なぜ、今の若者はナンパをしないのか?

なぜ、今の若者はナンパをしないのか?

なぜ、今の若者はナンパをしないのか?

放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。6月25日の放送では、前回に引き続き株式会社ライゾマティクス代表取締役の齋藤精一さんをゲストに迎えました。大学で非常勤講師もしている齋藤さんから、現代の若者について興味深い話が聞けました。




高須:大学時代は勉強しました?

齋藤:してないですね。

高須:大学の時って勉強しないですよね。日本人って大学に入って勉強……まぁ頭いい人は勉強するのか。

齋藤:しますね。僕なんかから見ると遊んでおけばいいのにと思いますけどね。社会勉強じゃないですか。

高須:そうですよね。要領の良さを覚える場所でもありますよね。子どもの頃からすると親の目はないけど、大学は親に払ってもらっている。だからどっちにもいける時期だし、いろいろ学べますよね。

齋藤:そうですね。

高須:あと、僕らの時代はインターネットが無かったから、雑誌に載っている場所とかに行ってみたくなるんですよね。わからないから。調べようがないから。

齋藤:それこそ、今日の大学の授業でそんなことをやってたんですよ。「なぜ今の若者はナンパをしないのか」と。彼らは、“ナンパに興味がない”のと、ナンパをして写真を撮られたら人生が台無しになるじゃないですか。「この人、不審者!」みたいな感じで。

高須:リスクかぁ。

齋藤:若者はナンパもリスクだと捉えていると思いますよ。

高須:本当ですか!?

齋藤:僕たちは、良くも悪くも十手先が読めないから面白かったじゃないですか。将棋で例えるとですよ。でも彼らは十手先のケーススタディというか、インターネットでいくらでも出てくるんですよ。コンビニの冷蔵庫に入っちゃったとかそういうやつです。
だから今の若者は、人生が台無しになるような「これはまずい。危ない」と思うものには足を突っ込まないんですよ。

高須:そうなんですか。

齋藤:でもそうなると、それで面白いものは作れるのかと。

高須:そうですよね。リスクばかりを考えますからね。「失敗したらどうしよう。だったらお金をかけないでいよう。だったら安パイを考えるか」とね。

齋藤:もう、ナンパなんてもってのほか(笑)。

高須:(笑)。

齋藤:しかも僕らの時代ってヤバい先輩がいたじゃないですか。

高須:変な人がいましたよ。

齋藤:でも今はいないんですよね。「この人んちに誘われたけど、この人んちに行ったら俺の人生変わっちゃいそうだな」……っていう先輩がいたじゃないですか。

高須:いましたね〜。怖い先輩も変な先輩もいましたね。

齋藤:いましたよね。でもそういう先輩がいないんですよね。

高須:その……ドキドキすることが多かったじゃないですか。大人になる前、社会人になる前の時期って。「これはアカンぞ。ヤバいところに来てるぞ」とか、「この人とこんな状況はほんまはアカンぞ」とかね。具体的には言いませんけど(笑)。

齋藤:はい(笑)。

高須:自分の身の丈以上で、“なんか無理してるな”って感じるときがあったじゃないですか。そういうときに「これ、どうするかな? 楽しいけど怖いし。でも怖いところに触れていると、他の友達に自慢できるんちゃうかな」とかね。変に打算的なところもあったりしながら。

齋藤:そうですね。

高須:で、その先に行くと意外と大丈夫で、「あ、怖くない。ちゃんと人だ!」と知ったりね。ちゃんとしてればですよ(笑)。

齋藤:僕はギリギリその時代ですね。それが今の子たちには無くなってかわいそうだなと。かわいそうというか、もっと遊べばいいのにと思いますね。

高須:本当ですね。


【番組情報】
タイトル:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00〜25:30
MC:高須光聖、中村亜裕美
番組Facebook:https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/

関連記事(外部サイト)