田中真弓 ルフィ役の後任に野沢雅子を指名!?

田中真弓 ルフィ役の後任に野沢雅子を指名!?

田中真弓 ルフィ役の後任に野沢雅子を指名!?

声優・野沢雅子がパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「野沢の雅子さん」。毎週日曜日の夜に、さまざまな人が野沢を訪ねてやってきます。12月15日(日)の放送では、人気アニメ「ドラゴンボール」でも共演している声優・田中真弓さんが訪れました。

左から野沢雅子、田中真弓さん



◆アニメ「ドラゴンボール」で共演
田中:もう長い付き合いになりますけど、やっぱり「ドラゴンボール」ですよね。

野沢:そうね。

田中:クリリン(田中さんの演じたキャラクター)の出番ってね、始まって1年くらい経ってからなんですよ。その頃は私、独身で。それから数年して結婚して、子どもを産んで、離婚もして……。ドラゴンボールの(放送していた)11〜12年間に、私の人生が組み込まれてます。

野沢:あ、そうなんだ!

田中:それで、私が子どもを産んでる間に(物語のなかで)クリリンが死んでたんです。それでうまいことね、穴開けずに、息子(現在は大道芸人「こ〜すけ」として活躍)を産みまして。

野沢:そうだった。

田中:それでその間に、(新キャラとして)ヤジロベーが出てくるでしょ。クリリンが死んでる間に、私の仕事を入れてくれようと(原作者の)鳥山先生がしたんじゃないかな。だって、悟空が言うんですよ、「おめぇ、クリリンの声に似てるな」って。

野沢:そう(笑)。ヤジロベーにね。

田中:それで東映さんが、「作家の希望ですから、真弓さんは同じ声で演じていいんです」って。それからクリリンが生き返って、ヤジロベーとクリリンが同じカットに出てきたんですよ。いじめのように!

マコさん(野沢の愛称)がさ、悟空、悟飯、悟天とずっと(同時に)演じてたじゃないですか。それでスタッフが、(声優なら誰でも)一緒に上手にできるもんなんだと思っちゃって。「あれはマコさんだけですから!」って言ったのに、やらされましたよ。マコさんに「迷惑だ!」ってよく言ってましたよね。

野沢:ほんとよね。みんなが「迷惑!」ってあの頃言ってて。「迷惑〜(笑)?」なんて感じだった。

◆「ここまで続くとは…」
田中:ドラゴンボールって、(アニメが)終わってもまた始まり、映画もあり、世界中で楽しまれてて……そういうのを含めちゃうと、もちろん(歴史が)長いんですけど、たぶん成長するアニメのなかでは、「ワンピース」が最長だと思うんですよ。

20周年なんです、ワンピース。マコさんだってさ、(悟空役を)引き受けるときに、ドラゴンボールがよもやこんなに続くなんて思わなかったでしょ?

野沢:思ってない思ってない。最初は(収録話数)26本って言われて始まってるわけだから。

田中:でしょ? 私もワンピースがここまで続くって思ってなかったもんだから、“ああ。これ大河ドラマだな”って思ったときに、“やっぱり最後までやりたいな”と思って。でも“なんかうっかり死んじゃう年齢になってきたぞ”って思ったの。

それで、“ワンピース大好きな人たちも、(後任を)私が決めたんなら(ルフィの声が変わっても)文句ないだろ”と思って、東映さんに「(後任の候補を)書いときますから、そのなかからオーディションしてください」って話をして。

それで息子に聞いたわけですよ。「お母さんがうっかり死んじゃったら、ルフィの声、誰がやったらいいと思う?」って聞いたら、すごい真剣に考えて、「おかんの後釜か〜……。野沢雅子さんしかいないなぁ」って言ったんですよ。「いや、あたしより年上言ってどうすんだ!」って話でしょ! でもその話をマコさんにしたら、大笑いしてね。そのあと、マコさんが「真弓、やるよ」って言ってくれたんですよね。またそこで大笑い。

野沢:そうそうそう(笑)

田中:だからちゃんと(後任候補に)“野沢雅子”って入ってますから。

野沢:あ、入ってる? おっかしいよね(笑)

◆野沢は寝起きで“かめはめ波”撃てる
田中:でもね、マコさんなら有り得るって思うよね。私なんか、今芝居終わったばっかりで、また声枯らせてるけど、マコさんの声が枯れてるの見たことないし。“偉いな”と思うのは、絶対“疲れた”とか言わないの。私は腰も手術してるじゃない? 40代でやっちゃってるから、「真弓、大丈夫? 座んなさい」とか言ってもらうと、もう「恥ずかしいな〜!」って思うのね。

野沢:そんなことないよ! お互いに助け合っていかなきゃ。

田中:助けたいけどさ〜。マコさんは、「あんまり朝早いと声が出ない」っていう人の気持ちがわからないって。

野沢:(笑)。ついこの間も、「午前中は声が出にくいですよね。マコさん、出にくくないですか?」って聞かれたから、「あれ? そう? パッと目が覚めたら、すぐに“かめはめ波”撃てるんだけど」って言ったら、みんなが大笑いして。

田中:素晴らしい!

野沢:なんなんだろう、私。

田中:妖怪ですよ(笑)

野沢:妖怪だよね〜。ほんとになんか今、そう思っちゃった。

◆「ワンピース」に学ぶリーダー論
野沢:アニメの力はすごいなあって思う。だから私はこの仕事、すごく誇りに思っているの。

田中:そうですね。ワンピースでも、(原作者の)尾田栄一郎が書いた言葉に自分自身が救われるので、救われている人がいるのがよくわかるし。

リーダー論なんですけど、ルフィって、自分でなんでもできる人ではなくって、「俺は何にもできない。助けてくれ!」って言ってるから、みんなが「しょうがないな。俺がいなきゃ」って、どんどんいい状態になってく。それがリーダーとしてはいいのかもなって思うと、すごく気が楽になった。(田中さんが座長を務める)劇団も、もう30年以上になるんですけど、“リーダー論って尾田栄一郎に教えてもらったなあ”って、すごく思う。

野沢:そうだよね。だってドラゴンボールだって、悟空だけじゃあやっていけないのよ、やっぱり。みんなが支えてくれて、悟空が上に立ってるように見えるし、協力して進んでいってるんだもんね。

田中:マコさんもあたしも運がいい。いい作品に出会えて。

野沢:ほんとにね。出会えてほんとに幸せだと思ってる。ラッキーですよ。

田中:ラッキーですね、あたしたち。「ラッキーマン」です。

田中さんが出演する舞台「コーネンキーズ第2回公演『都電荒川線三ノ輪橋商店街 壱倫荘の女たち』」が、2020年2月19日(水)〜24日(月・祝)に東京・新宿「サンモールスタジオ」で行われます。詳しくは、公式サイトをご覧ください。

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聴取期限 2019年12月23日(月) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:野沢の雅子さん
放送日時:毎週日曜 22:30〜22:55
パーソナリティ:野沢雅子
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/masakosan/

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