街の人に聞きました。「自動運転のクルマ、気になりますか?」

街の人に聞きました。「自動運転のクルマ、気になりますか?」

街の人に聞きました。「自動運転のクルマ、気になりますか?」

東京の声とシンクロするTOKYO FMの番組「シンクロのシティ」。ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、さまざまな人々に声をかけ、ひとつのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーと共に考えるのはパーソナリティの堀内貴之。
7月20日のテーマは「街の人に聞きました。自動運転のクルマ、気になりますか?」。世界中で熾烈な戦いが行われている各メーカーの「自動運転」の開発。グーグルの自動運転車はすでに実験的にサンフランシスコの街を走っており、日本からはホンダも自動運転に乗り出しました。今か今かと待たれる自動運転車の普及。ワールドスタンダードとなるのはどんなクルマなのか? その期待度を街の人に聞いてみました。
(TOKYO FM「シンクロのシティ」2017年7月20日放送より)

街の人に聞きました「自動運転のクルマ、気になりますか?」



「自動運転のクルマ、気になりますか?」

【◆お台場で出会った35歳の男性】
最近、AIを搭載したものもあるので気になりますね。できれば、試しに乗ってみたいですね。昔は高いクルマにしかないという感じだったんですけど、最近はいろんなクルマに“安全”と謳って付いてくる言葉なのかなと、興味は持ってますね。すべてが機械に任されるというのは面白くないのかなと。人の個性があるので、安全に対する意識とか、標準化というのは難しいと思うんですけど、安全に資するという意味では普及してくれると嬉しいですね。

――今、自動運転に関してのイメージはどこまでですか?

車間距離とか、誤発進とか、人を認知して止まってくれるというところまでなのかな。すべてを自動化というのは、まだ。ただ、免許取って15年経つので、慣れとかマンネリ化とかを気付かせてくれるAIとかが付いたクルマがあってもいいのかなという程度ですね。注意喚起をしてくれるものがあったらいいなと思いますね。僕はクルマは生き物だと思うので、エンジンの回転数だとか、音だとか、調子はどうなのかなとか思ってしまうので、そういう人にとっては、すべてオートメーション化というのは寂しいのかなと思いますね。いい意味で共存できればいいのかなと思います。

【◆国立競技場で出会った71歳のタクシー運転者の男性】
うーん、実際走っていないし先のことだからね。ただ「このクルマは自動運転してますよ!」ってパッと見でわかるようにしないと混乱が起きるかもね!

――タクシー業界ではどうでしょう?

えっとね、ほとんど話には出ない。実際、タクシーには無理じゃないかな、今の交通事情を考えたら。今も、ナビでもバカみたいに遠回りするときがあるからね(笑)。

――部分的な自動運転はどうですか?

そりゃあ、高速道路を走るときは自動なら運転も楽だし……そういうのはいいと思うけど。お客さんもどうなのかな〜? たとえば、いつも(同じタクシーを)使っていつも同じ道を行く人は、変な運転手に乗るよりかはね〜(笑)。誰もいなくて運転してくれるからいいけど、まだまだ先! この間、芝公園だったかな? 無人バス走ってましたよ、公園の中を。 人が出てくると止まって……ピッピッピーって! 完全自動! (バスの中には)誰もいないよ(笑)。私なんか古い人間だから、人間がやるべきところは人間がやったほうがいいよ! たとえば、連続作業とかなら機械がいいけどね! SFの世界じゃないけど、将来、機会に人間が支配されるかもよ?って冗談で言ってますよ(笑)。

【◆恵比寿で出会った35歳の男性】
興味あります。渋滞とかのとき、運転しないときに楽なんで。渋滞がしんどいです。

――運転するのが好きで運転しているのでは?

運転は好きです。だけど、ずっと運転していたいわけではないので自動運転もあっていいなと思います。好き嫌いわかれると思います。だけど、選択肢かなと思います。お子さんとかいたら便利かなと思います。事故も減るかな。

――完全に自動運転になったら?

だったら、僕は使わない。運転したいからですね! 運転は好きです。

【◆恵比寿で出会った35歳の男性】
物としては興味あります。個人的には完全な自動は興味ないので、どの程度のレベルかによって楽しさがあったりなかったりすると思います。

――どの程度のレベルなら興味がある?

