向井理が選ぶ“実話をもとにした映画”ベスト3

向井理が選ぶ“実話をもとにした映画”ベスト3

向井理が選ぶ“実話をもとにした映画”ベスト3

ミュージカル女優・笹本玲奈とグレゴリー・スターがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「スカパー! 日曜シネマテーク」。
6月18日(日)の放送では、俳優の向井理さんが“実話をもとにした映画”ベスト3を選んでくれました。



向井さんがオススメする実話をもとにした映画のひとつ目は、「デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-」(2011年/ベルギー)。
本作は、イラクのフセイン元大統領の息子であるウダイ・フセインとその影武者を題材にした物語で、ドミニク・クーパーが息子と影武者の2役をひとりで演じています。
外見的な違いは歯並びを少し変えているだけなのに完全に演じ分けていたことに驚かされたと話す向井さんは、「最初はまったく違う役者さんが演じているのかと思ったほどでした。賛否両論がある作品ですけど、ドミニクの演技だけでも観応えのある映画」だと絶賛。

続いて向井さんが挙げたのは「ダラス・バイヤーズクラブ」(2013年/アメリカ)。
「第86回アカデミー賞」主演男優賞をはじめ数多くの賞を受賞した本作。主演のマシュー・マコノヒーの演技にいつも感心させられると語る向井さん。この作品でマコノヒーが演じたのは、病気でみるみる痩せていく役どころ。「本物の病人のように痩せていき、観ていて辛くなるほどでした」と、役作りで20キロ以上痩せた彼の役者魂に尊敬の念を抱いていました。

そして、3つめに挙げたのは「エリン・ブロコビッチ」(2000年/アメリカ)。
本作は訴訟大国・アメリカならではの物語。向井さん曰く、弱い立場の人間が大きな組織に立ち向かい、訴訟で勝利を勝ち取る逆転劇とあって「観ていて痛快でスカッとする作品」なのだそう。ジュリア・ロバーツが演じた実在の主人公、エリン・ブロコビッチさんがカフェ店員として少しだけカメオ出演しているので、そこも面白ポイントとして挙げていました。

以上が向井さんチョイスによる実話をもとにした映画ベスト3ですが、この日は映画評論家の前田有一さんをゲストに迎え、この3つの作品について解説してもらいました。

「デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-」について、まず普通に生きていたら覗くことのできない産油国の超お金持ちの独裁者のやりたい放題の贅沢な暮らしぶりが垣間見れるところが面白いと前田さん。劇中ではかなり残酷な内情が描かれていますが、それがやけにリアルなのは「影武者を務めた人の手記を原作にしているから」なのだとか。過激な描写もあるものの「自分であって自分でない……影武者という複雑な立場に自我を揺さぶられる人間ドラマが面白い。悪いことをした者はそれなりの報いを受けるし、観終わったあと、嫌な気分にならない」と話します。

そして、「ダラス・バイヤーズクラブ」は、HIVに感染してしまったマコノヒー演じる主人公が、法律を完全に無視して無認可の治療薬を輸入するなど、病人とは思えぬ破天荒な行動力で治療に取り組む姿をブラック且つ痛快に描いた作品。
向井さんが語っていたのと同様に、「アカデミー主演男優賞としてふさわしい」と、本当に余命30日かと思ってしまうほどのマコノヒーの役作りに、前田さんも舌を巻い
ていました。

全米でも有数の巨額訴訟を勝ち取った実話を映画化した「エリン・ブロコビッチ」の見どころについて「勝ち目のない訴訟を専門家でも何でもない人がひっくり返してしまうところ」だと前田さんは解説。なんでも企業の和解金としては桁違いの350億円を手にした実話とあって、かなりぶっ飛んだ人生を歩んだ主人公を見事に演じきったジュリア・ロバーツの演技を絶賛していました。

今回、“実話をもとにした映画”ベスト3を選んだ向井さんが企画・主演した映画「いつまた、君と〜何日君再来〜」が、6月24日(土)より全国公開となります。

今作は向井さんの祖母の卒寿(90歳)のお祝いに、家族や親せきと自費出版して贈った祖母の手記を、7年もの歳月をかけて映画化した意欲作。向井さんは、「戦後の大変な時代を生き抜いた人たちがいるからこそ、今の自分たちがいるんだなと改めて思えるような作品になった」と作品への手応えを語り「ぜひ、劇場に足を運んでいただけたら」と、締めくくっていました。

なお、この日の番組の模様は『radikoタイムフリー』で聴くことができるので、ぜひチェックを(※1週間限定)。

【番組概要】
番組名:「スカパー! 日曜シネマテーク」
放送日時:毎週日曜15:00〜15:25
パーソナリティ:笹本玲奈、グレゴリー・スター
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/movie/

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聴取期限 2017年 6月26日 AM 4:59 まで

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