“ハイトーンボーカル”小野正利が吐露「高い声はもういい……」

“ハイトーンボーカル”小野正利が吐露「高い声はもういい……」

“ハイトーンボーカル”小野正利が吐露「高い声はもういい……」

平原綾香がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス」。12月10日(日)の放送は、歌手の小野正利さんが登場。超絶クリアーハイトーンボーカルと称される小野さんに、今までの音楽人生、そして洋楽のカバーに挑戦したというニューアルバムについてお話ししていただきました。

歌手の小野正利さん(右)と、パーソナリティの平原綾香



◆デビュー25周年、でもオーラはナシ!?

平原:小野さんは2009年からヘビーメタルバンド「GALNERYUS(ガルネリウス)」に加入し、海外ツアーを成功されていたり、「HUNTER×HUNTER」や「ドラゴンボール改」などアニソンシンガーとしてもご活躍中で。

小野:はい。平原さんも雑誌の取材とかで肩書きを聞かれることってありますよね? 僕は自分に対してプレッシャーをかけるためにも肩書きは「歌手」にしてくださいといっているんです。アニソンもポップスもヘビーメタルも、歌手は歌手。ジャンルにこだわらなくていいかなって。

平原:なるほど。そして小野さんは今年デビュー25周年のアニバーサリーイヤー。色んな歌の人生があったと思うんですが、中でも忘れられないことってありますか?

小野:デビューから7ヵ月間はドラマチックでしたね。色々なことがありました。でもそれ以降は、なんの威厳もオーラもないので(笑)。先日イベントがあって、そのイベントには司会の方がいたんです。僕の出番になってステージに出ようとしたら、若い音響さんに「MCマイクです!」と渡されて。「すいません。僕歌手なんで、歌手のマイクに変えてもらえますか?」って。まぁ、25年やっててもそんな感じです(笑)。

平原:そんなことが(笑)! でもそんなところが素敵というか、今日初めてお会いしてもジェントルマンで、オラオラしたところが全くなくて。

小野:オラオラに憧れたりもするんですけどね。オラオラできるのは、自信があるってことでもあると思うので。

◆リスナーに指摘され気付いた「ベロの位置」

平原:歌を始めたきっかけというのは?

小野:中学生のときに音楽の授業で発表会をして、友達と2人でギターと歌をやろうと。友達が「歌うのは恥ずかしいから、小野が歌え」といって、歌ったんです。そしたら周りからいいじゃんといわれて。そこから人生の一歩を踏み進めた感じです。みんな声変りも終わっていて僕も終わっていたんですけど、その中ではちょっと高かった。

平原:天性のものがあったんですね。

小野:どうでしょう、勘違いの積み重ねというか(笑)。大学は、教師になりたくて行ったんですよ。でも20歳のときに、(歌の)プロになりたいと思って大学を中退してしまうんです。

平原:それからスクールに通われたとか?

小野:僕は一切ないんですよ。あれだけ歌うことが好きだったのに、誰かに習ってみようというのはなくて。今思うと大学のサークルの先輩たちがその声の出し方はよくないとか、この曲を聴いて真似てみろとかいってくれて、それが今思うと的確だったなと。期待に応えようとやっていたのがよかったのかなとは思いますね。

平原:我流で得てきた歌声ということなんですね。

小野:洋楽を真似ていたら、ベロの位置とかが確立してきたという感じはあります。

平原:小野さんはベロの位置をすごく上手に使っていらっしゃるなと思います。

小野:ベロの位置が大切だってわかったのはデビューしてからです(笑)。デビュー当時ラジオをやらせていただいていたんですが、リスナーさんから「私は歌を習っているんですが、その先生が小野さんが歌っているビデオを持ってきて、『この人の口元を見なさい。この人のベロの位置は正しい』といっていました。小野さんはやっぱりすごいですね」とハガキが来たんです。それを見て「なんのことをいってるんだろう、わからない」って(笑)。

平原:逆に分析されて知るという(笑)。最初からやっていたということなんですね。

小野:自己流は時間がかかるとは思うんですが、結局ああだこうだやっていれば、行き着くところには行き着くのかなとは思います。

◆洋楽のカバーに挑戦したニューアルバム

平原:今回デビュー25周年を記念して洋楽のカバーに挑戦したアルバム『VS(ヴァ―サス)』が12月13日(水)にリリースされます。ハイトーンボイスで歌われている部分もありますが、低い声で歌われる部分もあって、私はその低い部分がとても好きでした。

小野:低い声は、若いときは出なかったんです。後付けの知識ですけど、声はどうしても歳とともに低くなっていくので、長年やっていて、低いところはこうしたらいいんじゃないかという工夫もできるようになって。数年前から、高い声はもういいじゃんって思っているんですよ。疲れるし。中音域より低いところで歌えたらいいなぁと思っていますね。

平原:選曲がまたすごいですよね。マライア・キャリーの「Hero」、セリーヌ・ディオンの「My Heart Will Go On」。全て高いですよね。

小野:マライア・キャリーとセリーヌ・ディオンはやっちゃだめだと思っていたんです。「その辺は手を出しちゃだめですよ」といったんですけど、周りに焚き付けられて、結局、最終選曲に残ってしまい……。これがアルバムの1曲と2曲目で……この曲順もどうなんでしょう? 自分で聴いていて、悲しくなってきましたけどね。必死さ加減が(笑)。

平原:ヴァン・ヘイレンの「Dreams」も圧巻でした!

小野:必死さ加減がいいと思います(笑)。でも50歳の自分の歌声が残せてよかったなと、やっといてよかったなと思っています。


小野さんのニューアルバム『VS』は12月13日(水)に発売。リリースイベントや、東名阪ツアーも決定しています。詳しくはオフィシャルWebサイトをチェックしてください。

次回、12月17日(日)の放送は、安田レイさんをゲストにお迎えします。お楽しみに!

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聴取期限 2017年12月18日(月) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス
放送日時:毎週日曜18:00〜18:55
パーソナリティ:平原綾香
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/hv/

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