自分で操るってことを前提に考えたいと思ってます。100%自動運転なら、タクシーに乗ればいいだけなので、そこをどう両立するのかっていうのが、個人的な興味です。

――運転は楽しい?

渋滞のときは嫌ですけど、それ以外は楽しいです。

――自動運転で良くなる点は?

よくわからないですけど、事故は減るんじゃないかと思います。事故が減れば普及もすると思いますし、全部自動だと注意散漫になっちゃうけど、適度だと自分も気を使いながら楽になるので、いいと思います。

【◆国立競技場で出会った51歳の男性】
気になりますね。自分が体も神経も楽になるかもと思いますね〜! 鮮魚から野菜、珍味類などをお客さんに応じて配達しています。全部自動化になれば渋滞なんかも少なくなりますけど……まぁ〜夢のような話じゃないでしょうか(笑)。資金のある会社が導入できるんじゃないですかね。身体の不自由な方には外に出る機会が増えていいとは思いますけど!

――物流のお仕事をされていると、こういった部分を自改善してほしいってありますか?

やっぱり路上駐車……停める所の心配がなくなればいいですよね〜。今、荷降ろしでも駐禁のオジさんがまわって来るので、すぐキップを切られて大変です。

――まずはそこからって感覚も?

そうですね、自動とかそういうのを全部やってくれるんなら、駐禁もなくなって安心して配達できるなと思いますね!

【◆恵比寿で出会った55歳の男性】
気になってますけども、クルマの楽しさがなくなると思います。クルマは、自分で運転して、クルマと運転手が一体になって初めてクルマだと思いますので、私は全く興味ないですし、あまり世の中に出してほしくないです。自動運転は楽しくないと感じます。

――良い点は?

高齢者の方の事故が減るのはいいと思いますけど、事故が起こったときに、クルマの責任なのか運転手の責任なのか、それがあるので、全自動にはならないとは思ってます。

【◆浅草にある中古車ショップオーナーの男性】
今、自動運転に関しては、世の中で大きなテーマになっているので、未来に向けて大きなテーマかなと、自動車業界の者としては思ってます。半自動運転的な感じで人が感知していく中で、事故を減らしたり、安全に行けたりというレベルで、そこには大きな希望や可能性は秘めてると思います。高齢者の方や障害を持っている方は、今まで限られていた行動範囲が大きく広がる。安全面においては、衝突しなくなる。今まで運転に自信があった方でもちょっとしたミスをなくす、これは大きなメリットだと思います。世の中、100%自動運転のクルマだと事故はなくなると思います。でも、自動運転じゃないクルマが混ざってると、まだまだ課題はある。日夜、研究開発で近付いてはきてますが、自動運転が定着した安全なクルマ社会というのは、2020年には実現しないと思います。スタートラインに立ったばかりなので、これは大きなテーマとして、日本の自動車メーカーが世界の自動車メーカーと戦って、世界に日本の自動運転が通用するような時代を築き上げてほしいなと。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のような時代が、いずれ来るかもしれないと思っております!

【まだまだ課題アリ。でも近い将来、いつかは……】

「まだ先のこと」「そんなに期待はできない」というものが多かった街の声。すべてが自動運転のクルマになるまでには、まだまだ時間がかかるのだろうと感じました。堀内貴之は「クルマに愛着があればあるほど、自動運転に首をかしげたくなる気持ちもわかりますよね。ガソリンが電気になるだけだって、抵抗がある人もいる。でも排気ガスを出すよりクリーンなほうがいいし、自動運転は何より事故が減る。確実に未来に向かって良くなっていると思うんです。あとは、所有するかどうかはその人次第。運転してこそクルマというのもわかる。クルマ選びは、自分の部屋を選ぶのと同じことですから」とコメント。

まさに過渡期にあるクルマという存在。これからどうなっていくのか、じっくりと見守っていく必要がありそうです。

<番組概要>
番組名:「シンクロのシティ」
放送日時 :毎週月〜木曜15:00〜16:50
パーソナリティ:堀内貴之、MIO
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/city/

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