カヌー日本代表・足立和也 数々の“挫折”から手にした「東京五輪」の切符


足立和也選手



荒川静香と高橋尚子がパーソナリティを務め、東京海上日動がお送りするTOKYO FMの番組「MY OLYMPIC」。かつての名選手から将来有望なオリンピック代表選手のタマゴまで、さまざまなアスリートの輝きをお届けしています。10月19日(月)〜23日(金)、26日(月)〜30日(金)の放送では、カヌー日本代表の足立和也選手が登場。本記事では、10月20日(火)〜26日(月)でのトーク内容を紹介します。



子どものころから“カヌーで世界一速い選手になりたい”という夢を抱いていたという足立選手。その思いを叶えるべく、2021年東京オリンピックでカヌー日本代表としてスラローム・カヤックシングルに出場予定です。

高校2年生のときに国内大会で優勝を果たし、年齢別の世界大会でもいい成績を収めた足立選手ですが、「そこで1度、ちょっと満足してしまった」と言います。大学に進学し、日本代表Bチーム入りを果たしたことで初めて出場した、年齢制限のないシニアの国際大会では、まったく歯が立たなかったそう。

同じ環境で切磋琢磨していた仲間たちは、その大会で世界のトップ10に入るかという戦いをしているのを目の当たりにし、「本当に壁を感じた。競技と真摯に向き合えていなかった」。そんな悔しい経験が、慢心していた心に火をつけ「完全に競技にのめり込んでいった」と振り返ります。

大学に通いながら、自然の川のコースで練習していたという足立選手。一方、世界の選手はというと、実際の試合がおこなわれるのと同様の人工コースで毎日練習するなど、環境面で大きな違いがあったそう。

世界との差を少しでも縮めるためにも「自分の環境から変えなければいけない」と、大学を中退し、市場大樹コーチの指導を仰ぐべく、山口県萩市への移住を決意します。

市場コーチのもとで練習に励んだものの、4番手であと1歩及ばず、2016年リオデジャネイロオリンピックへの切符を逃し、「そこでオリンピックに対する意識はひと区切り、整理はついた」と言います。とはいえ、子どものころからブレることなく思い続けてきた“世界で1番速いカヌーの選手になりたい!”という目標だけは「いまも変わらない」と語ります。

その思いと努力が実を結び、その後開催されたワールドカップで3位に輝き、表彰台にのぼる活躍を見せ始めた足立選手。「僕自身、世代別(の世界大会)のときに、トップ選手たちと戦えていたという経験がとても自信になった。リオ(の代表選考会)で負けたことで、少し肩の力が抜けて、いい結果が出たのかなと思います」と当時の心境を明かしてくれました。

挫折をバネに、2021年東京オリンピックへの切符を手にした足立選手。夢の大舞台でどんな戦いを見せてくれるのか……目が離せません。

本日11月6日(金)の放送をradikoタイムフリーでチェック!

<番組概要>
番組名:MY OLYMPIC
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週月〜金曜6:55〜7:00(JFN各局の放送時間は番組Webサイトでご確認ください)
パーソナリティ:荒川静香、高橋尚子
番組Webサイト:https://www.jfn.co.jp/myolympic/