中川翔子「ブラックホールってどうやって確かめるんですか?」

中川翔子「ブラックホールってどうやって確かめるんですか?」

中川翔子「ブラックホールってどうやって確かめるんですか?」

9月19日、中川翔子さん、国立天文台の渡部潤一先生がナビゲーターとなり、宇宙や星座にまつわる情報を紹介する特別番組「三菱電機 presents 星に願いを 〜The Celestial Railroad〜」が放送されました。水樹奈々さんが車掌(案内役)をつとめる「天空列車」に2人が乗り込み、さまざまな角度から「宇宙」にまつわる物語を語り合いました。



中川「うわぁ、私の初恋の相手、木星様です! いつ見てもハンサムでボーダーが似合ってシブくて巨大で男らしい! 渡部先生、最近の木星の様子はいかがですか?」

渡部「見た通りですね、縞模様もしっかりしていますし、大赤斑も見えています。そういった意味では元気ですよ」

中川「ちょいちょいと木星のボディに隕石がぶつかって、意外と穴が空いているらしいのですが……」

渡部「時々ピカッと光っているんだよね」

中川「時々って、どのぐらいのスパンですか?」

渡部「1年にいっぺんは光っているみたいですよ」

中川「そんなハイペースでボディにダメージを食らっているなんて……ダメージ男子の元祖ですね(笑)。カッコいいなぁ。しかも最近、探査機のジュノーが木星に到達したことも話題になってますよね。ジュノーが探査を終えた後、木星の大気の中に突っ込んで役目を終えると聞きました。うらやましい。今いちばんなりたい存在が、ジュノーですよ!」

渡部「ハハハハハ!」

中川「ジュノー先輩には頑張ってもらいたいですね。探査ではどんなことが分かりそうですか?」

渡部「初めてだと思うんだけど、木星の周りをまわるのに、普通は赤道上を横にまわるんですが、今回は縦にまわるんです。つまり、北極南極がよく見えるような軌道を通るんですよね」

中川「そして先生、最近は木星をはじめ太陽系の姿がよく分かるご本をお書きになられたんですよね。『最新 惑星入門』。奥様と一緒に書かれた素晴らしい永久保存版の本です」

渡部「いろんな探査機のおかげで様々なことが分かりつつあるので、そういう最新の部分を紹介しながら基礎的な部分も盛り込みました。しかもそれぞれの惑星や天体をこうやって見ると面白いよという、自由研究にも使えそうな観察のガイドブックにもなっているんですよ」

中川「宇宙のデータって毎年変わっていくから一冊にまとめるのは大変そうですよね」

渡部「この本を書いているときもいろんなニュースが入ってきて、それをどこまで入れるかは悩みましたね」



中川「うわぁ、さっきまで満点の星の中にいたのに急に真っ暗に! 先生、ここはどこですか?」

渡部「これは“はくちょう座X-1”というブラックホールの有力候補と言われている天体ですね」

中川「ブラックホールってどうやったら確かめられるんですか?」

渡部「重力波といわれるもので、ブラックホールを探します。もともとブラックホール同士の合体によって重力波が生まれる、というのはずっと言われていたんです。これはアインシュタインが出した最後の宿題と言われています。アインシュタインは100年前に重力波の存在を予言していて、一般相対性理論の証明にもなるんですけども、今年に入ってその重力波が観測されたんですよ。人類はその宿題をついにやり終えたということで、観測チームのノーベル賞受賞は確実だと言われています」

中川「人類が重力波を観測したことによって、もっと宇宙について手掛かりを得ることができるってことですかね? 例えばダークマターやダークエネルギーとか」

渡部「今、天文学者もダークマターやダークエネルギーの正体を一生懸命調べていますよ。最近は素粒子物理学という、物質の小さな根源を調べる人たちも頑張って調査しています」

中川「その謎が解き明かされちゃうのって、嬉しさ半分、知って良いのかな?と不思議な気持ちになりますね。私たちが知っていることって、宇宙のほんのひとつまみ。新しい技術で宇宙をのぞいたとき、思いもよらない物語が目の前に現れてくるのかもしれませんね」


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<番組概要>
番組名:「三菱電機 presents 星に願いを 〜The Celestial Railroad〜」
放送日時:9月19日15:00〜16:50
パーソナリティ:中川翔子、渡部潤一、水樹奈々
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/negai/

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