江原啓之「苦悩を得た人のほうが味わいが出せる」コロナ禍のLAで将来に悩む役者志望の大学生にエール

スピリチュアリストの江原啓之が、現代社会でさまざまな悩みに直面している人たちに温かい“ことば”を届けるTOKYO FMの番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。今回はコロナ禍のロサンゼルスで将来に悩む大学生に“ことば”を届けました。


◆カオス化するLAで人生のターニングポイントに…
「私は現在ロサンゼルスに住んでいて、先日、無事に大学を卒業することができました。ですがコロナでクラスはZoomでのオンライン授業になり、友達とは最後まで会えず、あと数週間で本番だった(演劇の)舞台も卒業式もなくなり、今まで頑張ってきた意味があったのだろうか? と、とても落ち込みました。

また、ニュースになっているかと思いますが、人種差別問題でカオス状態な日々が続いています。夜は少しの大きい音や爆竹音にビックリしてしまい、あまり寝られません。人種差別の深刻さや、人は窮地に立つとこんな行動をするのか……みんなそれぞれの幸せに包まれた人生は送れないのだろうか……などと考える日々です。

私の人生も今がターニングポイントになると思います。役者志望で大学では演劇科を専攻していたので、卒業後アメリカで役者として働きたいと思っていましたが、失業者も多く、困難な状況です。もう日本に帰れとでも言われているかのようです。日本に帰る道が正解なのか、それとも正解などないのではないかと悩んでいます。

江原さんが以前に“人生はすでに神様によってプログラミングされている”とおっしゃっているのを思い出しました。このターニングポイントを無駄にしないように、間違いのないように選択するにはどうしたらいいでしょうか? それとも“なるようになる”のでしょうか?」

◆江原からの“ことば”
「私は“人生はすでに神様によってプログラミングされている”とは一切言っていません。どこかのサイトで、勝手に私の名前を使って言っていることではないでしょうか。人の人生は決まっていません。あるのは“宿命”だけ。“宿命”と“運命”は違う。“宿命”は素材、“運命”は料理のようなもの。自分でどう活かすか。このコロナをどう活かすか、なのです。

古臭いジジイ言葉かもしれませんが、逆にこんなに心の肥やしになるときはないのではないかと思うのです。あなたも人種差別問題に至るまで、いろいろと考えたりしているわけですよね。こういうことがなかったら考えていないのです。

今日の冒頭の“現実逃避は、迷路に入るばかりです”という言葉のように、多くの人は現実逃避をしながら生きていて、何か直面したときに初めて現実を見る。今まさに現実を見ているとき。現実を見てこそ、道は拓けるのです。

あなたが今悩んでいることは良いこと。ましてや役者志望。さまざまな苦悩を得た人のほうが、いろいろな味わいが出せる。“これは肥やしだぞ”と思ったほうがいいわけです。それがないと、むしろ役者としての才能がないのかもね……と、私は思うのです。1年や2年、棒に振ったような経験のない人は、そういう悲しい役はできませんよね。ここであなたが人間力をどう養って、どう発揮するのか。そういうことでワクワクしてもらいたいな、と思います。頑張ってくださいね!」

◆江原啓之 今宵の格言
「現実逃避は、迷路に入るばかりです」
「コロナウイルスは本当の幸せを教えてくれる天啓です」

番組では、江原に相談に乗って欲しい悩みや感想、メッセージを募集しています。こちらにどしどしお寄せください。

<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00〜22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55
パーソナリティ:江原啓之
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/