映画「怒り」豪華キャストとの向き合い方

映画「怒り」豪華キャストとの向き合い方

映画「怒り」豪華キャストとの向き合い方



9月17日に公開された、吉田修一原作の映画「怒り」の監督、李相日さんが、TOKYO FMの番組に生出演。
映画のストーリーについて語りました。
(放送作家の鈴木おさむがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「よんぱち」、9月16日の放送より)

【映画「怒り」】
「怒」という血文字が残った八王子の未解決殺人事件から1年後、千葉、東京、沖縄を舞台に前歴不詳の3人の男と出会った人々がその正体をめぐり、疑いと信頼のはざまで揺れる姿を描いていく群像劇。

──李相日さんが監督・脚本を務められた映画『怒り』が公開

本になる前の段階で、吉田さんから「原稿を読んでほしい」と送られてきたんですよ。
ただ感想を言うっていうことじゃなくて、「悪人」より映画化は相当難しいなと思って。
1人1人の感情の強さに引っ張られて、吉田さんとお会いして、プロデューサーの川村くんもいたんですけど。
気がついたら、映画の話でほとんど進んでいたので、きっかけがあるようでないんですよね。
映画の事を想定していたというよりは、書いてる最中に、僕のことが浮かんだと仰っていまして。
お話の中に「悪人」と繋がる部分もあるんですよね。

──どうやって脚本を作ったのか?

基本的には1つ1つの物語を、全部起承転結というか、1本作るくらいのものを3つ用意するんですよ。
そのあとに、それをどう1つの話に紡いでいくかという組み合わせですね。
画で伝えるということに関して、役者の力量が問われますよね。出てきたときに、何を背負っているかを感じさせないといけないですからね。

──ラブシーンに挑戦した妻夫木聡さん、綾野剛さん

やっぱり、2人の話がメインなので。2人の中での絆が本物になっていかないと、それが終盤でどうなっていくことにハラハラするので。
よく映画の中で、男女でも好き合ったりっていうのは沢山あるんですけど、ただ同じ方向を向いて座ってるだけで”この2人には、かけがえなのない絆があるんだな”っていう空気感を、どう作るかですよね。
妻夫木くんは早い段階から体を作ったりとか、よく新宿二丁目っていいますけど……入っていって、いろんな時間を人と接すること、観察することですよね、雰囲気って目に出るじゃないですか、人の見方とか。
僕も取材で発展場に行ったんですけど、見る目が違うんですよね。その目つきっていうのは、体感しないと分からないでしょうね。



──渡辺謙さん、宮崎あおいさんが演じる親娘のストーリー

複雑ですよね。愛情はあるんだけど、自分の娘を”どこか欠けてるんじゃないか”という思いが消えないというか……。普通、好きな男ができて、これで幸せになるかなと単純に信じきれない。
どこかで自分の心の重荷を下ろしたいみたいな気持ちもあったりして、けっこう複雑な親父像ですね。
ただ、泣くっていうことじゃなくて、僕は台本に「慟哭」って書いたんですけど。あおいちゃんが最初に「慟哭ってなんですか?」というところからディスカッションが始まって。
怒りって、単純に人に向いたりするように聞こえるんですけど、自分自身に対して向かっていく怒りって、終わりがないですよね。

──森山未來という役者

森山くんは特殊な雰囲気というか、空気感というか……何を考えているか、人に感づかせない鋭さがありますよね。彼には届かないですね。
みんなアプローチも違うし、どこに自分を追い込もうとしてるのかっていうところも違いますね。
一番言葉を沢山さらしたのは、森山くんかもしれないですね。逆に少なかったのは、松山くんかもしれないですね。


パーソナリティの鈴木おさむが、ゲストの旬な話題を掘り下げるTOKYO FM「よんぱち」。ラジオならではのココだけの話にご期待ください。
2016年9月23日(金)の放送は、ゲストに俳優・山本裕典さん、ビビる大木さん、aikoさんが生登場。ホットな話題をお届けします。

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<番組概要>

番組名:「よんぱち 48 hours 〜WEEKEND MISTER〜」
放送日時 :毎週金曜13:00〜16:30
パーソナリティ:鈴木おさむ、岡部茉佑
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/48/

週末の48時間=よんぱちを充実させる情報満載の生ワイド番組。放送作家、鈴木おさむが旬の情報とゲストを迎えてお送りします。

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