TOKYO FMの貴重な蔵出し音源で辿る…FM文化、ジャパニーズポップ、東京カルチャー史をプレイバック!

TOKYO FMの貴重な蔵出し音源で辿る…FM文化、ジャパニーズポップ、東京カルチャー史をプレイバック!

TOKYO FMの貴重な蔵出し音源で辿る…FM文化、ジャパニーズポップ、東京カルチャー史をプレイバック!

TOKYO FM 開局50周年を記念して、FMラジオと音楽とカルチャーの50年を辿る特別番組、TOKYO FM開局50周年 メモリアルシリーズ Vol.1「アイ・ラブ・ユー〜僕はきみのラジオ〜」が7月24日(金・祝)に生放送でオンエアされます。

1970年に首都圏初のFM局として産声を上げたTOKYO FM(開局当時はFM東京)。昭和、平成、そして令和と、今なおリスナーの記憶に残る過去の名番組を紐解きながら、これまでに築いてきた音楽文化の足跡をたどり、来るべき新しいオーディオ文化、新しいメディアのあり方を見つめるメモリアルシリーズ「アイ・ラブ・ユー〜僕はきみのラジオ〜」全4回の第1弾となります。

過去50年の間に放送してきた貴重な蔵出し音源もたっぷりとお届けします。ここでは、番組の“聴きどころ”を番組スタッフの“現場の声”とともに紹介していきます。

「アイ・ラブ・ユー〜僕はきみのラジオ〜」



◆超目玉の蔵出し音源・ライブ音源の「聴きどころ」をチェック!

「アイ・ラブ・ユー〜僕はきみのラジオ〜」放送当日に蔵出しされる、数々の番組音源やライブ音源のお宝の“聴きどころ”を、一足先に番組スタッフによる案内とともにご紹介していきたいと思います。



●増山麗央(プロデューサー/TOKYO FM)
「僕はきみのラジオ」番組全体のプロデューサーを担当しています。

坂上みき&住吉美紀の“Wみき”が進行役!

全体の進行は、坂上みきと、住吉美紀の“Wみき”が務めます。坂上みきは長らく午前9時〜11時のワイド番組のパーソナリティとして活躍。そして、その枠のバトンを継ぎ、現在午前9時〜11時の「住吉美紀のBlue Ocean」を担当する住吉。2人の競演は今回初です。

午前中のワイド番組は“局の顔”と呼ばれる、ラジオのゴールデンタイム。お盆でもお正月でも休むことなく続く生放送……住吉は最近、正月もなくマイクに向かう自分を「ライフラインになったかも」と称します。

番組では過去のアーカイブをたっぷりとお届けします。この50年の音楽の歴史としてもお楽しみください。

過去の同録カセットテープBOXからひとつかみ

1997年入社の私。最初にADとしてついた番組は、「坂上みきのFMソフィア」(1990年〜1998年)という平日午前のワイド番組でした。当時の坂上さんは“FMの女王”と呼ばれ、“坂上喋り”と呼ばれたその話術、滑らかでちょっと早口でウイットに富んだ語り口を真似る人が続出していました。「FMソフィア」が1998年9月に終わった後も、「Beautiful」(2002年〜2006年)、「ENTERMAX」(2006年〜2008年)など、時間帯を午後に変え、“坂上ワイド”は続きました。

50周年番組のパーソナリティを考えたときに、真っ先に頭に浮かんできたのが坂上みきさんです。打合せにご自宅に伺ったときに見せていただいた、過去の同録カセットテープの数々を前に思いました。“カセットテープからひとつかみしたい!”と。

まさに、そのカセットは宝の山。STINGが来日していたときのインタビュー。ヴェネツィアに赴き北野武さんにインタビューしているシーン。草間彌生さんや叶姉妹、ヒルトン姉妹、ジョニー・デップ……数々のその時代を彩った人たちへのインタビュー素材。そして、感動的な生演奏たち……。

そんな珠玉のお宝同録のなかから特にお聴きいただきたいのは、山下達郎さんが「坂上みきのビューティフル」最終回(2006年3月)に出演したときの同録カセットです。達郎さんが坂上さんへ“ある曲”を生演奏するのですが、その曲がもう、素晴らしく……涙がポロリ……。

そんな坂上さんの「カセットテープBOXからひとつかみ」のコーナーは16時台からのオンエアです。ぜひお楽しみください。

坂上みきさんのご自宅で見せてもらった、「カセットボックスからひとつかみ」のカセットたち





●林 久美(ディレクター/エフエムサウンズ)
今回の12時台と16時台のディレクターを担当させていただきます。

〜TOKYO FM の50年を彩ったさまざまな音風景〜あの日のあなたの想い出の音は?

