「2017年No.1 映画」解説者が500本観て選んだ作品は?

「2017年No.1 映画」解説者が500本観て選んだ作品は?

「2017年No.1 映画」解説者が500本観て選んだ作品は?

高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみのこれから、何する?」。12月26日(火)の放送では、映画解説者・中井圭さんに、年末年始に観るべきオススメ作品を伺いました。



まず、中井さんが「今年の1本」として挙げたのは、今年5月に日本で公開されたSF映画「メッセージ」。地球各所に12機の宇宙船が飛来するなか、知的生命体との対話に挑む女性言語学者の姿を描いた作品です。「今年500本観たなかで1位」と太鼓判を押す中井さんは「運命と人間の意思についての哲学がある。人間は決定された運命に運ばれるのか、自分で選択をするのか、そこに介在する愛を描いています。すごい映画です」と力説。ちなみに同作は、2017年第89回アカデミー賞作品賞など8部門にノミネート、音響編集賞を受賞しています。

次のオススメは現在公開中の映画「わたしは、幸福(フェリシテ)」。アフリカ・コンゴの首都キンシャサのバーで歌いながら、ひとり息子を育てているシングルマザーのフェリシテ。最愛の息子が交通事故に遭い、絶望から歌えなくなってしまいます。失意の彼女が出会ったものは……。「この映画ほどアフリカの日常を描いている作品はないんじゃないか。いいことも悪いことも対比的に表現されていくけれど、そこには生命力があるんだ、と感じることができます」と絶賛していました。

すでにDVD化されている作品からは、映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」をチョイス。トラウマを抱えて孤独に生きる男が、兄の死をきっかけに故郷に戻り、甥の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合っていく姿を描いたヒューマンドラマです。中井さんは「映画って、つらいできごとを2時間のなかで改善していくじゃないですか。この作品は都合よく立ち上がらず、本当につらいことを抱えた人がどうやって向き合っていくのか、一歩を踏み出せるのかを描いています」と、同作の“誠実さ”に注目。たかみなは「年末年始の休みの間に、重厚な作品に向き合うことで、成長できるかもしれないですね」と、正月に観るべき作品としてチェックしました。

“とにかく泣ける作品”として中井さんが選んだのは、2005年公開の韓国映画「トンマッコルへようこそ」。本作は、争いごととは無縁の村・トンマッコルに迷いこんだ兵士たちが、村人の温かさに触れて互いの絆を深めていく人間ドラマ。中井さんは「僕、後半はずっと号泣でした」とのこと。年末年始に“涙活”してリセットしたい人にはぴったりの1本かも!?

続いてオススメの映画「ありがとう、トニ・エルドマン」は、第69回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞するなど、世界各地で評価を受けました。正反対の性格の父娘が織り成す交流をユーモラスに描き、ドイツで大ヒットを記録したこのヒューマンドラマ。「自分を見失っている人に、本当に大切なものは何かを教えてくれる作品」だそうです(※2018年1月6日(土)DVDリリース)。

最後は、12月23日(土)に公開となったばかりの映画「勝手にふるえてろ」。芥川賞作家・綿矢りささんによる同名小説の映画化で、恋愛経験のない主人公のOLがふたつの恋に悩み、妄想&暴走するさまを描くコメディー。中井さんによると「主人公を演じる松岡茉優さんがとにかくすばらしい」とのこと。「来年の映画賞を席巻する可能性も!」「彼女以外この役はできなかったんじゃないか!?」と絶賛します。

中井さんがオススメする年末年始に観るべき映画は、甲乙つけがたい作品がズラリと並び、「観たい映画がたくさん出てきた!」とメモをとるたかみなでした。


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【番組概要】
番組名:高橋みなみの「これから、何する?」
放送日時:毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ:高橋みなみ
番組ホームページ:http://www.tfm.co.jp/korenani
番組SNS:
LINE=@korenani
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