ドイツの好経済の裏に兵器輸出、難民問題の元凶に!? 

ドイツの好経済の裏に兵器輸出、難民問題の元凶に!? 

ドイツの好経済の裏に兵器輸出、難民問題の元凶に!? 

中西哲生と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。
9月25日(月)放送の「BREAKFAST NEWS」のコーナーでは、ドイツ総選挙の裏側についてジャーナリストの仲野博文さんに話を伺いました。
(※9月25日(月)8:00頃に放送された内容です)



現地時間9月24日(日)に行なわれたドイツ総選挙(※日本時間では25日未明に投票終了)。放送時には開票率が75%にまで及び、メルケル首相が所属するキリスト教民主・社会同盟が約33%の票を獲得。
これでキリスト教民主・社会同盟の与党第一党、そしてメルケル政権4期目も確実となりましたが、仲野さんの話では「実は第一党をキープしたものの、(獲得した票が)4年前の選挙に比べると8%ほどダウンしているんです」と言います。

その要因となったのが、昨今ドイツで深刻化している移民・難民問題。メルケル政権はヨーロッパのリーダーとして難民申請者の受け入れに積極的でしたが、市民の間では反発している人も多いとか。
そんな彼らは4年前にできたばかりの新政党「ドイツのための選択肢」に傾倒しているようで、仲野さん曰くこの新政党は今回おそらく20〜30ぐらいの議席を獲得するだろうとのこと。その背景には、メルケル首相のキリスト教民主・社会同盟や野党・社会党といった既成の政党に嫌気がさしたのではという見方があるようです。

深刻化する移民・難民問題の一方で、ドイツの経済と雇用は好調。仲野さんも「100万人近い難民を受け入れても、今のところなんとかやってはいる」と言い、その理由には好調な経済があるそうです。
ただ、その中には軍需産業が含まれており、仲野さんもビックリしたというのがその現状。ドイツは今世界有数の兵器輸出国となり、昨年はアメリカ、ロシアに続いて世界第3位にランクイン。とあるソースによると、昨年だけで約7,000億円も稼いだというデータがあるそうです。

そんな話を聞いた中西は、ドイツも日本と同じく第二次世界大戦の敗戦国であり、国民感情も微妙なのでは、と仲野さんに問うと、「かなり賛否両論があるんですけど」と前置きしつつ、ドイツの実情について語ります。
ドイツでは1994年に法律の解釈が変わり、それまでドイツ軍は国内だけを防衛するという意味合いだったところが、ドイツの脅威になる国に軍を派遣できるという方針に転換したそうです。その結果、この20年の間に100人以上の戦死者が出ているとも。
また、兵器の話で言えば、中東諸国などにもドイツ製の兵器がたくさん出回っているようで、仲野さんは「もしかすると、ドイツ製の兵器が中東の混乱の片棒を担いでしまったんじゃないか、なんて話も出ている」と言います。さらには、「難民が出てしまった理由のひとつが、ドイツの兵器輸出にも間接的にはあったのではないかという指摘がありました」と話していました。

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【番組概要】
番組名:「クロノス」
放送日時:毎週月〜金曜6:00〜8:55
パーソナリティ:中西哲生(月〜木)、速水健朗(金)、高橋万里恵
番組Webサイト:http://www.jfn.co.jp/ch/

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