コロナ禍で求められたのが、体温のある人の“言葉”、いつもの“声”。それが“ラジオ”。

現在の“朝の顔”である住吉美紀と、名物番組「FMソフィア」の坂上みきが、TOKYO FMのワイド番組を紐解きます。

1日の始まりを告げ、生活のインフラともいわれる「朝のワイド番組」。1979年〜1990年まで「FMモーニング東京」を担当し、“ラジオは憧れ”と言う詩人の清水哲男さん。“言葉”の達人の“ラジオ”に対する思いとは?

さらに大橋俊夫アナウンサーと振り返るTOYO FMヒストリー。音楽ステーションでありながら、皇太子さま・雅子さまのご成婚中継や、東日本大震災を特別編性で伝えた歴史の1ページを“音”で振り返ります。

また「FMモーニング東京」内の「けさの提言」に出演していた、泉麻人さんをお迎えして、FMラジオの当時の在り方と今について……。さまざまな視点から50年を振り返ります。

* 

●伏見竜也(ディレクター/イー・エー・ユー)
「僕はきみのラジオ」全体を担当する現場のディレクターを担当しています。

松本隆の世界を深掘り、FM文化プレイバック、そして松任谷正隆インタビュー!

13時台の主人公はTOKYO FMと同じく、今年で作詞活動50年を迎える作詞家・松本隆さん。彼にインタビューした番組テープ(「出光ミュージックサロン」「ネッスル珈琲サロン」「True Stories」)を発掘し、はっぴいえんど、松田聖子さん、斉藤由貴さんなどへの作詞に込められた、松本隆さんのヒストリーを音楽で辿っていきます。そして2015年におこなわれた松本隆さん・細野晴臣さん・鈴木茂さんによる「はっぴいえんど」のライブも再放送。

さらには泉麻人さんと一緒に、80年代を彩ったFM文化〜カセットテープ、ウォークマン、カーステレオ〜を振り返っていきます。FM黄金時代にラジオから流れていた「洋楽」も、この時間にフィーチャー。ハワイ KIKIの伝説のDJで、TOKYO FMで番組を担当していたカマサミコングによるTOKYO FM50周年を祝した洋楽ミックスもオンエア予定です。

14時台は日本を代表する音楽プロデューサー・編曲家の松任谷正隆さんのインタビューから、ジャパニーズポップスとユーミンにスポットを当てていきます。まずは正隆さんが初めてプロのバックで演奏したという吉田拓郎さんの「結婚しようよ」や、アレンジを担当したイルカさんの「なごり雪」制作秘話を披露。さらには初めてFM東京のレギュラー番組となった「サウンドテイクオフ 」(1985年〜1990年)に松任谷由実さんを迎えた、幻の夫婦共演トークを発掘。また、正隆さんがプロデュースした2015年の「EARTH×HEART LIVE」からJUJUさん、秦 基博さん、松任谷由実さんの共演ライブパフォーマンスも振り返ります。ゲストに音楽評論家の田家秀樹さんを迎えて、当時の音楽背景についてもじっくりと解説していきます。

番組でフィーチャーされる松本隆さんの本がズラリ。松任谷正隆さん、ユーミン、泉麻人さんの本も





●土橋一夫(構成作家)
「僕はきみのラジオ」でOAする過去の番組音源のリサーチ・構成を担当しています。

渡辺美里、佐野元春の貴重なライブ音源をオンエア!

開局以来、TOKYO FMは音楽番組を大きな柱としてきました。これまでに、さまざまな音楽番組が放送されましたが、今回はそのなかから1980〜1990年代に人気を集めた「NISSIN POWER STATION」の放送音源を発掘し、そこから渡辺美里さん(初めてのライブ番組放送/1986年)と佐野元春さん(1987年)の超貴重ライブをオンエア。さらに美里さんを生ゲストとしてお迎えし、1986年からDJを担当された「ひとつぶの青春」の初回放送もご紹介! 音楽番組をエアチェックして楽しんだ経験をお持ちの方には、きっと堪らない内容になるはずです。

土橋さん所有の貴重な番組音源の数々



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<番組概要>
番組名:TOKYO FM開局50周年 メモリアルシリーズ Vol.1「アイ・ラブ・ユー〜僕はきみのラジオ〜」
総合司会:住吉美紀、坂上みき
50年クロニクル案内人:大橋俊夫
カルチャーコンシェルジュ:泉麻人、田家秀樹
ミュージックアドバイザー:松任谷正隆(録音パート)
ゲスト:渡辺美里
放送日時:7月24日(金・祝)12:00〜16:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/blog/info/index.php?itemid=168027

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