花・植物との触れ合いを豊かに…「暦のレシピ」で季節の移り変わりを感じる

「ボタニカル」=「植物」の力でキレイと元気を磨くをコンセプトにお届けしている、TOKYO FMの番組「NOEVIR BOTANICAL LIFE」。

11月27日(金)の放送では、季節の植物を日々の生活に取り入れるアイデアを紹介しました。夏至、冬至、春分、秋分など、あらためて二十四節気を知ることで、季節の植物とともに、四季の流れに寄り添うボタニカルライフを心豊かに過ごしてください。教えていただいたのは、「二十四節気 暦のレシピ」の著者、フローリストの猪飼牧子さんと写真家の清水美由紀さんです。



◆季節の変化を言葉で伝える「二十四節気」
二十四節気は、1年の季節を表す言葉です。太陽の動きに合わせて1年を24等分し、それぞれの時節の表情を2つの漢字で伝えています。太陽の位置が最も高くなり、昼の時間が最も長くなる「夏至」、太陽の位置が最も低くなり、昼の時間が最も短くなる「冬至」、昼と夜の長さがほとんど同じになる「春分」と「秋分」などの節目を持っています。さらに「立春」「立夏」「立秋」「立冬」などで分けられ、季節の変化を表わします。

そのほか、「雨水」「小暑」「立秋」「小雪」など、その時々の自然の情景を感じさせてくれる美しい言葉も二十四節気の特徴です。暦を知り、季節の歩みを意識することで、花や植物との触れ合いがより豊かになりますね。

◆二十四節気 暦のレシピ「小雪」
11月も終わりを迎える今頃は、二十四節気では「小雪」(11月22日から12月6日頃)にあたります。寒さが朝夕だけでなく、日中にも顔を覗かせるようになり、また、息を飲むほどの紅葉の景色が日本各地で広がり、目を楽しませてくれるのもこの時期です。

そんな気温の変化を自ら感じ、冬支度を始めるために木々が演出する紅葉や落ち葉は、まさに自然から届く季節の便りです。同じように見えても、1枚1枚、個性豊かに色と形が異なる木の葉は、暮らしを彩り、自然からのメッセージを届けてくれます。

◆暦のレシピ「落ち葉のアロマワックスサシェ」
身近な場所で拾った枯葉の表面にパラフィンをつけるだけで、立派な落ち葉モチーフに生まれ変わります。パラフィンをつけることで表面の色彩が際立ち、葉の形もくずれにくくなります。お気に入りのトレイに並べたり、糸をつけてモビールにしたり。パラフィンにアロマオイルを入れれば、飾ったときに、ほんのりと漂う香りも楽しめます。自然の営みをお部屋で感じることができますね。


落ち葉のモビール


■「落ち葉のアロマワックスサシェ」の作り方

1. 落ち葉の表面の汚れを取り、アロマオイルを加え湯煎したパラフィンをつける。

落ち葉のアロマワックスサシェ作り


2. パラフィンが乾いたらできあがり。

落ち葉のアロマワックスサシェ


◆二十四節気 暦のレシピ「大雪」
一段と冷え込みが増していく12月。12月7日から21日頃は、二十四節気では「大雪」にあたります。自然の景色からも緑が少なくなり、寂しくなる頃ですが、その厳しい自然のなかでも、元気な緑の葉を茂らせているのが針葉樹です。尖った葉は、表面から水分が失われるのを防ぎ、気温の低いなかでも緑色を失いません。針葉樹が演出する冬の情景を、お部屋で楽しんではいかがでしょうか。

◆暦のレシピ「雪色のテーブルリース」
針葉樹の森に舞う雪をイメージさせてくれるのが、パンパスグラスと緑の花材を使った「雪色のテーブルリース」です。柔らかな白のパンパスグラスや花材、緑の組み合わせで、テーブルに飾ると、この時期ならではの聖なる華やぎも生まれます。


パンパスグラスの雪色のテーブルリース


■「雪色のテーブルリース」の作り方

1.リースの形のオアシスを用意し、外側と内側の両方に、3cmおきにグリーンの葉ものを同一方向に向け、1周するように挿していく。

2. 1を挿したあいだに、別の葉を同じく両側に同一方向に挿していく。


3. 1と2を指した隙間にパンパスグラスを同じく両側から同一方向に挿す。


4. 葉やパンパスグラスの向きや形を整え、上につる性の植物などを這わせるように飾って完成。


季節を表す言葉「二十四節気 七十二候」をテーマに、季節の移り変わりを花や植物で感じながら、ものづくりの楽しみ方を提案。その節気に旬をむかえる植物にまつわる話や、暮らしに花や植物を手軽に取り入れるコツを、写真とともに解説しています。

猪飼さんはフラワーアレンジメントを手がけるほか、植物の魅力やしつらえを伝える教室を主催し、植物が生活に寄り添う暮らしを発信。清水さんは「より心にフィットした生き方をさがす」ことをテーマに活躍するフォトグラファーであり文筆家。生まれ育った長野県、松本を拠点に活躍されています。


「二十四節気 暦のレシピ」猪飼牧子、清水美由紀 共著(日本文芸社刊)



TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、隔週テーマでボタニカルな暮らしを紹介する「NOEVIR BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。11月28日(土)は、作家の谷村志穂さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。

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聴取期限 2020年12月5日(土)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:NOEVIR BOTANICAL LIFE
放送日時 :毎週金曜8:38〜8:43
出演:鈴村健一(月〜木曜)、山崎樹範(金曜)、ハードキャッスル エリザベス番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/botanical/