とーやま校長:カタカナでボクサーパンツね! ボケとツッコミどっちなの?

リスナー:M-1のときはボケをやりました。

とーやま校長:え? M-1以外でも活動しているってこと?!

リスナー:そういうわけではないんですけど、今でもネタは書いていて……それは、僕がほとんどツッコミなんです。

とーやま校長:そうなんだ! 今年のM-1グランプリはどこまでいったの?

リスナー:1回戦で敗退しました。

とーやま校長:手ごたえ的にはどうだったの?

リスナー:1回戦で敗退したはしたんですけど、ナイスアマチュア賞というのをいただいて……。

とーやま校長:ナイスアマチュア賞って何?

リスナー:MCの方が、その日に出たアマチュアの中で、一番頑張っていたなと思ったコンビに与える賞です。

とーやま校長:じゃあ、もらえているってことはすごいよね。

リスナー:そうですね。すごく嬉しかったです。

とーやま校長:ボクサーパンツは、文化祭とかでもやってるの?

リスナー:文化祭ではMCみたいなのはやったんですけど、漫才はしてないですね。

とーやま校長:ボクサーパンツの動画とかはないの?

リスナー:ナイスアマチュア賞を獲ったコンビは、M-1の公式チャンネルからYouTubeに動画が……(笑)。

とーやま校長:えっマジで!? すごいじゃん! あっ! ニュースにもなっているじゃん!! すごいね。ほえ〜。

リスナー:いやいやいや……。

とーやま校長:じゃあ、学校でも人気者だろ?

リスナー:結構、声はかけられますね。

とーやま校長:「面白かったよ!」とか言ってくれるの?

リスナー:そうですね。「ここ、よかったよ!」とか。「何これ?!」みたいなことを言ってくる人もいましたけど。

とーやま校長:へぇ。でも声かけられたら嬉しいだろ?

リスナー:そうですね、基本的には嬉しいです。

とーやま校長:基本的には……?

リスナー:あの……(笑)、声をかけられるのとは違うんですけど……、相方とマックに行ったときに、離れたテーブルに同じ中学だった顔は知っているけどギリ知らない先輩みたいな人たちがいたんです。

とーやま校長:うわぁ……。

リスナー:「俺、ボクサーパンツ好きやわぁ」みたいな感じで言っていて。しかもその後に、僕らのYouTubeのネタを店内で大音量で……(笑)。

とーやま校長:うわぁ! ヤダね〜〜〜。

リスナー:校長はお笑い好きじゃないですか。こういうときはどうしたらいいのかな、って……。

とーやま校長:これはさ……「すごいな」っていうのと、「俺だって何かできるしな」みたいなことだと思うんだよ。そこには、ボクサーパンツへの嫉妬とか憧れとかが入っていると思うんだけど……。「なんかやってよ」とかもあるだろ?

リスナー:めちゃくちゃあります! 僕らはカラオケのネタをやったんですけど、僕が歌うシーンがあって……自分が作った変な歌なんですけど、「あれ、歌ってよ!」とか(笑)。

とーやま校長:そのときは歌ったの?

リスナー:状況によりけりですね。

とーやま校長:たぶん向こうもさ、悪気はないんだよね。でも俺が思うのは、お笑いというものは……すごい俺ごときが真面目に喋っているけど(笑)。

リスナー:いやいやいや!

とーやま校長:やっぱ、相互関係があってのものだからさ。舞台でも、演者とお客さんの関係性があるから成立するものだと思うのよ。だから「面白いことをやってよ」っていうのは、本当はすごく乱暴な言葉で。

リスナー:そうですね。

とーやま校長:だけど、やっぱお笑い芸人というその……ポジションとか立ち位置とかも時代とともに……俺らが学生のときのお笑い芸人と、2019年のお笑い芸人は全然違うしね。それぞれに価値観もあるし、目指すところも全然違うし。

リスナー:はい。

とーやま校長:それでも俺が思うのは、そこでその……突っぱねてしまうことが……「なんかやってよ」って言われてやらないというのは、なんか俺はできねぇんだよなぁ。

リスナー:あ〜……。

とーやま校長:だけど、ムカつく気持ちもあるじゃん。そう言われて“ムッ”という気持ちをもちながらも、相手が求めてきているであろう100の150ぐらい上回るやつを全力でやる人は、すごくかっこいいなと思ってしまうのよ。

リスナー:あぁ〜!

とーやま校長:マックで、ネタ動画を大音量で流されたわけでしょ? そこで俺に勇気があったら、その音量よりも大きな声で……(笑)。

リスナー:(笑)。

とーやま校長:ネタを満タンの気持ちで……勇気があったらやりたいね。それで困らせてやる。そうしたら向こうの要求にも応えているし、芸人っぽいな〜と思うんだよね。お店には迷惑をかけちゃうけどね。

リスナー:あぁ〜……。

とーやま校長:できるわけないだろ、というところで本意気でやるのが……愛されるお笑いの人ってそうかな、って思うんだよね。時と場合にもよるし、いろんな考えがあるけども。

リスナー:はい。

とーやま校長:そういう現場に出くわしたときに、そんな風にやっている人を見たら、たぶん内心ではこの人はムカついているんだろうけど、場の空気を考えて……結果笑わせているしかっこいいな、って思うかな。

リスナー:はい……すごく深い話だと思います。

とーやま校長:って言っていても、もし町中でばったり会って「校長、面白いことをやってくださいよ!」って言われたら、「誰に向かって言ってんだ!?」って……(笑)。

リスナー:やってくれないんですか?!(笑)。

とーやま校長:顔をこわばらせながら言う可能性があるかもしれないけど(笑)。でも俺はそう思うわ。

リスナー:はい。

とーやま校長:結局どんなときでも、その……笑いを第一優先にできる人、がかっこいい芸人なんじゃないかな、と思うけどね。

リスナー:はぁ……たしかにですね。はい。

とーやま校長:これが全てではないけどね。これからも、ボクサーパンツとしてやっていくわけでしょ? どこかでそういう気持ちを持っていたら、こんな局面に遭っても明るさとか面白さで乗り切れられるかもしれないよ。

リスナー:はい!

とーやま校長:じゃあ、これからも頑張ってね!

リスナー:ありがとうございます!


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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:とーやま校長
放送日時:月〜木曜 22:00〜23:55・金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト ⇒ http://www.tfm.co.jp/lock/

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