小池百合子都知事 オリンピック開催に決意「東京都はホストシティ、開催する準備を進めるのが責務」

住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。1月13日(水)の放送では特別企画として、小池百合子東京都知事のインタビュー後編をお届けしました。ここでは番組リスナーからの率直な質問に、小池都知事が答えます。

(左から)小池百合子さん、住吉美紀


◆都民に語りかけるときに心がけていることは?

住吉:「Blue Ocean」というTOKYO FMのワイド番組なのですが、この1年間で在宅勤務の聴き手の方が増えました。飲食店ではお昼のランチの準備をされている方、保育園に(お子さんを)送り出した後に聴いてくださる主婦の方など、(コロナ感染の)経験を生かして、安心情報や注意情報を発信させていただいています。

小池:よろしくお願いします。

住吉:では、ここからはリスナーの皆さんが小池都知事に聞きたいことをたくさん(メールで)寄せてくださいましたので、いくつか伺えればと思います。

<リスナーからのメッセージ>
「ニュースでお見かけするたびに、腰が重めの頼りない政府と都民の間に挟まれて『大変だな、休めているのかな』と心配です。自分も会社の上司、お客様の間で振り回されている状況と重なる気がしていて、勝手に同志だと感じて応援しています。気疲れや体の疲れは大丈夫ですか?」(北区 38歳会社員 女性 ににこさん)

小池:私は戦っている司令官として、東京都の先頭に立っていますので、私が弱気になるとみんなが弱気になってしまいます。『ここは戦い抜くんだ』という思いで毎日おります。健康のほうも変わりませんし、むしろ私自身が自分の健康をちゃんと守っていかないといけないということで、いつも私は布マスクなんですけれども、なかに不織布が入っておりまして、これがかなり効果が高いと思っています。

いま日本の場合、マスクのことで政治論争になっていません。他の国になりますと、マスクそのものが政治論争になって、それが余計ギスギス感を生んでいるということを考えれば、日常的にみんながマスクをしている日本は、それだけでも公衆衛生面でプラスだなというふうに思うんですね。

住吉:小池さんご自身は日々きちんと眠れていますか?

小池:寝ることが一番だと思っています。ネジの1つか2つ飛ばしちゃって(笑)、とにかく寝ることで頭がクリアになるんじゃないかなと思っています。

<リスナーからのメッセージ>
「ドイツではメルケル首相の熱意あふれるメッセージで国民が団結したように感じています。日本ではあまりリーダーの言葉に熱意が感じられない感じがしていますが、都知事はどうお考えですか? 都知事が都民に語りかけるときに心がけていることは何でしょうか?」(世田谷区 38歳 女性 匿名)

小池:私は常に「大義」と「共感」を大切にしています。物事には大義が必要で、教育であったり福祉であったり、そういった大義ですね。例えば環境大臣をしていた頃に、気候変動や地球温暖化の対策をするのは大義なんですね。ところがそれに共感が伴っていないと、それは大義のままで終わってしまいます。それで当時始めたのが「クールビズ」で、みなさんの共感を呼んだからあっという間に広がって、もはや当たり前になっているわけですね。

今回の大義はコロナ対策です。それにみなさんが共感を抱いていただく。その時々の都民の皆さんの思いですとか、そういったことを変化もきちんと見極めながら、(対策を)進めていくということが必要であると思っています。

住吉:日本のリーダーの熱意があまり感じられないというご意見は?

小池:コメントされる方は、大体そういうふうにおっしゃる方が多いかと思いますが、それぞれの知事も、総理、閣僚もしっかり取り組んでいると私は思っております。今は国難ですからね、それぞれ責任を負うべきリーダーたちは、本当になんとかしなければ。都民の皆さんの心にきちんと届くような言葉を、メッセージを届けていきたいと思っています。

◆オリンピックは本当に開催できるのか?

<リスナーからのメッセージ>
「オリンピックは本当に開催できるのでしょうか。お考えを伺いたい」(横浜市 くまさん 男性)

小池:東京都はホストシティで、開催する準備を進めるのが責務なんです。そしてIOCが主催をして、IOCが大きな部分を決めていくんですね。ですから東京都としては粛々と、着々と、いろんなケースを考えながら準備しています。去年の暮れに体操の国際大会がありました。内村(航平)選手が素晴らしい成績を上げましたよね。その内村選手が「できることを考えましょう」と言うメッセージを出しました。

私たちはやはりできることを考える。ワクチンの接種をこれからどのようにしていくのか、選手村の運営をどうしていくのか、そもそも選手が入国するのはどのような形でするのか、さまざまなことを考えながら準備をするというのが、私たちの責務として進めていることです。

住吉:「対策を頑張って、頑張って」って言われて、「今も最大限に頑張っているの! これ以上無理なの!」っていうぐらいに頑張っている方々がたくさんリスナーのなかにもいます。すでに頑張っている方々に向けて、最後一言だけいただけますでしょうか。

小池:本当に長い戦いになってしまっていますけど、まさに国にとって、東京にとって大きな課題を抱えています。これに打ち勝つには心をくじけずに歩んでいかなければならない。いつもお1人お1人にお願いをしてばかりですけれども、やはり皆さんと連携した共通の意識として「頑張ろう、打ち勝とう」という、そういう抽象的な言葉しか言えなくて申し訳ないんですけれども、思いはそういったところです。

先程、東京大会の話がありましたが、その6か月後には北京大会があります。まず東の京でオリンピックをおこなうことは、世界の大きな流れのなかで日本がしっかりと大会を開催できることを伝えるメッセージになるわけでして、その意味でも東京都民のみなさんや、番組を聴いていただいている地域の皆さんには、1つの希望のあかりをみんなで灯すためにも、ご協力いただければと思っております。

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住吉:緊急事態宣言が発令される直前に伺ったインタビューだったんですけど、リスナーの質問も一つひとつ丁寧に言葉を選びながら、紙も見ずにお答えいただきました。その姿が印象的でした。共通の意識として「頑張ろう、打ち勝とう」という気持ちで、日々私たちに呼びかけているんだなということもわかりました。

欲を言えば、すでに頑張っている都民、リスナーへ向けてもう少し労いの言葉も聞きたかったのですが、都知事は都知事で頑張っているんだっていうことが伝わってきて、私たちも今「ともにこの時代を頑張っているんだ」という意識が自分のなかにも芽生えました。

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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月〜金曜9:00〜11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/

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