岸博幸氏、リニア中央新幹線の開通による経済効果を解説

岸博幸氏、リニア中央新幹線の開通による経済効果を解説

岸博幸氏、リニア中央新幹線の開通による経済効果を解説

中西哲生と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。12月20日(水)放送の「BREAKFAST NEWS」のコーナーには、慶應義塾大学大学院教授の岸博幸さんが登場。リニア中央新幹線の開通がもたらす経済効果について伺いました。



2027年に東京・名古屋間での先行開通を目指しているリニア中央新幹線。東京・名古屋間をわずか40分でつなぐこのプロジェクトにかかる総工費は約9兆円といわれています。リニア中央新幹線は日本にどんな経済波及効果をもたらすのでしょうか。

「リニア中央新幹線開通により、 “東京”を世界にアピールする狙いがある?」という中西の問いに岸さんは、「東京という都市単位ではなく、“首都圏”という概念での競争力強化を狙っている」と説明します。
日本の首都圏の人口は約3,500万人。首都圏にこれほど人口が集積しているのは世界中でも日本だけなのだとか。 “首都圏”という概念で考えると世界的大都市のニューヨークや香港、上海にも匹敵する競争力になるのだそうです。

また、人口が集積することはさまざまな意見交換につながり、いろいろなアイデアが生まれるきっかけになるため、経済効果の観点からみると非常に重要なことのだとか。「現在だと40分は、東京から千葉くらいの距離感。リニアが開通することで、日本で一番製造業が強い中京圏と首都圏が現在の東京・千葉間と同様の距離感になり、事実上の首都圏がさらに大きくなる。そして首都圏と中京圏の人間の交流が生まれることにより、日本にかなり大きな経済効果がのぞまれる」と岸さんは言います。

日本は2020年以降、人口減少や高齢化が加速すると言われており、東京オリンピック後の景気悪化が懸念されています。岸さんは「ほとんどのオリンピック開催国は、オリンピック開催後に景気が悪くなっている。にもかかわらず、東京オリンピック開催後は経済におけるプラスの起爆剤がほとんどない」とコメントし、「だからこそリニアの開通は日本にとって重要な出来事。談合は許しがたい」と述べていました。


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聴取期限 2017年12月28日(木) AM 4:59 まで

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【番組概要】
番組名:クロノス
放送日時:毎週月〜金曜6:00〜8:55
パーソナリティ:中西哲生(月〜木)、速水健朗(金)、高橋万里恵
番組Webサイト:http://www.jfn.co.jp/ch/

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