清塚信也 音楽にも前フリは必要!? 「その人のパーソナリティがわかった上で聴く音楽は100倍楽しくなる」

禁酒法の時代に、こっそり営業していたBAR「SPEAKEASY」。2020年の東京の街にも、そんなひそかなBARがありました。月曜から木曜の深夜1時にオープンする"ラジオの中のBAR"「TOKYO SPEAKEASY」。各界の大物ゲストが訪れ、ここでしか話せないトークを展開するとか、しないとか……。

TOKYO FMの番組「TOKYO SPEAKEASY」7月27日(月)のお客様は、タレントの武井壮さんとピアニストの清塚信也さん。清塚さんの演奏に影響を受けてピアノ熱が上がっている武井さん。そんなお2人が深夜に熱く語り合ったこととは?
??この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!

(左から)清塚信也さん、武井壮さん、アキボト



◆前フリあっての音楽(清塚)

清塚:音楽にも前フリがないといけないと思っていて。ショパンやベートーヴェンがすごかったのは、音楽もすごいんですけど、彼らのパーソナリティというものを、当時彼らの音楽を聴く人が知っていたと思うんです。

ベートーヴェンなんかは「変人」だとか「性格が悪い」とか言われたりしているけど、やっていることはすごく奇抜で革命児だということで、すごいカリスマだったんですよ。それで、音楽の途中で戦争の状況を表現したいからって、本当に大砲を鳴らしちゃうような人なんですよね。交響曲のオーケストラのなかで「ドーン」って。それをティンパニーとか楽器でドーンとやるんじゃなくて、実際に大砲を入れちゃうとか、本当に奇抜なことをやり始めて。

武井:今のアーティストがやるようなことだよね。

清塚:そうです。(音を)サンプリングしてシンセサイザーとかパソコンで出すようなことを既にやっていたり。今、ベートーヴェンがいたら、もう生楽器とか使わないんじゃないかな。

武井:とてつもない音楽を作っていたかもね。

清塚:そうかもしれない。だからそれぐらいの人だったっていう前フリをちゃんと聞いた上での音楽だったと思うんですよ。それがあるとないとじゃ、(聴こえてくる)音楽が全然違う。それが音楽大学の盲点というか。そこは絶対に教えてはくれないし、むしろコンクールとかでは“邪道”なんです。

音大では「技術とか演奏のみで、何を伝えられるか」ということを教え込まれるんだけど、「そこに人間味はないのかい?」って思っちゃうんですよ。

武井:必ずあるはずだもんね、本当は。

清塚:だから今、YouTubeを中心に若い人たちがピアノを披露してくれているんだけど、そういう人たちはやっぱりパーソナリティが見えるんですよ。昔、私が子どものときは、コンクールに受からないと絶対にコンサートとかできなかったわけだから、その人がまずどんな人なのかがわからない。今はYouTubeやTwitterとかSNSでパーソナリティを発信できるじゃないですか。そうやって人となり、パーソナリティがわかった上で「この曲を聴いてください」っていうのは、もう100倍音楽が楽しくなるんですよ。これが大事だと思うんです。

武井:なるほどね。

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来週の「TOKYO SPEAKEASY」のお客様は……

8月10日(月・祝)次長課長・河本準一さん×JO1・與那城奨さん、白岩瑠姫さん
8月11日(火)春風亭一之輔さん×JUJUさん
8月12日(水)平岳大さん×青木崇高さん
8月13日(木)ケンドーコバヤシさん×佐藤大輔さん(映像ディレクター)

がご来店。一体どんな話が飛び出すのか……!? お楽しみに!

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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00〜26:00
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/speakeasy/