「“血管は若返る”って本当?」冷え性・生活習慣病にも効果アリ!? 簡単「ゾンビ体操」とは?


(左から)住吉美紀、池谷敏郎先生



住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。9月17日(木)放送の「Blue Ocean Professional supported by 協会けんぽ健康サポート」のコーナーのゲストは、東京都あきる野市の池谷医院 院長・池谷敏郎先生。血圧や骨の強さ、ホルモンバランスなどを整える効果があると言われている「ゾンビ体操」考案者の池谷先生に、お家で簡単にできる「ゾンビ体操」を教えていただきました。この記事では、番組前半の内容を紹介します。



◆「ゾンビ体操」は“血管力”をあげてくれる?
住吉:ゾンビ体操は“血管力”を上げてくれるということですが、血管力とは?

池谷:血管力というのは、血管の若々しさを表しています。血管がしなやかで、内腔がなめらかで、詰まったり破れたりして脳や心臓の病気にならないような血管です。

住吉:人によって、そんなに違うんですか?

池谷:違います。例えば、生活習慣病の方や喫煙者、ストレスにさらされている方は血圧も上がりやすく、血管が早く老化しやすくなります。

住吉:血圧が高い状態が続くと、血管そのものの老化も進む?

池谷:はい。水道管をイメージしてください。水圧が高い状態で使っていると、なかが傷つきやすいイメージがありますよね。血管も同じで、古くなると固くなったり、ヒビが入ったり、なかが詰まりやすくなってきたり、破裂してしまったり……。

住吉:どうすれば、若いときの、しなやかな血管を長く保てますか?

池谷:まず、生活習慣病の改善が必要です。生活習慣病は、食べ過ぎと運動不足。少し食べ過ぎても、運動をしてプラスマイナス0にできればセーフです。そういった意味でも、運動はすごく大事。

あと、運動をすると血管を若返らせる物質「NO」(エヌオー:一酸化窒素)が出てきて、血管をしなやかに開いたり、若返らせてくれます。

住吉:運動すれば、何歳になってもNOは出てくるんですか?

池谷:はい。有酸素運動をすると全身の血管が広がって血流がよくなり、血管が内側からマッサージされるようなイメージです。悶々と考えているうちに血管は老化してしまうので、何も考えずにゾンビ体操をすれば、血管はしなやかに開いていきます。

住吉:ゾンビ体操くらいの軽い運動でも、NOは出るんですか?

池谷:はい。体を動かして血流を増やしてあげればNOが出て、血流がますます良くなって、NOが出るイメージです。

住吉:先生の患者さんのなかでゾンビ体操を実践して、体調が変わった方は?

池谷:いますよ。まず、冷え性はすぐ良くなります。筋肉で温まった血液が、全身にくまなく流れて、手足の先まで温かくなります。これからの寒い時期、お風呂に入るときは“湯舟に浸かって温まったほうがいい”って言われていますよね? でも、なかにはシャワーのみで済ませる方もいると思います。そんなときは、ゾンビ体操+シャワーの合わせ技で、湯舟で十分温まったときと同じような効果が得られます。

それから、何と言っても生活習慣病。改善につながって血圧が下がったり、糖尿病の状態が良くなったり。中性脂肪は動脈硬化に繋がるのですが、こういったものが改善したりします。

住吉:難しく考え過ぎず、シンプルな運動を続けることが大事なんですね。

池谷:そうです。カッコ悪い動きでも、簡単に長く続けられれば、若い血管は手に入るということですね。

◆運動と一緒に取りたい! オススメ食材は?
住吉:最後に、池谷先生ご自身が健康に気をつけていることは?

池谷:健康の秘密は、先ほど申し上げた「NO」と大豆です。筋肉を動かす運動には、“筋肉の材料”となる食材を摂取する必要があります。オススメは大豆なんですね。大豆にはイソフラボンが入っているので、女性にオススメなのはもちろん、骨粗しょう症の予防にもなります。痩せている方のなかには、筋肉が少ない人もいます。運動をしてタンパク質を取れば筋肉が作れます。例えば、痩せ気味のご高齢の方は、転倒して骨折してしまう可能性もありますので、適度な運動をすると同時にタンパク質をとっていただきたい。なので、「NO」と大豆です。

<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時 :毎週月〜金曜9:00〜11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/