GLAY・TAKURO ニューシングル『G4・2020』は「G4シリーズの最高傑作」

GLAYのTAKUROさんが、8月12日(水)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。この日リリースのニューシングル『G4・2020』について、パーソナリティのさかた校長、こもり教頭の質問に答えました。



さかた校長:GLAY先生は、25周年イヤーを越えて、26周年イヤーに突入しております! おめでとうございます!

TAKURO:ありがとうございます。無事とは言わないが……26年目に入りました。

こもり教頭:そして本日、8月12日に58枚目のシングル『G4・2020』をリリースされました。おめでとうございます!

TAKURO:ありがとうございます。

こもり教頭:58枚目ですか! すごい!!

TAKURO:「4枚目のシングルです!」とか言っていたのは、遥か昔か〜……なんかすみません(笑)。

こもり教頭:いやいや(笑)。

さかた校長:そして『G4』というタイトルの付くシングルは、今回で6作目ということですが……これは、どういうシリーズになるのでしょうか?

TAKURO:僕らは4人でやっているんですけど、バンドを作ったころから思い描いていたのが、4人が4人とも輝ける、力を出せるバンドにしたいと。もちろん、1人の天才が引っ張っていくタイプのバンドもあるんだけど。僕としてはせっかく出会った4人なのだから、4人が輝ける場所にしたくて。作品作りでもそうで……90年代は割りと僕が中心に書くことがあったんですけど、そのときからそれぞれのメンバーが書く音楽の素晴らしさは知っていたんです。いつか機会があったら、この才能を世に知らしめてやろうと思っていて。そこから徐々に「次のシングルは、TERUさんキミが書くんです」、「看板を背負うんですから、生半可な曲じゃダメですよ」、「いままで築き上げてきた歴史の重みを感じながら」と……そんなプレッシャーを与えると、人って変わるんです。

こもり教頭:へ〜。

TAKURO:ファンの人たちの気持ち、世の中の流れ……そういうものを全部飲み込んで、ドーンと変わる瞬間があるというのを見てきていて。今回の『G4・2020』に関しては、その集大成、G4シリーズの最高傑作です。もうG4という名前は使わないかもしれないと思っているくらい、4人のザ・GLAY、ここにアリ! というのができました。



さかた校長:今回の楽曲は、それぞれが持ち寄られたのでしょうか?

TAKURO:そうですね……だんだんコロナのニュースが世の中に増えてきたころ、今後の活動も見えなくなってきたんです。できるのかできないのか、という不安な時期に……まぁいつもそうなんですけど、ここで止まってちゃいけないなという気持ちになって。いまやれることを粛々とやるという意味では楽曲作りがしたい、と言ったときに、HISASHIが俺もやりたい曲があるんだ、と。そう言って持ってきたのが(HISASHIさんが作詞作曲の)「ROCK ACADEMIA」なんです。その歌詞を読んだ瞬間に、グっときたというか感動したというか。まさに10代のころからの物語があって、25年という活動を経て、これからの未来に対してのHISASHIなりの宣言のような。

こもり教頭:うん……。

TAKURO:いまロックバンドってなんならちょっと不遇で、世の中にはたくさんの音楽があるし、ギターロックなんか特に……それこそアメリカのラジオを聴いていても、ギターの入っていない音楽がほぼほぼ占めているんだけれども。それでもギターが好きでバンドが好きなバンドマンの心からの叫びみたいなもの……やっぱりデビューして25年、だんだんキャリアを積んでくると、器用にできちゃうこともあって。それは、自分たちで気をつけないといけないことなんだけれども。音楽作りに関してはどんどんプロになっていって、うまいことやれるんだけど、絶対に根っこにある熱い気持ちみたいなものを感じられないのであれば、GLAYでは採用しない。

さかた校長:はい。

TAKURO:テクニックもあるしキャリアもあるから、どう作れば良い曲風になるかはわかっているけど、その先にある思いが本物じゃないと伝わらないということも、逆にわかっているので。だからHISASHIの作った「ROCK ACADEMIA」には、彼のいまの音楽シーンに対するある種の答えだったり、GLAYがこれまでやってきたこと、これからのGLAYに期待することが全部入っていて。明るい曲調なのに、すごくグっときて泣けるんです。俺はこういうのを……彼との付き合いは30年以上なんだけれど、この気持ちをまだ持ってギターを弾いているということが奇跡だし、ここを守らなくてどうするの? ここをGLAYとして打ち出さなくてどうするの? というのがあって。これを1曲目にして、ミュージックビデオもこれで作りました。


【GLAY / ROCK ACADEMIA】

さかた校長:僕はこの曲を聴いて……自分が好きなものに出会ったのが19歳のときなので、『19 飛び込め摩天楼』や『若手ピアノロックよ街に鳴れ』という歌詞にグッときました。

TAKURO:これ、絶対ヒゲダン(Official髭男dism)だよね。

こもり教頭:(笑)。

TAKURO:だって、ライブに行ってすごく感動したって言ってたもん(笑)。

一同:(笑)。

TAKURO:あんなのが出てきたら、若手バンドは大変だぞ〜っていう(笑)。ものすごく評価が高いんだよ。

こもり教頭:(笑)。僕は最初の『♪テンテンテン テンッテテンテン』からTERU先生の歌があって、もう一度ループするとこととかが学校っぽいなと思いました。

TAKURO:たぶんだけど……この曲は完璧HISASHIがコントロールしたんだけど、大人になってくるとそこに意味を求めすぎる……でもロックミュージックに意味を求めすぎるって、すごく危険なのね。伏線を回収しないと気が済まないみたいなのは、実はエンターテイメントとして良いとは思っていなくて。説明しすぎる映画より、最後主人公はどうなったのか。別れるの? つき合うの? 生きるの? 死ぬの? という余韻や考える余裕を、リスナーや視聴者に持たせたほうが俺は優れていると思うんだけど。

こもり教頭:うん……。

TAKURO:言葉から入ってしまう俺としては、どうしても最初から最後まで理にかなったものになりがちなんだよね。でもHISASHIはそれを軽々と飛び越えて、「意味なんか無くていいんだよ、笑顔になれれば」みたいな。『飛び込め摩天楼』って、行ったことねーのに! っていう(笑)。

校長・教頭:(笑)。

TAKURO:でもそれでいいの。行ったことのない場所に思いを馳せて書く日本のロックミュージック……たかだか50年60年の歴史しかないけど、そこに意味は求めないということをずっと俺に教えてくれるんだよね。そんなに考え過ぎなくてもいい、“意味の放棄”って、生きていく上ですごく大事なことだと教えてもらったね。

さかた校長:それを10代から付き合いのあるメンバーに教えてもらうって、すごくいいわぁ。

こもり教頭:すごいですよね。30年以上いっしょにいて、いまだに刺激になりますか?

TAKURO:刺激になるね〜。

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聴取期限 2020年8月20日(木)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:さかた校長、こもり教頭
放送日時:月〜金曜 22:00〜23:55
番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/