「食べる」「臭い」はNG!? 「うんこ漢字ドリル」誕生の裏話

「食べる」「臭い」はNG!? 「うんこ漢字ドリル」誕生の裏話

「食べる」「臭い」はNG!? 「うんこ漢字ドリル」誕生の裏話

放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。3月11日(日)のゲストは、「うんこ漢字ドリル」(文響社)の生みの親、古屋雄作さんです。高須とはテレビ番組のAD時代からの知り合いという古屋さん。現在300万部売れているという「うんこ漢字ドリル」誕生の裏話を聞きました。

古屋雄作さん(中央)、パーソナリティの高須光聖(右)とTOKYO FMアナウンサーの中村亜裕美



高須:そもそも「うんこ漢字ドリル」はどこから生まれたの?

古屋:最初は「うんこ川柳」というのをWebサイトでやっていたんです。「うんこがプカプカ浮いてます」とか、「うんこがゴトゴト走ります」とかをひたすら作っていたんです。2003年頃には、これを書籍化したいなと思っていましたね。

高須:その頃から頭の中にうんこ付いてたんや!

古屋:小学生の教材として活用できるのではということで出版社に持ち込んでいたんですけど、実現はしませんでした。

高須:「金を出すのは親です」、「こんなんを親が買いますか?」と。

古屋:まさにそうですね。で、こういう話を(文響社の)山本(社長)にもしていたんです。それを彼は覚えていて、文響社が波に乗ってきた2015年頃に「うんこ川柳」を出版する話が出たんです。

高須:神様が今の時代まで寝かせておいてくれたんやね。

古屋:山本は“教育とエンターテインメントをくっつけたい”と思っていたらしくて、それには「オノマトペ」か「漢字」しかないと。それで“漢字が学べるうんこ川柳”というところから……。

高須:“漢字が学べるうんこ川柳”って、うんこの中にようさん(要素が)入ってきたな(笑)。

古屋:漢字って反復練習をしますけど、それじゃつまらないじゃないですか。そこで例文をうんこ縛りにして、マス目に漢字を書くようなものを思いついたんです。それで山本が「これならいける!」と。

高須:山本さんの直感としっかりした流通の土壌と、古屋のファーストアイデアが活きたね。

古屋:そうですね。小学生男子には絶対にウケると確信していました。

高須:しかも“うんこ”って言っているのに、品がないものには仕上がってないよね。

古屋:ありがとうございます。そこはすごく気をつけました。やっぱり「うんこを食べる」とか「臭い」とかは一切使ってないです。

高須:正しいと思うわ。

中村アナ:例文はどのくらい考えるんですか?

古屋:今、6冊出ていて3,018個載っているんですけど、倍くらいはボツってますね。

高須:へえ。じゃあ「うんこ川柳」を書き留めていてよかったな。

中村アナ:たしかに。ストックがあったんですね。

高須:第2弾も作るの?

古屋:はい。「うんこ漢字ドリル テスト編」を。

高須:テスト編!? うんこは“漢字”に需要があるの?(笑)。

古屋:今の「うんこ漢字ドリル」は書き取りだけなので、学力が身についているかわからないんです。なので「テスト」をまずやろうと。

高須:なるほどね。今は(本が)当たっているから「そうやな」って思うわ(笑)。

古屋:でも、一か八かですよね。全然売れてなくてもおかしくないし(笑)。

高須:売れてなかったら「おもろいもん作るな〜。でも親は買わへんで!」って言ってしまいそうやもん。

古屋:そうですよね。だから「ヒットの要因」とか聞かれますけど、わからないんですよ。

高須:わからへんよね。もう、このキャラで番組作ったら? 塾を開くとか。

古屋:実は「うんこ学園」をやろうと思っているんです。次の「テスト編」には「うんこ学園の生徒募集中」って載ります。

高須:ええやんか(笑)。面白いなぁ。

今回話題になった「うんこ漢字ドリル テスト編」は、絶賛発売中です。

【番組情報】
タイトル:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00〜25:29
MC:高須光聖、中村亜裕美
番組HP:https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/

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