スキー・ハーフパイプ小野塚彩那、ソチ五輪で銅メダル獲得したときは「“ゾーン”に入っていた」


小野塚彩那選手 ?freerideworldtour.com



荒川静香と高橋尚子がパーソナリティを務め、東京海上日動がお送りするTOKYO FMの番組「MY OLYMPIC」。かつての名選手から将来有望なオリンピック代表選手のタマゴまで、さまざまなアスリートの輝きをお届けしています。11月2日(月)〜6日(金)、9日(月)〜13日(金)の放送では、スキー・フリースタイル女子ハーフパイプ銅メダリストの小野塚彩那(おのづか・あやな)さんが登場。本記事では、11月4日(水)〜6日(金)、9日(月)、11日(水)でのトーク内容を紹介します。



子どもの頃から続けていたアルペンスキーでは、インカレで優勝経験があるほどの実力の持ち主だった小野塚さん。しかし、オリンピック出場という大きな夢はあまり現実的ではなかったと言います。

そんな彼女が大学生のとき、日本で開催されたハーフパイプの国際大会に出場。そこで6位入賞を果たしたことで、「(夢が)ちょっと近くなったかなという印象があった」と手応えを実感。「“チャンスがきた、これだったらいけるかも”と思って、完全に競技を転向した」と自身の転機を振り返ります。

そして、2011年に2014年ソチオリンピックでスキーのハーフパイプが正式種目に採用となり、そこに照準を絞った小野塚さん。とはいえ、競技を転向した当時の日本には、ナショナルチームはおろか世界で戦えるような指導者もなかなかいないのが現状で、「自分で家を借りて飛行機の便を予約し、右も左もわからないような状態で海外に行き、そこで練習をするしかなかったですし、当時は資金もなかった」と苦労の日々を語ります。

そんななか、後援会が発足したことが追い風となり海外遠征へ。しかし、そこで目の当たりにしたのは、日本とは異なり、ナショナルチームがあり練習環境がパーフェクトに整っていたこと。「それは私にとってすごく衝撃的で、“この選手たちにどうやったら勝てるんだろう”と常に模索していた」と小野塚さん。

海外選手とのレベルの差を痛感しながらも、アメリカでトレーニングに励んでいたときに、あるコーチとの出会いが運命を変えます。「1人で練習をしていたらニュージーランド人から『コーチはいるの?』と声をかけられて、日本人のスノーボードのコーチを紹介していただいた。本当にいろいろな人たちに声をかけていただいて成長していった背景がある。その辺りは本当に恵まれていたなと思う」と話します。

紹介してもらったコーチは、種目は違っていたものの、自身が成長するうえで必要な要素を持ち合わせていたようで「そのコーチがいなかければソチオリンピックでのメダル獲得はなかった」と言わしめるほど。そんな指導者との出会いをきっかけに徐々に頭角を現すようになっていった小野塚さん。「とにかく行動に移し、練習もたくさんしたし、出られる大会に出て、“がむしゃら”という言葉が本当に似合うくらいだった」と振り返ります。

そして、実際にオリンピック出場の夢を強く意識したのは、2013年の世界選手権で3位となり銅メダルを獲得したとき。「いままでは“オリンピックに出場する”というのが目標だったのが、世界選手権でメダルを獲れたことで“オリンピックでメダル獲得”と、より明確になった」と言います。

そこでの手応え通り、念願の2014年ソチオリンピック出場を果たした小野塚さんは、見事銅メダルを獲得。1本目でミスをしてしまったものの、2本目以降は崩れることなく、しっかりと修正。そのときを「いわゆる“ゾーン”に入っていた感じだった」と回顧。

さらに期待を背負って臨んだ2018年平昌オリンピックでは、5位と惜しくもメダル獲得には届かず。その悔しさを身をもって知っているだけに、「4年に1回しかチャンスがないので、そこでメダルを獲るということはとても名誉なこと」と自身を称えていました。

次回11月30日(月)の放送をradikoタイムフリーでチェック!

<番組概要>
番組名:MY OLYMPIC
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週月〜金曜6:55〜7:00(JFN各局の放送時間は番組Webサイトでご確認ください)
パーソナリティ:荒川静香、高橋尚子
番組Webサイト:https://www.jfn.co.jp/myolympic/