豪雨災害に遭う前に…あなたの自宅は大丈夫? 個人の努力で事前に“被害を減らす方法”

豪雨災害に遭う前に…あなたの自宅は大丈夫? 個人の努力で事前に“被害を減らす方法”

豪雨災害に遭う前に…あなたの自宅は大丈夫? 個人の努力で事前に“被害を減らす方法”

声優としても活躍中の鈴村健一(月〜木曜)と俳優の山崎樹範(金曜)、フリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベスがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。6月23日(火)放送のコーナー「リポビタンD TREND NET」のテーマは「水害に遭う前に……個人の努力で事前に“被害を減らす方法”」。ジャーナリストで株式会社メディアコラボの代表・古田大輔さんに話を伺いました。

※写真はイメージです



※6月23日(火)放送内容の再掲になります。

◆日本は“災害列島”
鈴村:梅雨に入って雨が降る日が増え、地域によっては警報が出ています。今回番組では、毎年のように襲いかかる記録的豪雨による水害に遭ったときに、個人の努力で事前に被害を減らす方法について伺っていきます。

古田さんは、さまざまな水害現場の取材に立ち会われているとのことですが、最初の取材は?

古田さん:朝日新聞の記者時代に水害現場に立ち会うことが多くありました。最初の取材は、2004年(平成16年)に発生した「平成16年台風第23号」が直撃した兵庫県豊岡市でした。すごく大きな川・円山川(一級河川)の堤防が100m以上にわたって決壊し、当時4万6,000人が住んでいた市街地の大半が水没。大きな被害をもたらしました。

鈴村:取材当時、感じたことを教えてください。

古田:ちなみに鈴村さんは、「洪水浸水想定区域図」をご存知ですか? 洪水予報河川および水位周知河川に指定された河川で洪水が起こった場合、“あなたの町はこれくらい沈みますよ”というのを想定したマップです。

鈴村:「ハザードマップ」みたいなものですか?

古田:そうです。その資料を国や県が初公開した当時、多くの場合が「5m以上浸水する」という想定だったことから、学校や避難所、消防署など「どこにも避難できる場所がない!」と非難されました。

その後、「平成16年台風第23号」の取材で市街地の大半が水没してしまった豊岡市を訪れて驚いたのが、“5m浸水するときは、浸水するんだと……”と。それが本当に衝撃でしたね。

鈴村:資料としては正しかったということですよね。

古田:そうです。当時、胸まで水に浸かりながら現場取材をし、洪水から1日後くらいに全体の状況を把握するためにヘリを飛ばして、空から確認しました。

そのときに改めて気づいたのですが、日本は本当に山ばかりの地形で、ごく一部の開けた平野に家が密集しているんです。平野はどうやってできるかというと、川が流れていて、そこに平野が広がります。だから、山は土砂崩れに遭うし、川沿いは洪水に遭う。日本は、まさに“災害列島”という言葉のままの地形だということに気づかされました。

◆水害被害を減らす方法は?

鈴村:古田さんの取材経験を活かした“被害を減らす方法”を教えていただけますか?

古田さん:1つ言えることが、「天気予報」はかなり正確だということです。例えば、自分の住んでいる地域に大雨洪水警報が出ていたら、まずは備えるべきです。

その前に調べておいたほうがいいのが、「ハザードマップ」で自分の住んでいる地域の状況を確認することです。自宅の周囲が“何m浸水する地域なのか”などを必ず確認してください。自分や家族の命を守るためです。

川から離れていても、浸水する場所もあります。「内水氾濫」で下水道があふれてしまうこともあるので、ハザードマップをしっかりと確認してください。ハザードマップを見るときは、洪水だけではなく、土砂崩れもしっかり確認してください。“うちは崖から離れているよ!”と言う人もいるかもしれませんが、例えば、自宅から少し離れているところに高い崖があり、そこが崩れると一気に土砂が押し寄せて、一瞬で命を奪われてしまうことがあります。まずは、洪水と土砂崩れ両方のハザードマップを確認してください。

鈴村:普段から把握できていないと、いざというときに対応できないですもんね。

古田さん:そうですね。例えば、マンションの2階に住んでいるとします。地域の浸水が「最大1m」の場合、おそらく避難所に行くよりも、自宅マンションにいたほうが安全かもしれません。

一方で、マンションの近くに崖があって、土砂崩れのおそれがある場合は、避難所に行くほうがいいかもしれない。このように、事前に起こりうる被害を知ることで、どのような避難行動をとれば良いのかがわかるので、ぜひ知っておいてもらいたいです。

鈴村:自分の命を守るためですからね。しかも、ハザードマップを調べるということは、誰でもできますからね。

古田:本当にちょっとした簡単なことで命を守れる可能性があるし、家電や家財道具が水に浸からないように少し高いところにあげておくなど、ちょっとした対策ができるので、ぜひ確認しておいてもらいたいですね。

<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月〜金曜6:00〜9:00
パーソナリティ:鈴村健一(月〜木曜)、山崎樹範(金曜)、ハードキャッスル エリザベス
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/one/

関連記事(外部サイト)