“不良=モテる”は古い! いま「モテる男子」の3条件とは?

“不良=モテる”は古い! いま「モテる男子」の3条件とは?

“不良=モテる”は古い! いま「モテる男子」の3条件とは?

コラムニスト・小田嶋隆が木曜パーソナリティをつとめるTOKYO FMのニュース番組「TIME LINE」。12月21日(木)の放送では、博報堂生活総合研究所・酒井崇匡さんが登場。不良学生が減少する理由と「モテる男子」像の変化について語りました。



「80〜90年代に比べて、特に2000年代後半からどんどん不良がモテにくくなっているのは確か」と酒井さんは言います。小学4年生から中学2年生を対象に行った博報堂生活総合研究所による、「こども20年変化」調査(※)の結果では「学校へ行くのがイヤ、校則に従うのが恥ずかしい」と回答した子どもが過去20年間で最低になったことが分かりました。(※1997年から10年毎に実施)

酒井さんは、警察庁が発表している少年の検挙・補導人員が近年、激減している点を例に出し、現在は不良の数が大きく減ったこともあり、若者文化の象徴として不良にスポットライトが当たらなくなったと意見します。「80年代だと、高校の学年に4〜5人くらいは検挙されるくらいのハードコアな不良がいた。でも今ではひとりいるかいないか」「漫画で不良が活躍するのも80〜90年代。2000年代後半からは不良コンテンツが少なくなって、内容も反社会性や悪さが前面に押し出されなくなってきました」とのこと。

今では「不良=モテる」の定義も崩れ、ある学校教員によると「清潔」「優しい」「頭がいい」の3つが女子に人気のある男子の条件だとか。具体的な例として教員は、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)で星野源が演じた役を挙げたそうです。実際に、酒井さんたちの調査でも「頭のいい男の子が好き」と答える女子が増加傾向にあり、2000年代後半からオタクカルチャーが一気に市民権を得たことも“モテ像”の変化にひと役買っているとのことです。

なぜ不良は減少したのか。酒井さんは大人と子どもの関係性が変化したことを理由に挙げます。「体罰がすごく減っています。小学4年生から中学2年生の子ども達は20年前くらいだと2割は先生に殴られていましたが、今ではほぼゼロです。また『親から叩かれたことがある』という子も過半数を下回ったんです。反面で『両親は自分の話をよく聞いてくれる』という子は過去最高でした。もう反抗する相手がいなくなった、と言うこともできます」とのこと。一方で、親子の関係が緊密になった裏では、逆に子どもから家族への家庭内暴力も増えていると酒井さんは話していました。

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聴取期限 2017年12月29日(金) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:TIME LINE
放送日時:毎週月〜木曜19:00〜19:52
パーソナリティ:佐々木俊尚(月)、速水健朗(火)、古谷経衡(火)、ちきりん(水)、飯田泰之(水)、小田嶋隆(木)
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/timeline/

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