バイきんぐ西村「もう俺たち無理だな、みたいな時期があって」相方・小峠とコンビ結成後、大阪から上京した当時を振り返る

お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの新番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。11月21日(土)放送は、お笑いコンビ・バイきんぐ 西村瑞樹さんをお迎えしました。趣味のキャンプが高じて山を購入した西村さん。今回は、西村さんが所有する山「WEST VILLAGE」で、コンビ結成当時のエピソードや今後の夢について伺いました。

バイきんぐ・西村瑞樹さん



土曜日の夕方17時から、たった1時間だけ営業する架空の旅行会社「エウレカドライブコーポレーション(EUREKA DRIVE CORPORATION)」通称“EDC(イーディーシー)”。毎回多彩なジャンルのゲストを招き、そのゲストの思い入れのある地をエピソードや音楽とともにめぐります。


◆“偶然の再会”がきっかけでコンビ結成

川島:コンビを結成したきっかけは?

西村:大阪NSC(吉本興業の養成所)の17期生なんですけど、養成所の面接がある半年前に運転免許合宿に参加したんです。まだ2人が出会う前の話です。それから半年後、NSCの面接に行ったら、たまたま同じ教習所に通っていた小峠がいたんです。教習所では話さなかったけど、お互いに顔を覚えていて「あのときの! 教習所いたよね!?」となって。大分県の教習所だったのですが、当時僕は兵庫にいて、(相方の)小峠(英二)は福岡から参加してたんです。

川島:すごい偶然ですね! これは何かあるぞと。

西村:そうです。そこからです。

結成当時のバイきんぐ(小峠さん、西村さん)

川島:当時はどっちがボケ、ツッコミをやりたいとかありました?

西村:そのときは小峠が「やっぱり俺はネタを書きたい」「ボケをやらせてほしい」と言って。

川島:もとは逆だったんですね。西村さんはツッコミ?

西村:ツッコミというか、リアクションのような感じでしたね。

川島:でも、けっこう苦労されたなというイメージがあります。

西村:めちゃくちゃ苦労してるよ。

川島:そのあとの所属は吉本ではないですもんね。

西村:今はSMA(Sony Music Artists)という(ソニーミュージックグループの芸能事務所にいますが、いくつかの事務所にお世話になってきました)。

大阪にいたときは「もう俺たち無理だな」みたいな時期があって、「東京に行こうか」と。当時はまだM-1とかもなくて、“大阪の芸人は二度売れないといけない”みたいな流れがあったでしょ?

川島:ありました。大阪で天下を取った後、東京で1からやって、また天下を取らないといけない。

西村:だったら、もう「最初から東京行ったほうがいいんじゃないか?」みたいになって、東京に行ったんです。俺らはバカだったんで「東京でまた吉本にお世話になろう!」という思いだけで、何の情報も得ないまま勢いで行っちゃったの。東京に行ったら「銀座7丁目劇場」とか「渋谷公園通り劇場」とか軒並み潰れていて。

川島:ブームが終わってたと。

西村:そう。新宿の「ルミネ the よしもと」ができる前。

川島:ちょうど谷間で劇場も何もない時期。

西村:俺たち来たのはいいけど、「これからどうしたらいいの?」みたいになって。そうこうしていたら、NSCの同期で俺らよりも先に東京に行って、ワタナベエンターテインメントにお世話になっている奴がいて。

西村:「じゃあ俺らもそこに行ってみるか!」ってなって、ネタを見てもらったりして。

川島:とりあえず東京に来てやったことがそれ?

西村:ライブに出させてもらったりはしていたんだけど、「俺たち、この事務所と毛色が違うなぁ」ってなって。1年くらいですかね。

川島:まぁわかりますよ。1年やってみて肌で感じてね。

西村:それで辞めて、そのうちにルミネtheよしもとができて、「俺たちはやっぱり吉本に行きたいんだ!」って戻ったんです。まずはネタ見せをして、それが良かったら小さいライブの1分ネタに出られる……というようなことをやっていたんだけど、なかなか上のランクに上がれなくて。それで、「もうダメなんじゃないか……」みたいになって、3、4年くらいどこにも所属していないフリーの時期がありました。

そうこうしていたら「ソニーがお笑い部門を立ち上げる」という話が入ってきて。「もうそこしかねぇな」みたいになって入って、現在に至る感じです。

川島:ソニーに入ってから「キングオブコント2012」優勝までは、どのくらいでしたか?

西村:6、7年ぐらいかかってる。結成から考えたら15年。

川島:15年ぐらい、ほぼ収入はない?

西村:ないない。もうバイトだけするような生活。

川島:でも、バイきんぐさんは「キングオブコント」でいきなり初の決勝に進んで、いきなり優勝しているわけですよ。前年までまったくブレイクせず、芸人同士や他事務所の人にも認知されないままできて。何か変えたのですか?

西村:前の年は準決勝までは行っているので、兆しは少し見えてきた頃でした。その4年ぐらい前から、ボケとツッコミを入れ替えたんですよね。

川島:そのタイミングですか!

西村:優勝する4年ぐらい前まではずっと、小峠ボケ、西村リアクションでやっていましたよ。

川島:そりゃダメですよ(笑)。

西村:優勝の4年前くらいから2ヵ月に1回、ネタを6本やるようなライブをやり始めたんです。「いろんなことをやってみよう!」ということになって、「両方ボケのネタもいいね」「ちょっと入れ替えてみようか」「ボケとツッコミを逆にしてみるか」みたいなことをやって逆にしたネタが、すごくウケてハマったんです。それで今のスタイルになった感じかな。

川島:あがいているときに見つけたスタイルだったんですね。

西村:そうそう。

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次回11月21日(土)のお客様は、歌手の坂本冬美さん。どうぞお楽しみに!

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聴取期限 2020年11月29日(日) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey 〜土曜日のエウレカ〜
放送日時:毎週土曜 17:00〜17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/