トランプ大統領 任期4年は確実に持たない!?

トランプ大統領 任期4年は確実に持たない!?

トランプ大統領 任期4年は確実に持たない!?

高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。
6月14日(水)の放送では国際ジャーナリストの小西克哉さんが登場。たかみなが最近気になっている世界情勢について話を伺いました。



世界中で日々さまざまなことが起こっていますが、やっぱり気になるのはアメリカ・トランプ大統領の言動。くしくも、6月14日は彼の誕生日。今年で71歳になりましたが、トランプさんをめぐっては絶えず多くの問題が勃発。支持率も低下し、「大変な状況ですよね……」とたかみな。

そんななか今回注目したのは「パリ協定からの離脱」。
パリ協定とは温暖化対策の新しい国際ルールです。その前段として1997年に京都議定書が制定されましたが、パリ協定はそこから飛躍的に進歩していると小西さんは言います。
というのも、京都議定書は先進国だけがCO2削減に取り組み、それ以外の国、たとえばインドや中国は参加していませんでした。それに納得がいかず当時のアメリカ・ブッシュ政権は離脱しましたが、今回は先進国はもちろん世界100カ国以上が参加。それでもアメリカが離脱する理由とは……小西さん曰く、深い話ではあるものの一言で言えば、「アメリカのただのわがまま」だとか。
それを聞いたたかみなは、「やっぱり地球温暖化ってみんなで考えないといけないことですよね……」とつぶやいていましたが、小西さんの話ではトランプさん自身は温暖化の認識はあるものの、それは人間のせいではないと思っているそうです。そこにはいろいろな陰謀説があると言われていますが、その考えは98%以上の科学者が却下し、アメリカの一部の科学者だけが陰謀だと唱え、それをトランプさんも支持しているようです。

このパリ協定はたとえアメリカが離脱しても進んでいくようですが、そんなトランプさんについて、小西さんは「任期4年は確実に持たない」と断言。すでに足下には火がついていて、最悪弾劾裁判で辞めさせられる可能性もありますが、それは下院が決めること。ただ、現在下院はトランプさんの共和党が多数派を占めているため、来年の秋に行なわれる中間選挙、その結果次第で一気に弾劾が進むのではと予想する小西さんですが、一方でそれまで持つかどうか……という話もあるようです。
たかみなもトランプ政権は持たないんじゃないかなと思ってはいるものの、「トランプさんはどうにかうまくやりそうなんじゃないかな……」という思いも捨てきれないようです。

そして、次なる話題はヨーロッパ情勢について。
先日のイギリス総選挙では、メイ首相の保守党が地盤を固めるべく行なったものの過半数をとることができませんでした。一方で、フランスは先の大統領選挙で親EU派のマクロンさんが勝利。現在行なわれている選挙でもおそらくマクロン派が躍進すると見られ、フランスは政治的な基盤ができつつあります。これはEUにとって大きなことで、イギリスのEU離脱交渉にも大きな影響があると小西さん。
昨年はトランプ大統領のアメリカ、そしてEU離脱を表明したイギリスと、自国ファーストの流れが大きかったものの、マクロンさんの登場でその流れがストップ。最近ではリベラリズムが強くなり、マクロンさんとドイツのメルケルさんによって状況が一変していると小西さんは話していました。

そして、最後は中東問題。
先日、サウジアラビア、エジプト、バーレーン、アラブ首長国連邦(UAE)、イエメンの中東5ヶ国がカタールと国交を断絶しました。たかみなはその背景が気になるようですが、小西さん曰く「ラジオでカタールを語るには登場人物が多すぎるドラマのようで、誰がどことどうなっているのかわからない」と、この問題はかなりディープな様子。
そもそもカタールとは1971年に独立した若い国ながら、石油や天然ガスが豊富でひとりあたりのGDPは日本より上、お金持ちの国なんだとか。そして、国教はイスラム教でスンニ派が多数派を占めています。
隣国のサウジも同じくイスラム教スンニ派なのですがもともと仲が悪く、そんななかカタールが、同じイスラム教でもシーア派でサウジとの仲は最悪のイランに寛容な姿勢を見せたことで関係性がさらに悪化しました。

また、カタールで慈善事業なども行なっているイスラム組織:ムスリム同胞団をサウジやエジプトがテロリストだと非難。カタールをテロ支援国だと断罪し、大きな亀裂が生まれてしまいました。

さらに、その関係に拍車をかけたのがトランプさん。
「またトランプさんが出てきた!」と驚くたかみなですが、彼が初の外遊でサウジを訪れたことがきっかけだと小西さん。オバマ前政権時代にはアメリカはサウジよりもイランとの関係性を重視し、サウジはそれに腹を立てていましたが、今回の外遊で両国の関係が回復。そのためサウジが強行的な姿勢をとったようで、小西さんは「トランプがいなかったらこんなことにはならなかった」と言います。

ただ、そこで気になるのは日本との関係。たかみなも気になっているようでしたが、サウジもカタールも日本にとっては大事な原油供給国。それだけに国交断絶が続くと円高になる可能性があると小西さん。現在はトルコなどが仲介に入ろうとしていますが、今後どうなるか小西さんもわからないようでした。

あまり報道されていない中東情勢を学べたと実感している様子のたかみなでしたが、最後に小西さんはこんなことも。
サウジはカタールがテロ支援をしていると非難していますが、実はサウジもイスラム国に莫大なお金を出している国なんだとか。両国ともイスラム国に金銭的な援助をしているそうですが、サウジの首を絞めることがイスラム国にとっても大きな影響を与えるそうです。小西さんが「この話は長くなるからと」と話をやめると、「絶対また来てください、お願いします!」と懇願するたかみなでした。

6月15日(木)の放送ではコピーライターの梅田悟司さんが登場します。お楽しみに!

【番組概要】
番組名:高橋みなみの「これから、何する?」
放送日時:毎週月〜木 13:00〜14:55
パーソナリティ:高橋みなみ
番組ホームページ:http://www.tfm.co.jp/korenani
番組SNS:
LINE=@korenani
Twitter=@KoreNaniTFM
Instagram=korenanitfm


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聴取期限 2017年6月22日 AM 4:59 まで

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