Official髭男dism藤原 ドラマーからボーカルへ「迷うぐらいだったらやって笑われた方がいい」

Official髭男dism藤原 ドラマーからボーカルへ「迷うぐらいだったらやって笑われた方がいい」

Official髭男dism藤原 ドラマーからボーカルへ「迷うぐらいだったらやって笑われた方がいい」

Official髭男dismのボーカル・ピアノの藤原聡さんが、5月29日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。最初はドラムを担当していたという藤原さんに、バンドを始めたきっかけや各楽曲への思いを聞きました。



――バンドを始めたきっかけは?

藤原:ピアノは両親の影響もあって、幼稚園ぐらいの時からクラシックをやってたんですよね。その後小5ぐらいの時にドラムに出会って、そこからどんどん音楽の世界に魅せられていきました。で、中学校になってからバンドをめちゃくちゃ聴き始めたんです。初めてバンドを組めたのは高校1年生の時です。BUMP OF CHICKEN、RADWIMPSなどいろんなコピーをやっていくうちに、メンバーのボーカルが曲を作り始めるようになって、オリジナルバンドとしてやっていくようになりました。

とーやま校長:その時は作詞・作曲もしてない?

藤原:作曲をちらっとやり始めたぐらいの頃で、歌なんてコーラスぐらいしか歌ってなかったですね。

とーやま校長:“絶対に音楽でやってやる”っていうスイッチが入った瞬間はどこだったんですか?

藤原:今の髭男でデビューが決まった時でしたね。その時は、まだ地元で社会人として働いていたんです。サラリーマンをやってる時に音源だけデビューしてるような感じで、デビュー日も普通に働いてたんですよ。でも今自分が働いている間にももっと素敵な曲が生まれて、もっと素敵なライブをするバンドがいてって思うと何だかすごく悔しかったし、自分の音楽がだんだん愛しいものになっていったんです。始めは(曲を)出すことへの不安とかもすごいあったんですけど、自分が“こういう音楽が世の中にあったらすごい面白いのに”って思うものができてるって自信があったから、これは行くしかないと思ってデビューしてちょっと経ってから上京を決意しました。

とーやま校長:スゴいな。自分のものに愛情が生まれる瞬間があったんですね。

藤原:そうですね。CDを聴き返すと、“あそこの音をはずしてるわ”とか、“ここの歌詞な〜……”って後悔することも結構あったんですけど、でもデビュー作を改めて聴いてみて、自分の背中のかゆいところに手が届くような音楽が今はやれているなって思ったんです。まだまだ未熟なところはもちろんいっぱいあるし、これからもっと良くなっていくところはたくさんあると思うけど、自分の根底から出て来る音楽を絶対絶やしたくないなと。そう考えた時に、“今働いてる職場も大切だけどもっと素敵な音楽をたくさん作るために、この場を去って音楽をライフワークとしてやっていこう”って思い切りましたね。

――ここで「未完成なままで」をオンエア

とーやま校長:これはファーストEPの『What’s Going On?』に入っている曲ですね。何かを始めようとする時に、未完成は怖いけどそこでビビって何もできないっていう選択を取ることのほうがよっぽど怖いことじゃないですか。

藤原:そうですね。この曲は本当にそれを強く思った時に、生まれた歌詞やったんです。自分が上京して来て一番最初にできた曲なんですけど。

とーやま校長:いくつぐらいの時ですか?

藤原:1年前なので24歳です。もちろん自分の音楽にもバンドにも自信があって上京して来たんだけど、でも自分の中で犠牲にするものもあったわけで、その選択が本当に正しかったんだろうかと一瞬チラッと考えたんですよね。その時に自分の今までの人生を振り返ってみると、高校2年生に上がる時に文系に行くのか理系に行くのか決めなきゃいけなかったんです。まだどっちにしたいかっていう自分の意志がなくても、選択を迫られる瞬間がやって来る。

とーやま校長:どっちがいいのかもわかんないよね。

藤原:大学にしたってそうで、何を勉強したいかわからないって人だってどこかの学部に進む選択を強いられる。でもその中で、取りあえず選んだ道でも“ここでやっていこう”っていう自分の信念みたいなものを改めて持ち直す、そのタフさみたいなものが大事なんじゃないかなって思ったんです。なので、“取りあえず”とか“未完成”とか、自分に自信のない状態で選んだ選択だったとしても、何もしないで立ち尽くすよりはマシだし、『迷ったらDoだよね』ということ。一緒にどんどん進んで行こうぜってメッセージを、自分にも言い聞かせたかったし聴いてくださってるみんなにも伝えたかったので、この曲が生まれました。

――ここで「異端なスター」をオンエア

とーやま校長:この曲は、先月発売になった3枚目のミニアルバム『レポート』の中の曲。今の話の流れから聴いたらよりいいですね。

藤原:“僕はドラムからボーカルに転向しますよ”、“髭男を組みますよ”と言った時に、反対する人もいたんですよね。“ドラムもそれなりに叩けてるのに、なんで突然ボーカルを始めるの? 遅れを取るよ?”みたいに言われたりとか、“そういうキャラクターじゃないよね”って先輩に言われたりとかって結構ありました。先輩は先輩なりの思いやりで言ってくれてるっていうのは痛いほどわかるんですけど、自分がやりたいっていう一歩を踏み出すためにすごく勇気がいった瞬間で、その時に、迷うぐらいだったらやって笑われた方がいいわと思ったんです。だから「異端なスター」には本当にそういうところがこもっていて、自分がバンドをやる上で大事にしてる信念みたいなものがすごく入ってるなと思っています。



6月からは、ツアー「Official髭男dism one-man tour 2017」がスタートします。藤原さんは、「先月発売された『レポート』っていうアルバムの曲を、早くみんなの前でワンマンライブでやりたいって衝動が“×4人”なんで、スタジオの熱量がすごいんです。クーラーをめちゃくちゃ下げないとやってられないぐらい熱いです。その熱量をそのままライブハウスに持ち込もうと思ってます!」と語っていました。詳細はOfficial髭男dismのオフィシャルサイト(http://higedan.com/)をご確認ください。

<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:
月〜木曜 22:00〜23:55
金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト ⇒ http://www.tfm.co.jp/lock/

<今後の予定>
6/1(木) 私立恵比寿中学が生出演
6/1(木) SHE’S「Over You」初オンエア
「未確認フェスティバル2017」ネットステージ投票受付中!

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聴取期限 2017年6月6日 AM 4:59 まで

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