真円ではない規格外パールに新たな価値を見出した、ジュエリー“金魚真珠”の魅力

吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。9月5日(土)の放送では、パールジュエリーブランド「SEVEN THREE.」ディレクターの尾崎ななみさんに「金魚真珠」についてお話を伺いました。


「SEVEN THREE.」のしっぽ付きの真珠「金魚真珠」



海が育む宝石「真珠」。

一般的には、アコヤ貝という2枚貝を母貝に育成されることで知られている養殖真珠ですが、世界で初めて真珠の養殖に成功したのは、三重県・伊勢志摩。日本が世界に誇る、真珠の産地です。

真珠の宝石としての価値は、形がラウンド(真円)に近いものほど高いとされていますが、ラウンド以外にもいろいろな形があり、個性的な形を楽しめるのも真珠ならでは。


真珠の産地、三重県・伊勢志摩



伊勢志摩にあるパールジュエリーブランド「SEVEN THREE.」では、真珠の球体にニョロっとした尾びれのような突起が付いているものを、「金魚真珠」と命名。ジュエリーに加工して販売しています。


自然の恵みが作った、個性豊かな「金魚真珠」



「貝のなかで育って、そこから誕生したそのままの形なので、真珠って白くて丸いものが一番という考えはおかしいんじゃないかって、ずっと思っていたんです。おじいちゃんが真珠の養殖をしていたので、いろいろな真珠を見ていました。このいびつな形をしたものも、同じように長年、海で育って誕生してきたのに、この子たちにスポットが当てられていないのが残念だったっていう本当に素直な思いだったんです」と語る尾崎さん。


「SEVEN THREE.」ディレクターの尾崎ななみさん



できあがるまでに、3年から4年と長い時間がかかる真珠。ですが、育てた貝をいざ開いてみると、綺麗なラウンド形になっているのは、全体の2割程度だと言います。

「一つひとつに個性があって、そのどれもが美しいことを伝えていきたい」と尾崎さん。規格外真珠の新たな価値を見出そうと取り組んでいます。


規格外真珠に新たな価値を



真珠自体、作れる場所が限られていて、日本でも数ヵ所しかないそのうちの1つが、伊勢志摩。

「金魚真珠」が、伝統技術を知るきっかけとなり、そこから真珠の文化を応援する人が増えるといいですね。

<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55〜14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/miraizukan/index.php